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美味しいんだけどなぁ 渝園酒家@虎ノ門1丁目 [ 東京ランチ]

ガッツリ系の中華があるよ、と巨漢のKさんとランチに行きました。

「渝園酒家」さん。
なかなか立派な店構えで、ちょっと高級感があります。
でもガラスのドアには「中国家庭料理」と書いてありますよ。

ここは四川料理のはず。
あっ、そういえばKさんは辛いものは得意じゃなかったかな?
でもまぁ、いいよね!入りましょうよ。

虎ノ門1丁目に、純高級四川料理を謳った「新渝園」(その以前は「新渝苑」)があった。そこが若者向け(要するに安いってことね)に出店した支店が、ここ「渝園酒家」だったようです。
でも今は本店が閉店して、このお店しかありません。
「新渝苑」のエピソードはここ:「虎ノ門、中華料理の「新渝苑」」
http://homepage3.nifty.com/~bbf/21gourmet.html

店内はお客でいっぱい。なかなか繁盛しているようです。
フロアで働いているのは中国人のおねえさん。

5種類の定食はどれも800円。
 1.青菜と牛肉炒め
 2.マーボ豆腐
 3.鶏肉の四川風炒め
 4.にんにくの芽とイカ、豚肉炒め
 5.豚肉と野菜のオイスター炒め
ご飯、スープお替わり自由!!

そのメニューが、かなりの達筆の毛筆で書かれているんですわ。これは驚き。
達筆すぎて、「御飯」なんて字は読めない人がいるかも。(笑)

麺類も800円であります。
担々麺、マーボー豆腐そば、なんてのもある。

このお店は料理の量が多いから、2人でシェアして食べましょうね。
さて、オーダーは何にしましょうか。
四川料理だから、マーボ豆腐と鶏肉の四川風炒めってのがいいんだけど・・・。
でも辛い&辛いだと、Kさん死んじゃいますよね。(笑)
じゃぁ、1つは食感のいい、にんにくの芽にしましょうかね。
もう1つは、やっぱり麻婆豆腐でしょう!
・・と、Kさんと相談で(強引に)決めました。

オーダーしようと思っておねえさんに声をかけたら、「わからないので」と言われて、別のおねえさんがやって来た。
日本語がわかる人とそうでない人がいるようです。

冷たいお茶はテーブル上のポットからセルフです。
テーブルの上には取り皿が4枚あったんですけど、オーダーしたら2枚持ち去られました。

まず玉子スープが来ました。
お玉がすっぽり入るくらいの大きな器に入っている。
これ、お替わり自由だからね!

茶わんにとって、いただきます。
とろみがあって、セロリの香りがします。で、温め。

料理が意外にもすぐに出てきました。早い!

麻婆豆腐がこれまた大きな皿にタップリコンと入っている。
こりゃ、すごい量です。

取り皿にとって味見。
豆豉が効いていて美味しさがあるな。
でも、辛さはそれほどでない、花椒の麻味(痺れ)はほぼないなぁ。
で、なんだかちょっと温くない?

にんにくの芽とイカ、豚肉炒めもすぐに運ばれて来ました。
ニンニクの芽って、好きなんです!

お皿に取って食べたいけど、取り皿がないね。
「すみませーん!取り皿下さーい!」
「お皿は1人1枚テス!」
えっ!1人1枚!
そんな中華料理店は初めてです。
これはコスト削減のためでしょうか?

しかたなく、麻婆豆腐を食べた後の皿にとりました。
にんにくの芽炒めは、油くどくなくって、美味しいよ。OK!
でもちょっと温いなぁ・・。

でも、あの・・ご飯が来ないんですけど。

やっとご飯が到着。ご飯はお櫃に入っています。
このお櫃ご飯もお替わり自由なのね。でもそんなに食べられるかな・・。

ご飯の質はそれほど良くない?でもいいんですよ、それで。
中国料理ではご飯の上におかずを乗せるから、上等のお米でなくてOKなんです。
とんちゃんはいつもそう思っています。

さて、ご飯を茶わんにとって、麻婆豆腐をかけました。
麻辣さは少ないけど、旨味はあるなぁ。味はいいけど、でもちょっと温いよ。

茶わんには麻婆かけご飯、お皿にはにんにくの芽炒め、という取り分けでいただきました。
お皿は1人1枚ってことだと、料理数が多いとシェアして食べずらいなぁ・・。

ランチの感想ですけど。
料理の味は美味しいんです。
でも作り置きの料理のようで、温いのがやや問題。
四川料理は辛さに欠けるから「辛くして」ってオーダーした方がいいんだろうけど、作り置きだと難しいですね。
夜はどうなんでしょうか?


店内の壁にアルコールのメニューがある。
青島ビールに、あら紹興酒は中国産と台湾産があるのね。

「台湾梅干又はレモン入りロック」って書いてあります。
おぉ!そうそう!
と、Kさんに紹興酒の飲み方をご披露しました。

紹興酒のレモン入りロックは、紹興酒のあの独特の香りが押さえられて、飲みやすくなるんだよ。紹興酒初心者向けにピッタリなのよ。
でも、紹興酒って本来は燗して温めて飲むものなのね。
で、「台湾梅干」ってあるでしょ?それ、知ってる?
梅干しって言うと、日本じゃ酸っぱいものって決まっているけど、台湾梅干しって、甘いのよ。それを紹興酒に入れて飲むのが台湾風なのよ。

なんだか紹興酒が飲みたくなってきたなぁ。

別のメニュー札には中国酒。
竹葉青酒、白乾児、高粱酒、汾酒があるって。
汾酒は高粱を主原料にした山西省の焼酎で、アルコール度数が60度もある強い酒なんだけど、とても爽やかな香りなんです。
竹葉青はそれに竹の葉を漬け込んだ薬草ですね。

帰りに酒瓶が並ぶウィンドウを覗いたら、茅台酒に並んで竹葉青酒と汾酒がありました。夜に来てみたいなぁ・・。

ごちそうさまでした。

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タグ:東京都
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コメント 2

式守錦太夫

ご納得されていなさそうで(苦笑)
麻婆豆腐とにんにくの芽炒めを、一つのお皿で取るんですか~。
「美味しんだけどなあ~」がすべてを物語っていますね。
こういう時は、行間のつぶやきを想像してみます・・。
by 式守錦太夫 (2012-10-11 19:26) 

とんちゃん

> 式守錦太夫さん
お皿1つ・・・困ります。
ぬるい料理って、どう評価していいのか・・。
猫舌の人には美味しいのかもしれないけど、でも・・。
悩んじゃいました。
by とんちゃん (2012-10-12 19:27) 

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