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四川・広東そして蘭州料理の佳佳 [ 東京ランチ]

溜池山王の交差点近くの辛い中華屋『佳佳』に行きました。
「けいけい」じゃなくて「よしよし」と読みます。訓読みですね。

今回で2度目なんだけど、前回は写真を撮らなかったので、今回が初紹介です。

店の前にランチのメニュー。これ以外にもたくさんのメニューがあります。

この店の入り口は変です。前回来たときのこと。
「佳佳」と書いてあるドアを開けると、そこは厨房入口なのです。

あれ?と思うと、隣の店、チャイハナ(Chaihana)の入り口から入るようになっているんです。
チャイハナ側から店に入って店員に聞くと、そこが佳佳なんだという。
すごく変です。

2階に通されて、辺りを見回すと、佳佳とチャイハナの間の壁に通路があって、行き来ができます。
要るに1つの店なのです。
佳佳とチャイハナは、もともと1つの店だったのか。後で1つになって、チャイハナはなくなったのか。
よくわかりせんが、ともかく今は佳佳なのです。

箸の袋には、「本格郷土料理」とあります。どこの郷土料理なんだろ。
四川・広東料理なんて表示もあったけど・・。

箸袋の裏面には「蘭州牛肉麺」とあります。
中国甘粛省の省都蘭州市の料理だ。
甘粛省は四川省の北隣にある州で、イスラム教だから、豚じゃなくて牛肉ってわけだ。
だから本来は「蘭州料理」の店みたい。それが「本格郷土料理」なのね。

メューの写真を撮ろうとしたけど、注文するとメニューをすぐに持って行かれるので、写真に撮れない・・・。

さて、Kさんは、鶏肉・竹の子醤油煮込み850円(だったかな?)。
ザーサイ、スープ、杏仁豆腐とたっぷりのご飯がついています。
これはほとんど辛くないです。でも、しばらくするとKさんの額に汗が出てきました。ちょっと辛いみたい。

私は、前来たときには、担々麺を注文して、それはそれで美味しかったんですけど、そのとき辛いもの好きのAさんとMさんが食べていた料理が気になっていたので、回はそれを注文です。

牛肉の唐辛子煮込み930円です。
中華料理では鶏や豚が普通だけど、蘭州料理だから牛なのね。
ザーサイではなくサラダとスープ、杏仁豆腐がついています。

唐辛子煮込み。
辛子がたっぷり入り、そして熱々の油がたっぷりかかっています。
上の方にある牛肉は、当然ですけど片栗粉をつけて下処理されています。
その下に野菜が沈んでいます。

肉をとって食べると、熱っ!そして辛っ! もう激熱・激辛です。
辛くてむせてしまいます。

いや~、辛い物好きの私には、すっごく旨いです。
それをご飯に載せて、ハフハフといただきました。

この唐辛子煮込みは、最近、上海当たりで流行って、日本でも流行り始めている「水煮」という料理です。
水煮というだけあって、下処理した肉をスープで煮ますけど、最後に辛い熱々の油をジャーッとかけるから、見た目は油に浮かんだ油煮って感じです。

テーブルには店の自家製ラー油が置いてあります。油の下に唐辛子が大量に沈んでいます。今回はかけなかったけど、担々麺なんかのときには、たっぷりかけると旨いです。

次回は、「蘭州牛肉麺」を食べてみたいと思います。

佳佳


 
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