ツタのからまる喫茶店「般若」 2010年8月に閉店とは [ 東京ランチ]
虎ノ門2丁目にツタだらけの建物が、ぽつんと建っている。
ぽつんと建っているのは、周りの建物が取り壊されたためで、もとは隣にも建物がちゃんとあったはずなです。
そしてこの建物は、喫茶店なのです。
「般若」という名の喫茶店。
コーヒーのほかは、トーストとサンドイッチしかない。これぞ本来の喫茶店だ。
「喫茶店」というもの自体がすっかり姿を見えなくなってしまったこの時代に、しっかりと存在感のあるこの喫茶店に感動を覚える。
こんな店が、ネット情報では今年2010年8月に閉店するらしい。(理由は後で)
とても残念だ。
閉店前にぜひとも入ってみたい。
「ぽつん」となってしまったのは、みんな立ち退いてしまったため。
ここに道路ができるから。
その道路は通称「マッカーサー道路」。
GHQの占領下で、米国大使館から竹橋桟橋までの道路をGHQのマッカーサーが嘱望していた。それを今になってつくっているのだとか。から「幻のマッカーサー道路」とも呼ばれている。
いかにも、という感じもするけど、でも「マッカーサーが」、というのは、実はウソらしい。
wikipediaによると、1946年に、日本が100m道路を計画したが、GHQが反対し、ドッジラインの緊縮財政で40m道路になったそうだ。
占領下に計画された道路を今になって造ることにした、っていうのはホントの話。
ともあれ、閉店前にここでコーヒーを飲んでみたい。
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