SSブログ
 

ホテルサンセリテ札幌の朝食でエゾシカの鹿肉丼を初体験 [ホテルの朝食]

今回の札幌での宿泊先ホテルは、中島公園のすぐ近く、歓楽街すすきののはずれにあるホテルサンセリテ札幌。

ここにした理由は、値段の安さ。1泊朝食付きで4500円。ここまでなら普通に安いんですけど、さらに北海道限定の「札幌クラッシック」が2缶付きです。
値段では見えない施設の違いもちょっと驚き。普通のビジネスホテルのシングルルームではなく、全室ツインルームで部屋が広い。しかもトイレとバスは別という設計。
それでなんでこんな価格設定になるのか。立地なのか、不景気なのか・・・。

悩ましいのはサービスでもらえる缶ビール2缶をどう呑むのか。夕食に行く前に飲んで酒代を節約するか(「最初の生ビール」の味が落ちる)、ホテルに帰ってから飲むか(二日酔いを増長する)、お土産に持って帰るか。結局私は、お土産にしたんですけど。

それはともかく、このホテルでの朝食を紹介しましょう。

ホテルのチャックイン時に翌朝の朝食を選択します。

和食と洋食とそれぞれ4種類、計8種類のメニューから選びます。
和食系は、和定食、うどん膳、朝がゆ膳、もみじ膳。
洋食系は、洋定食、クラムチャウダー、朝カレー、ホットケーキセット。

和食系は、ふつうの和定食のほかに、おかゆがあって、いつもどおり和定食にしよう、と思いつつメニューをよく見ると、不思議な料理名を発見しました。「もみじ膳」です。「もみじ」とは初耳です。説明を読むと、なんとエゾシカの丼です。
そんなの出すんだぁ!
非常に珍しいので、朝食は「もみじ膳」に決定。

朝食をオーダーして、食券を受け取りました。
後でわかったことですけど、鹿肉のことを「もみじ」と呼ぶそうです。

さて翌朝。朝食場所は地下のレストラン「ヴェラシティ」。
食券を渡し、ドリンクバーの牛乳を飲んで待っていると、丼と味噌汁が出てきました。

もみじ丼は、普通の牛丼スタイル。帯広の豚丼タイプじゃありません。
丼の中に肉がたっぷり入っていて、ご飯がほとんど見えません。
しかもより肉よりタマネギが多いっていうのとは全く逆に、タマネギはほとんどなくて鹿肉だらけです。
これってけっこうすごいかも。

肉は薄切りにしてあって、脂肪分はほとんどなく、バラ肉のスライスでしょうか。

さてその鹿肉を口に含んで見ると・・・。
臭いがするかと思ったら、全く獣臭さがない! これは驚き。
噛みしめると肉は歯ごたえがあるけど、味は淡泊。
汁の薄くて甘い味が染み込んでいています。

メニューの説明に「臭いなどはなく食べやすくしたどんぶりです」と書いてましたけど、確かにそのとおりです。
エゾシカ肉の食用については長くなるので、ブログで別に書いておきます。

味噌汁は具がないように見えましたけど(笑)
小さなホタテが1つぶ入っていました。間引きのホタテでしょう。
これも北海道らしい具材です。

北海道でもちょっと珍しい朝食でした。
もみじ丼の方は、ご飯は量が多いから、少し残しました。
朝からちょっとボリュームあったかなと思いますけど、牛丼みたいに重くはありません。

このレストランは朝食だけの営業で、通常価格は1155円です。
この値段だとかなり高いですけど、宿泊料金にセットだと安いです。
ランチタイムは『秋田稲庭うどん処 稲庭亭』として、朝とはまったく別形態
で営業しているようです。


 
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0