あのテレビにも出た、これぞ大衆食堂 鈴や食堂＠茨城県土浦市

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土浦市にある大衆食堂へ行きました。

「鈴や食堂」さん。
建物の両脇に広い駐車場があります。

正面玄関だけでなく左右にも出入口があって、常連さんはそっちを使います。

BSテレ東の「絶メシロードseason2」で2022年9月23日に放送されました。
放送では、濱津隆之さん演じる主人公の須田民生が、茨城県民のソウルフード・タンメンをいただいてます。

?「#絶メシロード」season2
9/23(金・祝)深夜0:52?第5話放送

出会った店の正面には空のショーケース…息ピッタリの一族が作り出す最高峰のタンメン！

順位なんて関係ない！みんなすごい！#濱津隆之 #酒井若菜 #スカート #絶メシ #車中泊#絶メシフォーエバー pic.twitter.com/qJGnLWE83l

? 絶メシロード出張編?3/2・9(木)深夜0:30放送【テレビ東京公式】 (@zetsumeshiroad) September 16, 2022

さて、とんちゃんは何をいただこうか・・・

ところで「絶メシ」とは。
絶滅してしまいそうな絶品メシ、絶やしてしまうには惜しすぎる絶品グルメのこと。

「絶メシ」とは、2017年秋に群馬県高崎市のシティプロモーションとして始まった、ローカル特化型グルメ情報サイト「絶メシリスト」が語源。それを手掛けた畑中翔太さんが言葉の発明者とされます。⇒絶メシリストHP
しかしその前に、なぎら健壱さんが「絶滅食堂」という言葉を作っています。絶滅危惧種の食堂ということで、まさに同じ意味。雑誌『食楽』に2006～08年に連載され、単行本で出版。「絶メシ」はその変形ですね。

絶滅食堂で逢いましょう
―なぎら健壱が行く東京の酒場・食堂・喫茶店
作者: なぎら 健壱
出版社/メーカー: 徳間書店
発売日: 2008/10/01
メディア: 単行本

なぎら健壱が行く　 絶滅食堂で逢いましょう
　その弐 珠玉の酒場・食堂・喫茶店

• 作者: なぎら 健壱
• 出版社/メーカー: 徳間書店
• 発売日: 2011/03/17
• メディア: 単行本（ソフトカバー）

店内はテーブル席が６卓、小上がりに３卓。写真の中央奥が左側出入口です。

ここは三代続く食堂なんですね。すごい。
2019年で創業50年っていう情報があるから、1969年頃の創業ってことみたい。

お店の左側。トイレの奥に左側出入口があります。
そして１つだけの丸テーブル。中華料理用の円卓みたい。

配膳口の上にメニューが貼りだされています。

おっと、その脇の壁に渋野日向子プロの記事がいっぱい。サインもある。
渋野さんのお母さんが大学生時代にここでバイトをしていたそうで、渋野プロは2017年以来、ここの常連ですって。

さて、メニュー。

テーブル上にもありますが・・・

やっぱ、壁に貼ってあるメニューだよ。しっかし多いなぁ。

中華中心で、ここは中華食堂ですね。
ラーメンの次がタンメンだ、いい位置にあるわ。.

その下にも張り出しメニュー。
サービスランチは、みそラーメン、半ライス「か」コロッケ付。「か」ってのが笑える。

カレーセット、チャーハンセットもある。

これだけあると、どれがいいか、もうさっぱりわからん。(*´ο`*)=3 
テレビで紹介されたように、皆さん思い思いの料理を食べてます。

フロア係りのおばさんに聞いてみた。オススメはなんですか？って。
お店のオススメじゃなく、よく出るメニューを教えてくれました。オムライス、ホルモン焼き・・・

つい気になって、ホルモン焼き定食にしました。

テーブル上には各種の調味料。唐辛子がたくさん沈んだ辣油もある。

◆ホルモン焼き定食
ご飯、味噌汁、小鉢、漬物がセットです。

テーブルにある箸入れは、懐かしのタワー型。
上の突起を持ち上げると、箸が出て来るんだよね。なつかしい・・・

まずはお味噌汁。

お椀にたっぷり入った味噌汁は、まさに具だくさん。
大根、ニンジン、豆腐、揚げ、ワカメ、ネギ・・。これだけでも料理の１品です。

さて、メインのホルモン焼き。
「焼き」というけど、ホルモン炒めだね。モツ炒め。

これまた、お皿にたっぷりあるわ！

プリプリの豚モツ。
甘辛い味が白飯を誘います。

ご飯は丼飯がしっかり。

小鉢には大根の煮物。

崩れそうに柔らかくて、味がしっかり染みている。うんま！

白菜の漬物。
これ、自家製ですよ。
漬かりすぎて酸っぱくなったのを、水に浸けておいた、って感じ。
白菜の浅漬けは乳酸発酵するんです。
そんな古漬け、実は好きなんです。

手作りで、たっぷり量のおかず、そして旨い。いい食堂でした。

３代続いた食堂、これからも続いてほしい。絶滅しないでほしい。
こんな食堂を巡る記事を、今年も改めて続けたい。
そういう思いも沸せてもらいました。

ごちそうさまでした。

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