家庭的料理と極上の日本酒 吟渓の夕食(その1) 吟渓@ニセコ [温泉・旅館・民宿]
ニセコアンヌプリにスキーをしに来ました。
今年の宿は私の家族の定宿にしているペンションの「吟渓」さん。
吟醸の「吟」と渓谷の「渓」をとった名前は、日本酒と渓流釣りが好きなオーナーの命名。
夕食前の入浴は、周囲にたくさんある温泉の1つで。初日は鯉川温泉に入りました。当然、掛け流しの湯ですよ。
さて、宿に帰ってから夕食です。
初日の夕食の献立は
食前酒:ぽん酒の梅酒
いかのぽっぽ焼き
チヂミ風キムチ焼き
大豆のひじき煮
ほっけの竜田揚げ
おから入りハンバーグ
漬け物:大根の粕味噌漬け
デザート:チョコレートソースのアイスクリーム
ご飯:ななつぼし自家精米五分づき(島牧村産無農薬米)
味噌汁:じゃがいものみそ汁(北桧山産手作り味噌)
あら?箸置きが可愛い。目玉のでかいフクロウが枝に停まっているんです。
お尻もかわいいぃ~っ。
食前酒は、ぽん酒の梅酒。日本酒の原酒でつくった梅酒です。
焼酎で作るより砂糖がずっと少なく、甘さ控えめなのだけど、熟成が進んだような感じでとてもまろやかです。
あまりに美味しくて、カミサンはお替わりをいただきました。
いかのぽっぽ焼き。味醂醤油をつけてイカを焼いてあります。
自家製の大根の粕味噌漬け。サッパリと漬かった状態で、ご飯のおかずにも酒のつまみにもいい。
チヂミ風キムチ焼。辛さを抑えてあるので、子どもが喜んで食べます。
大豆のひじき煮。定番の家庭料理でしょうか。道産の大ぶりの大豆が旨い。
おから入りハンバーグ。私の家でもよく作るんですけど、サッパリしたハンバーグになるから、好きです。
ほっけの竜田揚げ。素材はもちろん生のホッケ、北海道的です。ホッコリした身が美味しいです。
どれも家庭的な料理で、子どもはご飯とみそ汁をお替わりしていただきました。
食事を終えて薪ストーブ近くのソファで少しお休み。
すこしくつろいでからデザートのチョコレートソースのアイスクリームをいただきました。ナッツがかかっていて、香ばしい。
お酒のことを紹介しましょう。
食前酒は、すでに書いたように日本酒の梅酒でした。
日本酒に行く前に、まずはビール。
北海道限定のサッポロクラシックです。ヱビスもいいけど、クラシックはややサッパリ系で美味しいビールです。
では日本酒をいただきましょう。
食堂に日本酒のリストが解説付きで掲げられています。
どれにしようかなぁ・・ってリストを眺めるのも楽しみですね。
おっ、刈穂。「超弩級 気魄の辛口」ですって。
日本酒度が+25ですって!アルコール度数も19度の純米原酒。
面白そうなので注文してしまいました。
升に入ったグラスにお酒が注がれます。
確かに非常に辛口ですけど、しかし旨さがある。さすが刈穂という酒です。
さて次は・・やはり刈穂にしよう。好きなんです。
「生原酒 番外品」、これも日本酒度+21と超辛口。
山廃純米です。
これも辛口で、もっと芳醇です。旨さはこっちがいいかな。
北海道のお酒を飲みましょう。
栗山町にある小林酒造の北の誉「北斗随想」。
道産の酒造好適米「吟風」を使った純米吟醸酒。
「北都千国会」という日本酒店の会でリリースしているお酒で、その会員店でしか買えない。ラベルも会で貼っているので、手間がかかるからしおりを瓶に下げる方式にしているそうです。
日本酒度+5の辛口。芳醇でやや酸度があって、飲み口の好い酒。
カミサンにもウケが好かった。
今回は3杯飲んで、いい気持ちに酔いました。
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