くつろげる居酒屋、こんなレア物の高級洋酒があるなんて! 旬菜酒房たかべェ@盛岡市 [ 東北]
盛岡に行ったときのこと。
地元の人たちと夕食をとった後で、一人飲みに行きました。
向かった先は、落ち着けるのでお気に入りになったお店の「おばちゃん」。
http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2013-09-03-2
http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2013-11-09-3
でも今回は写真など撮らずにくつろぎました。
おばちゃんを出て、もう1軒行こうかなと思う。
と、小路の少し奥に赤提灯を発見。
「たかべェ」さん。
縄暖簾まで下がっていて、銘居酒屋のたたずまいです。
思い切ってお店に入ってみました。
店内はL字のカウンター、中にご主人が1人。
左に先客がいたので、カウンターの右に座りました。
先客は常連らしく、その後ご主人と話しをしていました。
ご主人は盛岡人で、とても気さくでくつろげる雰囲気です。
カウンター上に焼酎の瓶が置いてある。
ホワイトボードにつまみのメニュー。
ドリンクのリストは壁に下がっている。
日本酒純米が600円だ。
「純米の日本酒って何ですか?」
これです、と出された一升瓶。
廣喜特別純米酒。
岩手県紫波町にある廣田酒造店のお酒。
ご主人の奥さんの出身地なんだそうです。
後で調べたら、廣田酒造店は小さな酒蔵で杜氏が女性だそうです。
廣田酒造店:http://hiroki.xm.shopserve.jp/
切り子のグラスに日本酒を注いでくれました。
甘味があって、スッキリとした喉越しのお酒です。
お通しにお豆腐の入った鍋物が出てきました。
少しビリからのチゲです。
小さなイガイ(?)が入っている。
家庭風の料理に期待できそうです。
正面にある棚を眺めたら、最上段に洋酒が並んでいる。
小さな居酒屋には全く似つかわしくない洋酒です。
「あの洋酒は飲めるんですか?」
「よろしければ、どうぞ。」
と言われても、とんちゃんは全く詳しくないですからチョイスできません。
いくつか取り出してもらいましした。
ご主人は以前、洋酒のバーを経営していたそうで、そのときに酒だそうです。
「ラフロイグ」。
どこかで聞いたことのある銘柄です。
そうそう、先日、仙台で飲んだスコッチです。
http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2013-12-05-2
チャールズ皇太子の大のお気に入りで、王室御用達になったウイスキーです。
でもそのときはヨードチンキの臭いがして、どうもいけなかったんです。
「single Islay malt Scotch whisky」と書いてある。
ライア(Islay)島産のスコッチウイスキーです。
「The most richly flavoured of all Scotch whiskies」とも書いてある。
裏側にはラフロイグの説明。
ロックでいただきました。
あっ、これ旨い!
仙台でハイボールでいただいたときには、ヨードチンキみたいな香りと思ったヨード臭は、ほとんど感じません。
スモーキーなフレーバーが心地よい。
すっかり好きになりました。
明日は仕事があるから、この1杯で勘定にしました。
ごちそうさまでした。
この洋酒の棚、おそらくはマニア垂涎ですぞ。
飲まれたお酒、アードベックもかなり前の1リットル瓶ですから。
ラベルは汚れても、中身はへこたれません。
このお酒を名だたるお店でのんだら、もしかしたらショット2500円近くするかも・・。
by 式守錦太夫 (2014-02-20 22:40)
> 式守錦太夫さん
そうなんですかぁ・・・。
アードベックは飲まなかったんですけど、
>ショット2500円近くするかも・・。
うっそぉー!
知らないとは恐ろしいものです。
by とんちゃん (2014-02-21 19:41)