古民家でカフェタイム 三井の里 茅葺庵@輪島市 [ 愛しき食堂]
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能登半島の旅行。
穴水町の高尾さんで寿司ランチをいただいて、能登空港へ。
出発まではまだ時間があったので、ちょっと足を延ばして輪島市三井町へ。
「茅葺庵 三井の里」。
「三井」は、みついじゃなく、「みい」と読みます。
まさに茅葺きの民家です。
築170年の農家の家屋を移築した古民家です。
【里山まるごとホテル】の「お食事処」という位置づけの「茅葺庵」。
ランチタイムは11~15時。15~17時はカフェタイム。
リラクゼーションもありますよ。
入口では女性がお出迎え?
いえいえ、カミサンです。(*^^*)
ここ三井町には、かつて650戸ほどの茅葺家屋があったそうです。
でも茅葺き屋根の葺替(ふきかえ)費用は高額(なんと約1千万円!)。しかも葺師が高齢化。
それで茅葺きの民家はほとんど無くなっていきます。
そこで2004年に、古民家2軒(旧万砂邸と旧福島邸)を輪島市が保存。
旧万砂邸はレストランンの「茅葺庵」、旧福島邸はイベントができる古民家としてオープン。
当初は地元の三井経済活性化協同組合が管理していました。
2014年に指定管理者が地域外の民間業者に変わって利用客が減少し、業務を縮小。
しかし2018年4月1日に「里山まるごとホテル」としてリニューアルオープン。
コンセプトは、地域全体がひとつのホテルとなって能登の暮らしをまるごと堪能できる場所。
ここ「茅葺庵」は食事とオイルトリートメント。
さらに「農家民宿 弥次」での宿泊、里山サイクリングや手すき和紙の体験もできます。
新たな指定管理者は「株式会社 百笑(ひゃくしょう)の暮らし」。
2014年に三井町へ移住して地域おこし協力隊として活動した東京都出身の山本さんが設立した会社です。
⇒里山まるごとホテルHP:https://www.satoyamamarugoto.com/
室内は畳敷きの座敷。写真左奥には囲炉裏があります。
お婆ちゃんがいるので、テーブル席へ。
分厚い板を2枚張り合わせた立派なテーブルです。
床の間には「日々是好日」と書かれた掛け軸。
昨年亡くなった樹木希林さんの映画を思い出します。
立派な襖(ふすま)。
この向こうは、オイルトリートメントをするリラクゼーションスペースです。
さて、メニューを拝見。
レアチーズケーキ。
東京都墨田区の喫茶店「東向島珈琲店」のレアチーズケーキに能登の食材を使ったソース。
ソースの食材と東向島珈琲店の紹介。
1日5食限定のお米のシフォンケーキ。
砂糖を使わず、甘糀と能登地鶏卵を使ったケーキに、お米ソースでいただきます。
甘糀パンナコッタ。
自家製花糀と豆乳で作った和風パンナコッタ。
かやぶき最中とバニラアイス。
1種類のあんこの最中ですって。
ドリンク。
スペシャリティーコーヒー。
能登の老舗喫茶店「中央茶廊」と選んだ、ブラジル・バウ農園のコーヒーですって。
ゆず甘糀スムージーに自家製ジュース。
普通にコーヒー。
ということで、オーダーしたのは・・・
◆かやぶき最中
茅葺き民家の形をした最中。
そして、あんこ。
小豆の皮を取り除いた、上品なこしあん。
もうひとつは柚子風味のあんこ。
◆レアチーズケーキ
珍しい白いちじくのソース。
◆スペシャリティーコーヒー
なんと表現したらいいのか。奥深い味わいです。
飲んでいるわたしがスペシャルじゃないからなぁ・・。
最近流行りの古民家カフェ。
でも次回は、ここでランチしたいな。
ごちそうさまでした。
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古民家でカフェタイム~♪
何だか余裕が感じられる記事ですね。
具体的な説明が難しいですが、そんなことを感じました。
余裕、欲しいよねえ^^;
by song4u (2020-01-18 20:49)
> song4uさん
お年寄りと余裕の時間をちょっとのんびり過ごしました。
飛行機の出発時刻までは時間があるし、動き回るのは疲れるし(お婆ちゃんが)。そんじゃ、のんびりカフェタイムで。
いつもの自分ならきっと、その時間に観光地巡りをしたでしょう。余裕をくれたお婆ちゃんに感謝です。
by とんちゃん (2020-01-19 06:08)