筥崎宮の放生会大祭@福岡市 [旅行先]
昨年9月に福岡に行ったときのこと。
香椎宮の見学をした後、筥崎宮(はこざきぐう)へ行きました。ちょうど放生会(ほうじょうや)大祭の時期だったからです。
筥崎宮の楼門。
ここは、応神天皇を主祭神とし、神功皇后と玉依姫命を配祀してます。
神功皇后は応神天皇の母とされるけれども、ともに実在性はないです。玉依姫命は巫女です。
応神天皇は八幡神と同一視されているので、ここも宇佐八幡を総社とする八幡宮に数えられますけど、それは誤りです。
その宇佐八幡と筥崎宮との関係は次回に書きます。(と言いつつ、ずっと先延ばしになっていました。やっとここに書きました。)
楼門には「敵国降伏」の文字が掲げられている。扁額って言うんですね。
ここを創設した醍醐天皇が書いたものを文禄年間に筑前領主小早川隆景が楼門を造営した時に謹写拡大したものだそうです。
文永11年(西暦1274)の蒙古襲来で炎上した社殿の再興にあたって亀山(かめやま)上皇が納めた字跡もあるそうです。
ここは、平安時代の延喜21年(921年)に八幡大神の託宣があって、延長元年(923年)に大分(だいぶ)宮から遷座したのが筥崎宮の始まりとされます。
この大分宮と筥崎宮についてはとても興味深いので、次回にメモを書いておきます。
さて今日はお祭り。お店が実に興味深いので写真を撮ってみました。
筥崎さん名物放生会生姜。これはほんと名物のようです。
箱崎の農家は生姜を栽培していて、採れたての新生姜が露店で売られるそうです。
博多ちゃんぽんがあります。チャンポンって、麺かと思ったら違います。
「びーどろ」です。これも筥崎宮の名物だそうです。
太宰府の梅ヶ枝餅。
「梅ヶ枝餅」って登録商標なんだけど、椎木茶屋さんは太宰府のお店みたいです。
確かにテキ屋風じゃないなぁ。
筥崎宮名物の「社日餅」。梅ヶ枝餅と似てますけど、名前が違う。
ヨモギ入りのものもあります。
筑前名物の梅安餅。似た名前ですね。
宮崎名物もあります。肉巻きおにぎりです。
東国原さんの絵も入っている。
ラーメン500円の宣伝。
かなり大きなお店です。食べようかと迷ったけど、さっき食べたばかりでさすがに食い過ぎなのでパス。
中国帰還者の東北風味手作り餃子。これも旨そう。
アジアンエステック料理、タイ風味マイヤン。
いったいこれはなんでしょう?
鶏モモ肉を鉄板で焼いてカレー味と甘辛いタレで味付けし、カップに入れたトルティーヤの皮みたいなものの中に入れたもの。
奥には沖縄名物サーターアンダーギーがある。
さすがに福岡は開かれた味の宝庫って感じです。
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