皿の中でカツ丼とカレーライスが共存 富士そば@北千住 [ 東京ランチ]
この日は用事があって、昼から出勤。
北千住でランチをいただくことにしました。
北千住駅すぐの「名代富士そば」さんでいただきましょう。
富士そば名物のカツ丼、となりにカレーライス、そのお隣に・・カレーかつ丼!
そ、そうだ!ヽ(*'0'*)ツ
こいつは富士そば、伝説のメニュー「カレーかつ丼」じゃないですか!
3年前に記事にした「めしばな刑事タチバナ」。
そのドラマ第1話に登場する「カレーかつ丼」。
ドラマで見て、食べてみたかったんですよ。
いや実はね、一度、食べようとしたんです。
でも朝だったもんで、ボリューム多すぎだから・・・って、パスしたんです。
で、それ以来、すっかり忘れていました。f(^^;)
それを思い出したんです。
しかもこのメニューはどこのお店にもあるものじゃなく、店舗限定メニューです。
ここで食べずんば、次は、いつ遭遇できるかわからない!
(また、ここに来れば遭遇できますが・・・)
ここで会ったが百年目!
いま食べないと・・・きっとまた忘れる。
最近、いよいよ健忘症が激しくなってますから・・・。(*´ρ`*)
券売機で食券購入です。
親子丼、ひれかつ丼、海老天丼、かつ丼、いやぁ丼物が豊富ですね。
そして・・・「カレーかつ丼」。これこれ。
食券を買って店内へ。
カウンターで食券を渡して、演歌のBGMが流れる店内で、料理が出来上がるのをしばらく待ちます。
ところで立ち蕎麦(実際には椅子がありますが)の富士しばでは、なんで演歌が流れるのか?
ご存知ですよね?
実は、富士そばの社長は「丹まさと」という芸名の作詞家なんです。
なので演歌なの。演歌に癒やされましょう・・・。
◆カレーかつ丼
「丼」と言いながら、お皿に載ってる。しかも珍妙な料理が。
なんじゃ、こりゃ!( ̄□ ̄;)!!(ジーパンデカ風に)
ライスの上にたっぷりとかかったカレー、その上にかつ丼の具が浮かんでいる。
タチバナ刑事の言葉を思い出しました。
やられたね・・・。ここまで堂々としてるとは・・。
例えるなら・・・茶褐色の大海原に浮上した・・・幻のカツ大陸・・・。
しかしてその味やいかに・・・。
これ、カレーライスです。
蕎麦屋のカレーらしい甘口のカレー。でも少しスパイシー。(*^^*)
で、カツ丼。
カツはもちろん作り置き。
でもカツの厚いところは、富士そばらしい。
そしてカツとカレー。
カレーの味に覆われたカツ・・・こいつはカツカレー風?
卵が多いと・・・かつ丼とカレーの味。
ん?これなに?
カレーの中で、カレーに負けずにカツ丼が自己主張をしているじゃないですか。w(*゚o゚*)w
ふたたびタチバナ刑事の言葉を思い出しました。
甘口のそば屋専用カレーと作り置き路線に進化したソフトカツ・・・。
個々に見れば専門店とは正反対のベクトルにも関わらずかかわらず、見事に調和していやがった。
・・・いや調和というのも少し違う・・・。
互いに邪魔せずに”共存”している。そう言った方が正しいな。
めしばな刑事タチバナ:第1話(1):http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2013-05-17-1
カレーとカツ丼の「調和」ではなく「共存」。
カレー軍に負けずに対峙するカツ&卵共同戦線の力強さ。
「平和共存」、本来の意味での平和な共存です。
それぞれが、それぞれの味をしっかり主張しながら並存している。
互いに譲らず、おかげで1つで2つおいしい。
とっても面白い料理です。
ワカメが入ったお吸い物(薄いかけ汁)をすすりながら、この傑作料理のすごさを思います。
ごちそうさまでした。
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