山口県の食材を美味しくいただく 福の花@日本橋 [ 東京飲みある記]
今夜は研修で来ていたAさんが帰るので、その送別会。
宴会の会場はAさんの出身地、山口県料理の店を紹介してもらいました。
「福の花」というお店。オーナーが山口県出身なんだそうです。
今回のお店は、東京メトロ日本橋駅のすぐ近く。
なかなかいいお店です。
「山口料理」っていうより、山口県の食材を美味しく食べるお店ってことだと思います。
店内は古材を使って、古民家のようなつくりになっています。
掘り炬燵のある部屋には、私たちと同じくらいの十数人のグループがもう1組います。
今夜は飲み放題です。まずはビールで乾杯。
出てきたのは、サントリーのプレミアムモルツ。おぅ、これはいい!
最初の料理は、旬の野菜盛り合わせ。生野菜に味噌をつけて食べます。
小さなトマトは分かるけど、あとの2つの野菜はナニ?
奥の白っぽい野菜は青パパイヤ。ほとんど味がないウリですね。でもタンパク質分解酵素(プロテアーゼ)や脂肪分解酵素(リパーゼ)なんかが、たくさん含まれていているんだそうです。
手前のオレンジ色の野菜はニンジンかと思ったらバターナッツですって。
初めて食べました。ニンジンと違って、臭いがなくて、マッタリしている。
実はこれ、カボチャですって。ひょうたん形の小型のカボチャで、果肉がバターのようにネットリしていて、果肉に油分のような滑かさがある。そしてナッツのような濃い旨みと香りがある、ということだそうです。
刺身3種盛り合わせ。
ブリ(さすが中国地方)とカツオ、そしてイカ(アオリイカ?)。ブリとカツオは、新鮮で脂がのっていて、旨い。
この刺身を食べるには、専用の刺身醤油が置いてあります。
山口県萩市産の醤油。西の地方独特のたまり醤油風。
トロリとして甘い醤油は、どうも好きになれないのだけど、これは甘さ控えめで、まぁまぁ良かった。こういう味覚は慣習の違いだから、難しいね。
酒菜の盛り合わせ。
ゴボ天(ゴボウの薩摩揚げ)、イカの塩辛、アジの味醂干し。山口県から取り寄せたものだそうです。
塩辛は、イカのワタ(ゴロ)が入っていない清んだもので、ピリ辛の味。
長州どりもも串焼。山口県産の長州鶏の炭火焼きです。肉厚のネギマです。
「花流 寒鰤大根」。西日本じゃ、ブリは冬の定番ですね。
ブリを食べるんじゃなくて、大根を食べる料理ですよね。
自家製つくね炭火焼。炭火の香ばしい香りがいいね。
ここらでカメラの電池切れ。写真は撮れません。
この後、下関名物とんちゃん鍋が来ました。
鉄板の上に乗った牛のモツと野菜を辛味噌で焼いて食べる。辛味噌がなかなか旨い。途中で野菜の追加がありました。これってサービスかな?
〆に、ちゃんぽん麺が投入されました。
追加で、山口県郷土料理「瓦そば」です。
熱く焼かれた瓦の上に、茶そばを乗せて、蕎麦の表面をパリパリにして、牛肉などの具といっしょに甘めの麺汁につけて食べます。
まぁそんなに旨い!ってほどじゃないんです、実は。でも名物ですから。
お酒は、飲み放題の山口県の日本酒をいただきました。
男山銀撰、山猿特別純米、東洋美人特別本醸造、金冠黒松純米、五橋本醸造。
男山がキレがあってよかったかな。私は男山っていうと北海道の酒を連想しちゃうんだけど、各地にあるんですね。
Aさんご推薦で、獺祭純米大吟醸を追加してみんなで飲みました。大吟醸らしい旨さです。
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