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デカ盛ラーメンにあらず、ビッグに野菜を食うラーメン ビックラーメン@虎の門 [ 東京ランチ]

昨日に引き続き大食いネタ。
これじゃ痩せないわな・・・f(^^;)


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ランチはどこで食べようか・・・。
今日はちょっとトライしてみよう。

虎の門1丁目には、大盛り系が密集する1角があります。
中華のビックラーメン、元華、チャンポンの長崎飯店、そしてスパゲティのハングリータイガーがほぼ直線に並んでいる。

もちろんどの店でもランチをいただいています。
しかし不肖とんちゃん、ハングリータイガー以外は各店の大盛をいまだ実食していません。
大盛を食わずして、大盛を語ることなかれ、ですよね。

だから今日は、大盛にトライしよう!
・・・というのが本日のランチの課題です。

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【ラーメンのおいしい】と自称する「ビックラーメン」さん。
「ビックリ」ラーメンではなく「ビック」ラーメンです。

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壁にメニューが掲げられています。
ここには「ビッグ」ラーメンって書いてあるんですよ・・・。

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トップは「札幌ラーメン」。しっかり醤油、味噌、塩があります。
その札幌ラーメンが「おいしい」と自称しているのです。

そしてその下にある二郎ラーメンみたいな写真。(*゚Д゚*)ェ…
これがこの店の看板メニュー「ビッグラーメン」です。
やっぱり「ビック」じゃなくて「ビッグ」となっているだな。変ですけど、そこはパス。
ビッグラーメンは、【野菜大盛850g】と書いてあります。

厚生労働省が推奨する野菜の摂取量は1日350gです。
なんとその2.5倍の量が盛られている!
これって、すごくないですか?
まさに野菜不足の現代人のためにあるラーメン。
そう言っても過言ではないでしょう、ってわきゃないか。
2日に1度ビッグラーメンを!なんてね。(^∇^)

値段は、札幌ラーメン670円とビッグラーメン900円(味噌は各30円増し)。
おや、以前はそれぞれ550円、740円で味噌も同じ値段だったけど、かなり値上げされています。

以前にあった「男性専科」というメニューの上に、メニュー表が載って、消されている。
麺2玉、野菜1300gという超ビッグメニューだったんですけどね。

店内はL字になっていて、左の厨房に向かってカウンター、右手前にテーブル席があります。
カウンターが空いていたので座ろうとしたら、席に着く前にオーダーと支払いをしてくださいとのこと。
これは一見さんにはオーダーのハードルが高いですね。

まぁ、とんちゃんはオーダーを決めていたから、即答です。
「ビッグラーメン!」
「お味はナニになさいますか?」
おっと重要なオーダーを忘れていました。「味噌で。」と付け加えました。

支払いを済ませて、カウンター席に一番手前に座りました。
改めてメニューを確認。

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以前の使い古されたメニュー表が綺麗になって、一斉に値上げされています。
ラーメンは550円から670円へ120円アップ、味噌ラーメンは550円から700円へ。
高くなりました・・・っていうか、以前が安かったというべきかな。

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各種定食もありますけど、ランチにオーダーするとちょっと時間がかかりますよ。

このお店は「札幌ラーメン」がデフォルトで、その味噌ラーメンがなかなか旨いんです。
知っているからそういうんですけど、一見の店で味噌ラーメンをオーダーしてもいいかどうか。
それを判断するポイントの1つは、薬味を見ることです。

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味噌ラーメンには、コショーではなく唐辛子を使います。
しかも七味唐辛子ではなく一味唐辛子を使うので、一味があるかどうかがキーポイント。
そして生ニンニクが用意されているかどうか。
一味唐辛子と生ニンニクがある場合には、味噌ラーメンをオーダーしてもハズレが少ないでしょう。

今回はカウンターに座ったので、ラーメンを作る様子を眺めることができました。
札幌ラーメン流の作り方かどうか、注視いたしました。

ご主人が中華鍋に野菜を放り込んで強火で炒め、そこにスープを加えて野菜を煮る。
ラーメンにトッピングする野菜は、単なる茹で野菜じゃなくって、炒めてスープで煮るというのが札幌ラーメンの基本です。
さらに、ラーメン丼にタレを入れ、野菜が入った中華鍋からスープだけを丼に注いでタレを溶かし、麺を入れてから中華鍋の野菜をトッピングする、というのが札幌流。
しかしこの店では、中華鍋から煮えた野菜を取り出し、スープを丼に注ぎ麺を入れてから、取り分けた野菜をトッピングするという手順です。
野菜がやや冷えそうなのが気がかりですけど、この方が中華鍋は軽くなります。

気がついたことには、トッピングの野菜は中華鍋だけでなく、もう1つの鍋、いやステンレスボールでも煮ていることです。こちらは野菜を炒めずにスープで茹でて、ザルに取り出しています。
デフォルトのラーメンの野菜は前者の中華鍋野菜のみ、ビッグラーメンの野菜大盛は後者の別茹で野菜がさらにトッピング、ということみたいです。

ということでいよいよ登場です。

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◆ビッグラーメン
丼は野菜で覆い隠され、そこにメンマとチャーシューがトッピングされています。
でもこの真上からの写真では、ビッグラーメンの正体がわからない。

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ジャーン!
これはビッグラーメンだ! (*゚Д゚*)ェ…

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丼から溢れんばかりの野菜、850gの威力です。

この野菜富士山状態のラーメンをどう攻略するか・・・
野菜を食べてからいよいよラーメンへ・・・なんてことしたら、ラーメンがすっかり延びちゃうから、NO!
ならば二郎流に天地返しを!って、できないよ。
と、食べ方に悩みながら・・・

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まずはスープから。
味噌味のスープはラードなどが練りこまれた味噌ダレを使っていて、単なる味噌汁ではない。
コテコテ度は少ないサッパリ系の札幌ラーメン流スープです。
すでに唐辛子が入っていてピリ度があるので、一味投入せずにいただきます。

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ラーメンにお目にかかるには、まずは野菜の山を少し崩さないといけない。
野菜はスープで煮ただけなので、スープに浸して、塩味をつけてからいただきます。
シャキッとした野菜・・・うん、旨い。
こうして野菜シャキシャキ、モグモグ、ウマウマを何度か繰り返す。

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やっと顔を出したラーメン。それをむんずとつかんで、ググッ・・・と野菜の下から掘りあげる。
丸い太麺です。しかも多加水で、実にシコシコした食感。
太麺に味噌味のスープが絡んで・・・旨い。o(>▽<)o

延びないうちに麺をワシワシいただきましょう。
麺をいただくったって、大量野菜の下に麺が埋もれてんだから、そう簡単ではない。
スープの海に浮かぶ野菜山の下からラーメンを手繰りよせながら食べ進むのです。
麺を食べる合間に野菜もシャキシャキいただく。
そして、どうやら麺をほぼ食べつくした。

しかし!

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ラーメンを食べた後に、もう1杯のラーメン登場。
・・・じゃなくて、丼にたっぶり入っているのは・・・野菜!( ̄□ ̄;)!!
麺なし、野菜のみでこの状態です。
再スタートみたいな心境で大量の野菜を食べ進みます。

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メンマは柔らかめで、薄味です。

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チャーシューはモモ肉で、薄めに味がついていて旨い。
臭みがないから自家製ですね。

メンマもチャーシューも野菜食いの箸休め。

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なんとか完食しました。
ふー!すごい量でした。(*´ο`*)=3

胃がパンパン。久々の大食い。
最近、ダイエットのせいで胃が小さくなったこともあり、この量は厳しい。
午後は、胃が収まるまで、のけぞっていました。(´ρ`)

久しぶりの味噌ラーメン、そして大食い、満足です。・・・でも、もうしないよ。
ごちそうさまでした。

食べログ: ビックラーメン 虎ノ門店
昼総合点★★★★ 4.0

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