スッキリ系のむかし醤油ラーメン 弟子屈ラーメン@新千歳空港 [ 北海道]
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千歳空港から飛行機に乗るときには、ぜひラーメンを食べたい!(^○^)
というのがいつもの思い。
今日もラーメン道場にあるラーメン店へやってきました。
「弟子屈ラーメン」さん。
これ読めますか?
「弟子屈」は「てしかが」と読みます。
摩周湖のある町です。なんだか神秘的な感じですね。
その弟子屈町に総本店があって、札幌市内に支店が数店あります。
ただし、弟子屈町のラーメン店が札幌に進出したのではない。
弟子屈町で食べたラーメンに魅了された店主が札幌に開いた店が「弟子屈ラーメン」。
2003年開店の札幌市西区の二十四軒店が発祥で、弟子屈総本店は2006年開店です。
記事にするのは2回目ですが、実はこれが初めての訪問です。
2回目は⇒濃厚だけど臭みのない豚骨スープのラーメン 弟子屈ラーメン@千歳空港
メニューの下に小麦粉の袋。
2015年から、北海道産小麦100%で麺を作っている。
北海道産小麦100%の麺、と簡単に言ってはいけません。
道産小麦粉だけでラーメンの麺をつくれるようになったのは、つい最近のことなんです。
国産小麦の小麦粉は薄力や中力でした。
これではうどんはつくれるけど、ラーメンやパンはつくれない。
ラーメンにできる強力粉用の国産小麦品種が誕生したのは、つい最近のことなのです。
それが「ゆめちから」という、グルテンを多く含む超強力小麦。
2011年に品種登録された、新しい品種です。
製パンメーカーのパスコもこれを使ってパンを製造しています。
北海道の食材だけを使ったラーメンを目指しているそうです。
メニューは、焼豚味噌、魚介しぼり醤油、むかし醤油、鮭冬葉(トバ)塩、弟子屈味噌。
どれを選ぼうか・・・弟子屈なんだから、醤油ラーメンが基本でしょう。
むかし醤油がデフォルトか?と、思いました。
サイドメニューのミニ豚丼、山わさび巻、行者にんにく餃子も旨そうです。
バターコーンが入った全部のせ。
カニが載ったラーメン。
これら2つは、完全に観光客向け。
バターを載せたら、せっかくのスープの味がわからなくなるだろ!
カニを食いたきゃ、カニ単独で食え!
ということで、きっぱりパスします。
古典的な反高台丼で登場です。
◆むかし醤油ラーメン
トッピングはこれまた古典的に、チャーシュー、メンマ、ネギ、ナルト、ほうれん草。
岩海苔が入っているのが、ちょっと新しいかな。
スープの表面には油がいっぱい浮かんでいる。
鰹節とサバ節を使った、あっさりしたスープです。
卓上には、ホワイトペッパーとお店オリジナルスパイス。
最近は、醤油ラーメンにはスパイスを入れずに食べています。
麺は細麺で、茶色っぽい色の縮れ麺。
北海道産小麦を使ったさがみや製麺製の麺は、歯ごたえのある、しっかりした麺です。
その細麺がシンプルなスープを絡ませます。
チャーシューは、肩ロース。
薄味で、柔らかいけど肉の食感があります。
太いメンマも薄味。
柔らかなほうれん草って、懐かしい具材です。
鶏ガラの中華そばではなく、和風スープのさっぱり系ラーメン。
ビジュアルだけでなく、懐かしい感じのラーメンです。
後で、HPを確認したら、豚骨系スープがこのお店の基本だって。
お店のウリは平均的量の3倍の豚骨を低温で20時間以上煮込んだ豚骨ベースの澄んだスープ。
2003年開店の二十四軒店では、醤油ラーメンのみ。
その後、2005年に魚介しぼり醤油を開発。
同年、札幌ラーメン横丁に開店した横丁店で、味噌ラーメンを提供。
二十四軒店で出していた「醤油ラーメン」は、今回いただいた和風の「むかし醤油」とは違うんですって。
機会があったら、発寒店や手稲店でデフォルトの「弟子屈醤油」を食べてみたいと思います。
ごちそうさまでした。
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