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長野県飯田市千代の棚田と農家民宿 ふれあい農園「おおた」@長野県飯田市 [温泉・旅館・民宿]

長野県飯田市に行きました。

千代という地区に棚田100選に選ばれた「よこね田んぼ」があります。
千代地区は市街地からはずーっと奥の山の中です。HPもあります。

きれいな棚田が並んでいます。以前はずいぶんと荒れていたんですが、それを地域の人たちや市民が復元しました。千代小学校のサイトで紹介があります。

今夜泊まるところは、ふれあい農園「おおた」という農家民宿です。オーナーは太田いく子さんです。

農家民宿ですから、食事は農家が普段食べているもの、太田さんのうちで採れたものが中心です。
ところここ伊那谷では馬肉を食べる習慣があります。
そこで、馬肉料理として、馬刺しと「おたぐり」を事前にお願いしてありました。

これが馬刺し(少し食べてしまった)。霜降りではありません。元来は赤身の肉を食べていたようですから、これが本来の姿でしょう。
馬肉の産地は、以前は北海道などだったのですが、現在では、馬刺し用の馬肉はカナダからの輸入が多いようです。この馬肉は輸入した素馬を飼育したもののようです。

手前の真ん中にあるのがおたぐりという料理で、要するに馬ホルモンの煮込みです。
臭みが無くて美味しかったです。長い小腸をたぐり出すので「おたぐり」と言うらしい。
ほかに天ぷらや巾着が載っています。

これは「おおた」自家製のどぶろくです。密造ではなく、ちゃーんと特区で醸造許可を得ているものです。
甘酸っぱいのかと思ったら、いえいえ、辛口の日本酒の味なんです。
全部飲まないといけない、って言われて、3人でしっかり飲ませていただきました。

寝るところは母屋の部屋、と思っていたら、外の別棟に案内されました。
なんとこれ、おじいちゃんが作ったものです。右が寝室で左が・・

大きなお風呂なんです。これもおじいちゃんが作りました。

翌朝、おばちゃんが牛舎で仕事を始めたので、見学に出てきました。

以前は10頭ほどの乳牛がいて酪農をしていたそうで、太田いく子さんは各種の賞をとっています。
でも、朝夕の搾乳時間が食事用意と重なること、加えてそれ以上に、最近は飼料価格が上がっているために採算がとれなくなってきています。

それで少しずつ牛を売っているそうで、これが最後の一頭だそうです。
これも妊娠していて、秋までには売ってしまうとのこと。

太田さんのところでは、修学旅行の体験宿泊も受け入れていますが、動物とのふれあいは体験の重要な役割を持っている、と太田さんはおっしゃっています。だから牛がいなくなることは、とても残念なんです。
代わりにヤギを飼おうかな・・なんて話していました。

鶏も飼っています。白いのはオスです。

卵がとれました。この卵は宿泊客用ではなく販売用です。

朝食です。鮎の塩焼きがついています。左上に自家製の小梅をいくつかとりした。

自家製のつけものとスイカ。スイカは、ワーキングホリデーで来ていた若者がほかの地域で新規就農し、彼がつくったものを送ってくれたそうです。

食べログ:ふれあい農園おおた (旅館・オーベルジュ(その他) / 金野、千代、唐笠)
★★★★★ 4.5


 
タグ:長野 民宿
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