和風ビストロ 経堂純情酒場・太陽堂@経堂 [ 東京飲みある記]
知人のSさんらといっしょに経堂で食事することに。
事前にお店を探したお店に伺いました。
駅の南側にある「太陽堂」さん。
本屋さんか文房具屋かさんみたいなお名前ですよ。
字体からいうとラーメン屋だったりして。(笑)
でも「経堂純情酒場」なんです。
行灯に日本酒15種以上、本格焼酎とか書いた紙が貼ってあります。
実は料理もお酒も期待できそうなお店らしいんですよ。
さて・・・
店内はかなり広くて、写真はお店の半分です。
厨房に立つのは、コックコートを着たシェフ!
あら、ここは和風居酒屋じゃなくって、心はビストロなのね。
シェフだけじゃなく、フロアの女性もコックコートを着ています。
ますはビールで乾杯。
なんとサッポロ黒生だ!
私が最も愛するビールです。
なんてったって、私は道産子ですから。ビールと言えばサッポロです!
ここのルールは、お通しがないこと。
注文した料理しか出てきません。
では、メニューを拝見。
表紙には、定番の飲み物。
ビールはサッポロ黒生!ヱビスの黒ビールもある。
あら、角ハイとホッピーもあるのね。
料理は魅力的なものが、いろいろあるんですよ。
赤い丸で囲ってあるのがおすすめですって。
さて、注文した料理は・・
サンマ刺身480円。
いやはや、これはかなり美味しい。
しかもハラスの部分は、炙るという手を加えているもんだから、
脂が適度に落ちてしかも香ばしくて、これがまた旨いのだよ。
この1品だけで、店のレベルとシェフの思いがわかるというもの。
ゆでたん630円。茹でたタンです。
牛タンがトロットロに柔らかくって、美味しいんですよ。
注文したSさんが、感激モードです。
ひな鶏のパリパリ焼き680円。
チキンの半身をスパイシーに焼いてあります。
量も多いし、パリパリの皮と柔らかい肉がスパイシーに焼かれている。
ぶりかま焼き580円。
ブリだもんね、でかいカマがスパイシーです。
お酒を様子も紹介しましょう。
酒のリストは、本格焼酎がなんでも480円だって!こりゃたまらん。
日本酒もいいんだよね。
同行のTさんは「伊根満開」をオーダー。
「赤米酒」なの?
そういえば伊根って、少し前に行ったところです。
経堂の近くにある東京農業大学が施術指導したお酒ですか。
あらぁ!真っ赤なお酒です。赤ワインみたい。
で、味は・・・わぉ!赤ワインみたい!
やや甘みがある味です。
赤ワインのような、やや甘いお酒っていうことで、売るのかな?
私は伯楽星の純米吟醸をいただきました。
宮城県大崎市の新澤醸造店のお酒です。
後で調べたら杜氏の専務は、東京農大の、かの醸造学科の卒業生ですって。
食事を引き立てる食中で飲めるお酒を目指しているのだそうです。
グラス1杯700円です。
バナナのような香り、っていうのかな。
その後は、宮崎の芋焼酎「松露」をいただきました。
ところでお店に入ったときから気になっていたテーブルがあるんです。
左藤の黒とか魔王の一升瓶がおいてあるんです。
これ、いただいてもいいんですか?
魔王はおいくらでしょうか?
650円?
ホントそれでいいのかしら。
いや、これは嬉しい。
魔王をロックでいただきました。
ホタルイカ沖漬け450円。
酒の肴にいいですね。
クリームチーズ味噌漬け400円。
これきっと美味しいよ、と言って注文したものです。
クリームチーズに味噌の香りが移って、塩のせいでまったりした食感が少しひき締まっている感じです。
アルコールに合いますね。
あじなめろう680円。
「なめろう」はアジを包丁で細かくたたいて、ネギ、味噌と和えたもの。
それを舐めるように食べるから「なめろう」ですね。
なんとSさんは、このなめろうが好きなんですって。
私もとても好きです。もう日本酒にピッタリです。
ビッシリと敷いてある海苔にくるんでいただきました。
むかご素揚げ300円。
むかごは自然薯の実です。
先日、人形町今半で食事をしたときにムカゴの松葉刺しが出て、
あらムカゴって売られているんだぁ・・、って思ったんだけど、
こうしてメニューになるってことは、しっかり商品になっているんですね。
塩煎りギンナン400円。
もう銀杏の季節ですかぁ。
香ばしくて、ネットリした実が美味しいね。
そろそろお開き・・というとき、〆にスープを出してくれます。
ワカメの入ったお吸い物。
ちょっと塩気があるから、お茶よりすっきりします。
美味しい酒と美味しい料理でした。
たま来ますね!なんて言ってお店を出ました。
ごちそうさまでした。
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