駒ヶ根にもローメンの萬里あり、郷愁を感じるB級グルメ 萬里@長野県駒ケ根市 [ 甲信越]
駒ヶ根で地元のOさんと『桂』で一次会をしてから、ローメンを食べに来ました。
駒ヶ根駅の近くにある『萬里』というお店です。
ローメンはお隣、伊那の名物料理です。そこの『萬里本店』が有名らしいですけど、たぶんその支店じゃないかと思います。(食べログに駒ヶ根のこの店が登録されてなかったので、新規登録しますけど、営業時間等の詳しいことは確認していません。)
席についたとたん、Oさんが「ローメン食べる前に、紹興酒を飲みましょう!」と言って、有無を言わさずに暖めた紹興酒を注文。
小型のコップの中には、干した梅干しのようなものが入っています。
味を確認しませんでしたけど、たぶんこれは台湾の干し梅です。
酸っぱい日本の梅干じゃなくて、甘いんです。そして梅だから、甘酸っぱい味です。台湾の話梅(ワームイ)っていうお菓子です。
紹興酒を飲むときに氷砂糖を入れることがありますけど(私は好きじゃないですが)、この話梅を入れるんだったら香り付けにいいですね。
って言っても、私は酔っぱらっていたから、その香りの効果なんてもうわかんない状態でした。
話梅の入ったコップに、紹興酒を注いで乾杯!
各自のコップに紹興酒を注ぎ足したOさんが、すぐに「1本じゃ足りないでしょう!」と言って2本目を注文。
えっ!大丈夫?さっき日本酒を十分に飲んだんだけど・・・と躊躇する間を与えてくれませんでした。(笑)
お通しは、冷や奴。写真は1/4食べたあとです。
ここのメニューは、ローメンの並が630円、大が800円、マトン焼肉650円、ラム焼肉700円など。
メニューにマトンやラムがあるなんて、北海道以外ではすごく不思議。
でも伊那地方では馬肉だけでなく羊肉を食べる食文化もあるようです。
詳しいことは不明だけど戦前は軍用に羊毛生産が行われ、その廃用肉を食べていたんだろうと思います。
ラム焼肉にしよう、ってOさんが言います。
「私はマトンが好きです!」とすかさず意見。
「マトンは臭うでしょう。」というYさん。
「そこが美味しいんですよ!北海道では昔はみんなマトン食べてましたよ。」と道産子の意気地を見せる(まぁ、たいしたことはないけど)。
じゃあ両方、ってことになりました。
最初に来たのは、マトン焼肉。
やや厚めの肉にタレをつけて焼いてあります。肉に弾力があって、マトン特有の香りがして、懐かしく、旨い。
次にラム焼肉。シメジといっしょに焼いてあります。
柔らかくて上品ですね。こっちの方が食べやすい。
お店の人が野沢菜の漬け物をサービスしてくれました。
浅漬けじゃなくて、もっと漬かっていて、酒の肴にちょうどいい・
しばらく紹興酒を飲んでから、いよいよローメンの登場。
太めの中華麺の蒸し麺が使われている焼きそばです。汁がすこし入っている。
キャベツ、モヤシとラム肉の具が入っています。ローメンって、羊の肉だったのね。今頃わかりました。
これに好みで味をつけて食べます。
陶器の入れ物には特製のソース(たれ)が入っていたかな?
酢とそれからラー油をたっぷりかけて食べました。
ローメンって、羊肉がたっぷり入った肉野菜炒めに蒸し麺を混ぜたものという感じでしょうか。
昔は肉が入って旨い食べものだったと思う。
いまではすっごく旨い、とまではいかないけど、懐かしい感じの料理です。
値段からみても、ラーメンみたいに、普通にときどき食べるものって感じかな。
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