ファーム富田 [旅行先]
宿を9時過ぎに出て、中富良野へ向かいました。
上富良野・中富良野はラベンダーで有名です。
ラベンダー園はいくつかありますが、やはりファーム富田へ。
場所は中富良野です。
HPはここです。
カミサンは初めての訪問。
私はかなり以前、もう25年くらい前に1回来ている。
2年前の冬にも来たけど、冬は何もなかったです。
ラベンダーは7月が最盛期。8月初旬なら、まだなんとかあるかなと思って来ました。
で、ファームに来てみる、もうほとんど咲いていませんでした。
終わっちゃったみたいです。
倖の小路(さいわいのこみち)の掲示によると、
今年は雨のせいで色が褪せてしまったみたいです。
ほんとうに残念です。
でも、ラベンダーはみられなくとも、別の種類の花々が庭園を飾っていました。
ファームを巡っていると、香水の舎の近くにトラディショナルラベンダー畑というところがありました。
日本でのラベンダー栽培は、1937年にフランスから種子が輸入され、富良野では1948年から栽培がはじまった。
そして1970年には栽培面積230ヘクタール以上、精油生産量5トンという最盛期を迎えました。
しかしその直後、合成香料の発達や貿易自由化による輸入品の影響で、富良野のラベンダー栽培は壊滅します。
富田ファームでもラベンダー生産を断念し、トラクターでラベンダーの株を踏みにじろうとした。
でも、できなかった。
それが現在の発展の基になったのです。
旧国鉄のカレンダーに富良野のラベンダー畑の写真が採用されたために、観光客が訪れるようになる。
この畑は、ファームにとっては思い出の畑なのですね。
ラベンダーも政策に翻弄された作物なんだ、って思っいました。
綺麗なファームで儲けてるなぁ、なんて思ってるだけでは、見えてこないものがあるんじゃないかな。
ショップ花人の舎で富田氏の『私のラベンダー物語』(絶版)を売っていたので、購入。500円でした。
倖の小路(さいわいのこみち)はアイスなんかのお店があります。
アイスは、ラベンダー、バニラ、富良野メロン、バニラミックス(ラベンダー&バニラ)、メロンミックス(ラベンダー&富良野メロン)の5種類で、ワッフルコーンが250円、カップが200円です。
やっぱ、ラベンダーでしょって思って子どもに勧めたら、バニラだって。
トラディショナル~ぅ!
ドライフラワーの舎の館内は、ドライフラワーでいっぱい。
中央には橋があって、ラベンダーのポプリが川の水のようになっていて、カヌーまで浮かんでいます。
そんな綺麗なところで記念撮影。花に囲まれてきれいです。
ファームの歴史も掲示されています。
この加圧水蒸気蒸留器でエッセンシャルオイルを抽出したんだそうです。
コメント 0