札幌の旭川ラーメン 麺処平成 [ 北海道]
ラーメン屋に行きました。麺処平成です。
実家の札幌に帰省したのでラーメン屋へ行きました。
「ラーメンWalker 北海道2009」で紹介されているのでここにしました。
以前は「平成軒」という店名で、旭川ラーメンブームを牽引したが、2007年に店名を改めてここへ移転したとのこと。
「御品書」にはスープは「豚骨魚介仕立て」とあり、まさに旭川ラーメンの系統です。
子どもは醤油ラーメン。
旭川ラーメンなら醤油ラーメンでしょうが、なんとなく塩ラーメンが食べたかったので、私は塩ラーメンを注文。
醤油ラーメンは中細麺で、太いメンマが入っています。
塩ラーメンも中細麺ですけど、こっちのメンマは細い。
穂先の部分のメンマだそうです。
メンマを使い分けているのは珍しいと思います。
さて味ですが。
子どもは醤油ラーメンを食べたとたんに「変わった味・・」と批評。
鶏や魚介でなく、豚骨と魚介という旭川ラーメンのスープは、多分初めての経験かも。
でも「美味しいかい?」と聞くと、「うん」とうなずいて、黙々とモクモク食べています。
その様子を見たからか、おばさんが子どものところに来て「ぼうや、ご飯食べるかい?」と聞く。
子どもは私の顔を見てから、「いいです」と手を振る。
おばさんはそんな拒否には屈しません。
「うちはご飯、サービスなんだ。ご飯にラーメンのスープをかけて食べると美味しいよ。食べるかい?」とさらに子どもを誘う。これってほとんど押し売りですね(笑)。
子どもは私の顔をまた見て、どうしようか迷っている。
ご飯にラーメンのスープをかけて食べるというのに、かなりググっときたみたいです。
「じゃあ、お願いしようか。」と私が言うと、子どもも「ウン」とうなずく。
小ドンブリにご飯が来ました。
子どもは早速、スープを入れてご飯を食べる。
実はうちの子どもはラーメン好きだけど、ご飯が大好きで、ラーメンスープを入れたご飯なんて、とってもうれしいんです。
私も塩ラーメンのスープをご飯にかけて食べてみました。
おばさんがまた来て、「どう、美味しい?」と聞く。子どもはニコニコして「うん!」とうなずく。
我が意をえたおばさんはさらに言う。
「本当は、ご飯にかけるのは、醤油ラーメンの方が美味しいんだ。」・・・えっ?そうなの?
「お父さんも坊やのをもらって食べてみたら?」
もっと早くに言ってよ~
私は、塩ラーメンのスープがかかったところを掻き込んで、子どもに「醤油ラーメンのスープもらっていい?」と聞くと同時にスープをかけて、食べてみる。
うん、確かに醤油ラーメンの方が美味しい。
子どもはラーメンよりも先にご飯を平らげてしまった。
そこにまたおばさんがまたまた来た。
「ラーメン食べた後に、残ったスープをご飯にかけて食べる人が多いんだ。ぼうやも大きくなったら、そうやって食べたらいいよ。」と正統派の食べ方を伝授。
ラーメンを食べきってから、さらにご飯を食べるのは、子どもには無理だもんな。
札幌のラーメンは東京よりも麺の量が多くて、これだけで1食分になる量です。
それに小ライスまで注文したのだから、かなりの量ですから。
しかしそれでも子どもは、トッピングを残してほぼ完食。ご立派!
でもって、子どもはカウンターに突っ伏します。
お腹が苦しくて、動けないそうです。
そりゃそうだろう、私も満腹ですから。
ラーメン、美味しかったです。
ここは味噌ラーメンが美味しいみたい。
次の機会があったら、味噌を注文してみようと思います。
麺処 平成 (ラーメン / 北24条)
★★★★☆ 4.0
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