廃校裏の住宅街にメニュー豊富な大衆食堂あり エビヤ@茨城県取手市 [ 愛しき食堂]
休日の食堂巡り。
行き先のお店は食べログで探します。
とくに、まだレビューのない店を第一候補にしています。
だから食べログに掲載されていないお店は見落としてしまうことになります。
CityDo!のサイト(http://www.citydo.com/top.html)に取手市の食堂がいっぱい掲載されているのを発見。
しかも食べログに登録されてさえいない食堂があるじゃないですか!
新店なので登録されていない、というのではなく、古いお店なのに登録されていない。
要するに登録漏れらしい。・・・ってことは、隠れ家のような食堂ってことのようですよ。
いやぁ、そういうお店なら一層食指が動いちゃいます。
場所は県立取手松陽高校東京芸術大学取手キャンパスがあるところの近く。
2015年3月に閉校となった取手市小文間(おもんま)小学校の裏側。
こいつは位置からしてディープな場所です。
県道11号から利根川寄りにある細い道路沿い、住宅街の中にお店がありました。
【中華・和食】の「エビヤ」さん。
見るからに食堂ですね。
1階が店舗、2階が住宅になっています。
お店に向かって右隣にある小さな神社。
その後ろが駐車場です。
店内はテーブルが3卓、カウンターが数席、奥に座敷があります。
厨房に立つのは30代くらいのお兄さん。フロア係はそのお母さんみたい。
お兄さんはきっと二代目なんでしょうね。
席に座るとお母さんがお茶を出してくれます。
メニューがいっぱい!(◎_◎;)
こういうの困るんだよなぁ・・・迷ってしまって・・・。
シンプルにラーメンとかチャーハンにするかな。カレーライスもあるし。
おっと、オムライスがあるじゃないですか!
壁には短冊に書かれたメニュー。
レバニラ定食、ホルモンニラ定食なんてのも良さそう・・・。
カウンターの上にも短冊のメニュー。
「特上モツ」の塩だれ炒めにしょうゆ炒め、甘だれ炒めに煮込みもある。
【昔なつかしい】という「目差(メザシ)定食」。メザシの定食なんて、目にしないなぁ。
「銀ジャケ定食」は、鮭が甘塩、中塩、塩びきから選べるんですって。
塩びきは【しょっぱいです、昔風です】だって。
関東では、昔は鮭というとしょっぱい「塩びき」しかなかったんでしょうね。
冷やし中華は夏だな。
さて、何にしようか・・・・
こんなにメニューがいっぱいあると、またまた困ってしまいます。
ラーメンセットがあるぞ。
Aはミニ焼肉丼、Cはミニ若鳥照り焼き丼だ。
焼肉丼も照り焼き丼も、レギュラーメニューにはないものです。
おや、「A」と「C」があって、「B」がない。どこに消えたのか・・・。
なんだか、ここはラーメンを食べるべき、って感じがするんですよ。
そんだけじゃ寂しいから、半チャーハンにしようかな?って思ったけど、ミニ丼もいいよね。
長考の末にオーダー決定。
1000円超えという、いつもにはなく、予算オーバーのオーダーです。
おにいさんが調理を始めます。
◆Cラーメンセット:ミニ若鳥照り焼き丼つき
ラーメンにミニ若鳥照り焼き丼、漬物もついています。
ラーメンは中華そば風。
トッピングは、メンマにチャーシュー、ホウレンソウに古典的なナルトです。
透明感のあるスープは中華そば風。
出汁が効いていて、しかもスッキリした味で、かなり旨い。
縮れのある細麺は、少しざらつき感があってスープに絡みます。
ちょうど良い感じのゆで加減で美味しいです。
このラーメンの大盛り、っていう選択もありですよ。
やはりラーメンのチョイスは正解でした。v(゚ー^*)
メンマは柔らかくって、非常に薄味。
チャーシューは自家製の煮豚。
薄味でサックリした食感。
スープも塩気が強くなく、トッピングも薄味に仕上げてありますね。
ラーメンにナルトが入っていると、とっても懐かしさを感じます。
「これどうぞ」とお兄さんは持ってきたのはペットボトル。
中には半分凍った水が入っています。
最初にお茶が出されたあと、お冷はセルフで、ってことのようです。
そしてミニ若鳥照り焼き丼。
どうですか、このツヤツヤした鶏の照り。食欲をそそりますねぇ。
甘辛いタレが旨い。そして鶏が柔らかい。
甘辛タレの鶏がごはんにピッタリです。
刻み海苔の香りもいいですよ。
甘辛いタレが浸み込んだ白飯、これがまたたまらなく旨い。(*^^*)
「ミニ」じゃなくて、照り焼き丼1人前っていうメニューがあってもいいと思います。
漬物は大根なんだけど、醤油味のタレがかかっている。
それがまた旨いんですよ。
でもそのタレが何なのか正体がつかめない。
ラーメンにミニ丼という、炭水化物いっぱいの料理でしたけど・・・旨かった。(*^^*)
食べログに長期間未登録。しかし食堂の名店でした。
ごちそうさまでした。
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