なめらかなコテ味噌ラーメン 麺'sクラブ@茨城県龍ケ崎市 [ 茨城県]
先日行ったラーメン屋さん。
「麺'sクラブ」さん。
「メンズクラブ」とはいかに、なんて話は前回の記事をご覧下さい。
http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2014-07-11
前回は【開店以来のベストセラー】の「とんこつ」をいただきました。
そのときから【人気No.1】の「コテ」が気になっていたんですよ。
「とんこつ」にするか「コテ」にするかで迷って、まずは「とんこつ」にしたんです。
「コテ」って、絶対にコテコテの「コテ」ですよね。それしかない!
でもいったいどんな「コテ」なのか?
カウンターに座って、フロア係のおねえさんに聞いてみました。
「コテってどういうのですか?」
「アブラが浮いているんです。」
アブラ?・・・なんのアブラ?
ラード、ラー油、マー油とかの液体系の油かな?あるいは固体系の背脂かな?
メニューの写真を見た感じは「背脂」ですよ。
だからきっと「背脂チャチャ系」だと思うんです。
ということで「背脂チャチャ系」のコテコテラーメンだ、と決めつけました。
「とんこつ」スープに背脂チャチャ系・・・・いいじゃないですか!
そうターゲットを定めたとして、もう1つ難問がある。
「コテ」には「コテ醤油」と「コテ味噌」の2つがある。
醤油と味噌、さてどっちをオーダーするか?
この選択って難しいでしょ?
好きな方をオーダーすれば良し!
・・・・って、まぁ確かにそうなんですけどさ。
とんちゃんの味覚感性に従うなら、「とんこつ」スープ&背脂チャチャ系なら・・・味噌チョイス!なのね。
でもシチュエーション上の重大問題があるんです。
このお店には一味唐辛子も生ニンニクもないの。
札幌味噌ラーメン派のとんちゃんにとって、味噌ラーメンをいただくには、この2つが必須条件。
札幌人からみると・・・
味噌ラーメンに胡椒をかけるのは・・・ナンセンス!
七味唐辛子をかけるのは・・・破廉恥!(キッパリ)
これは動かし難いルール・・・だからここは醤油で決まり。
・・・・ともいかないところが困るところなのよ。
さっき書いたように、とんこつスープ&背脂チャチャ系だと・・・味噌チョイス!
これは感性的な直感どころか、もう純粋理性による直観的判断と言っていい啓示なんです。
神の手はとんちゃんの食選択を「味噌」へと導いている。
「コテ味噌お願いします!」
一味唐辛子だ、生ニンニクだ、というこざかしい要求を蹴散らし、わが直観に従って味噌に突進しました。
好きな方をオーダーすれば良し!・・・やはりそうなのです。
さて、厨房でマスターがラーメンをつくるのをジッと観察。
麺を茹で、スープをつくり・・・
ぉぉおおお、背脂投入だ!
◆コテ味噌ラーメン
半分に切った味卵2個、チャーシュー枚、焼き海苔2枚、そしてネギがトッピング、そして白ゴマが散らされている。
黒色のラーメン丼の内側には唐草模様、外側には「寿」をアレンジした図柄がそれぞれ白線で描かれています。
スープには背脂が浮かんでいる。ただし背脂ビッシリではなくい。
だから「コテコテ」ではなく「コテ」なんだろうか。
スープの味噌味は、合わせ味噌系。味噌がタレとしっかり馴染んでいて、なめらかなスープ。
味噌汁ラーメンではなく、ちゃんとした味噌ラーメンになっている。
麺は平打ち麺で縮れが少し。
多加水麺でモチっとした麺は茹で加減もよく、スープも絡んで旨い。
でもちょっとスープに負けている感じ。味噌ラーメンにはもう少し太い麺の方がいいように思います。
味卵は黄身が少し半熟。
肩ロースのチャーシューは柔らかくて旨い。
2つ入っているんだけど、1つは切れ端で、しかも小さいぞ。ここは不満です。
切れ端ならちょっとオマケしてよ!なんてね。(*^▽^*)
麺の量がとんちゃんの腹具合に比べてちょっと少ない。
大盛りにしておけば良かったかな・・・そうだ!
◆小ライス
ライスをオーダーしました。
もちろん、目論見があります。
スープかけご飯!o(^▽^)o
味噌ラーメンのスープはご飯に合うんです。
スープを吸い込んだ飯が旨い!
一味唐辛子投入もニンニク投入もせず、デフォルトのコテ味噌を美味しくいただきました。
このお店のスープは、とんこつを2日間(30時間)煮込んだとんこつ系コッテリスープと鶏ガラ、昆布、煮干しからとったアッサリ系スープのダブルスープだとのこと。コッテリしてはいるけど、アッサリしています。
とんこつコテコテ系、さらには魚粉プラス、などというインパクトの強いスープをお好みの方々にはもの足りないスープだと思います。
しかし奇を衒わない、尖らない、こういう普通に旨いラーメンの方がとんちゃんは好きです。
ごちそうさまでした。
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