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宮城県山元町のいま [3.11以後]

宮城県山元町に行きましたのでその様子を少しだけ紹介します。

死者が635人。
浸水範囲の面積は24k㎡に及び面積では4割弱ですが、浸水は平地部分の多くを飲み込んだので、町の半数以上の2,913世帯、8,990人が浸水により被害を受けました。

常磐線の踏切跡です。
被災したJR常磐線は内陸に移設して復旧されるそうです。

町の復興整備計画:http://www.town.yamamoto.miyagi.jp/fukkou/seibi-keikaku.html

沿岸部の緑色の部分は防災緑地ゾーンとして、住宅は移転します。
黄色い部分は新たに住宅地とする部分ですが、既存部分を含めて全体の再整備が図られるようです。

図面中央の縦に「いちご等施設園芸エリア」があります。

水田の復旧が行われていますが、鉄骨のハウスがあちこちに建てられていました。
水田としてはまだ営農していませんが、ハウスでの生産が始まっているようです。

手前はハウスの基礎。

かなり大きなハウスで、中ではイチゴが栽培されているようです。

町のHPによると。
ガレキの撤去と除塩が必要な被災農地は1,345ha、流失したイチゴ農家52 戸のハウス整備を行うそうです。
2013 年12 月19 日現在で、 農地復旧は水田作付けが可能な面積で全体の約7 割が完了し、2014年度内に8 割まで復旧の予定だそうです。
いちご団地は、4 か所の団地で36 戸分の大型鉄骨ハウスが2013年8月末までに完成し、11月には本格的な生産・出荷開始とあります。残り16 戸は、現在整備中で、2014年4月に全戸の整備完了予定、とあります。

急速に農業が復興していることは確かです。


 
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