天ぷらが旨い立ち蕎麦 八起@町屋 [ 東京ランチ]
町屋でランチ。
荒川区町屋には、東京メトロ千代田線、京成線、都電荒川線の駅があります。
千代田線と京成線の駅名は「町屋駅」。
そして荒川線の駅名は「町屋駅前駅」。
これ書き間違えじゃないですよ。町屋駅前にある駅だから「町屋駅前駅」なの。ややこしい・・。
千代田線の綾瀬方面の改札口を出ると、すぐ右手はビルに直結した出入口がある。
22階建てのビルの名は「センターまちや」。
その3階、4階は「ムーブ町屋」で、ホールやスタジオを備えた公益施設。
そして地下1階から地上2階までは、ショッピングセンター「サンポップ マチヤ」になっている。
目指すは、その1階にある立ち食いそば屋さん。
でも1階フロアを探してもお店がない!
なんとお店はビル中からは入れなくて、一度ビルの外に出ないといけない。
1階のビル内は「サンポップ マチヤ」なんだけど、外は「センターまちや」の1階ってことで、そこに店があるわけ。
なんだか複雑・・・。
【生そば・うどん】の「八起」さん。
「七転び八起き」が店名の由来でしょうね。
京成町屋駅からだと、すぐにこの店にぶち当たります。
店内は厨房に面したL字のカウンターと壁に向かった1本のカウンター。
厨房では、おかあちゃん2人が働いています。
券売機で食券を買って、ソバかウドンを告げます。
でも常連さんは、お店に入るなりオーダーを告げ、それから食券を購入しています。さすが!
メニューは、「かけ」が270円で、「もり」「冷し」は40円増し。
【こだわりの天ぷら】が数種類あります。
ゲソが120円で、かきあげ、マイタケ、チクワ、ゴボウ、ソーセージ、春菊、とり天、紅生姜が100円。
ここはベーシックに「かきあげ」で行きましょう。
オーダーしてすぐに出来上がりです。さすが立ち食い。
◆かきあげそば
トッピングは、かきあげとネギのみ。
しかしそのかき揚げがすごい。
厚みがあって、トップが丼の縁より高いじゃないですか!w(*゚o゚*)w
これはなかなかに立派なかき揚げです。
ではいただきましょう。
濃口醤油の色がついているけど、関東風の真っ黒い汁ではなく、透明感のある汁です。
でもって、その汁がこれまたうまいんだわ!
出汁の味と香りがしっかりしている。これはサバ節かな。
【本物の為に本物を】というポスターが貼ってある。
おいしいだし作りのために努力を惜しまず、手間と暇を惜しまず時間をかけている、と書いてある。
熊本県牛深産のウルメ節とサバ節をベースに、土佐清水で加工された宗田節をプラスして香りとコクにこだわっている、ですって。
煮干じゃない、節加工したウルメイワシの「ウルメ節」とゴマサバの「サバ節」がベースで、それにソウダカツオの「宗田節」を加えている。カツオ節に対する「雑節」と言われるものたちですが、そっちの方が味とコクが強い汁になるんです。
なるほど確かにうまい。
麺は茹で置きの細めの蕎麦。
白っぽい色をして細いけど、腰がややある。
かき揚げは分厚いけど、カラッと揚がっていて、サックリしている。
中は野菜がたっぷりで、タマネギのふっくらした食感がいい。
こりゃまた旨いわ。 このかき揚げは秀逸です。
壁に蕎麦の効能が貼ってあります。
いわく、食物繊維が豊富、GI値が主食の中では一番低い、良質のたんぱく質を含む、脂肪の合成を阻害する、細部の老化を防ぐ、ビタミン・ミネラルが豊富。なんだかすごいんですね。
食べ終わった食器は、カウンター越しにおかあさんへ渡します。
茹で麺ですけどしっかりしていて、汁が旨くて、天ぷらが秀逸。
かなりの満足感が得られる旨い蕎麦でした。
ごちそうさまでした。
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