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函館朝市で三つ巴の元祖巴丼 きくよ食堂本店@函館 [ 愛しき食堂]

函館でブランチにしました。
実はまだ10時なんだ。

JR函館駅。駅舎が2003年に新しくなってる。

函館駅の西口に広がる函館朝市。
そこにあるお店でブランチをいただくこうと思ってます。

「きくよ食堂」の支店に向かったんだけど、小雨が降っているので

手前の本店に入ることにしました。

お店の入口を入ってすぐのところにある水槽に、生きたイカが泳いでいる。
この活きイカ1パイ、1800円だって。

水槽の底に沈んでいる箱の中は活きたアワビ。

さて、店内はウナギの寝床のように奥に長い。
まだ10時だから客はほとんどいない。

「どこでもお好きな席にどうぞ」というおばちゃんの声に誘われて、厨房前のテーブル席に座りました。
配膳口の上に「真イカ耳わさ刺身」、「ルイベ刺身」なんて札がある。
そんなんでお酒がいただけたら嬉しいなぁ・・。
でも今日は海鮮丼だ!

メニューは海鮮丼のいろんなバージョンがある。どれも1000円超。
1種、2種、3種

4種、5種、7種ってのもある。

一品料理や

単品ミニサイズとかもある。

海鮮丼にしたいんけど、どうするかな・・・。つい迷います。
でも今回は前もって決めてきたものを注文する。
「元祖海鮮巴丼」1680円!
ウニ、イクラ、ホタテを丼にのせて「巴丼」としたのは、このお店が発祥だそうです。
それで「元祖」なのだから。
しかしこの値段は観光客価格だよな。

Yさんは「3種お好み丼B」1780円。
巴丼のイクラを好きなイカに替えた3種丼だ。

ちなみに「巴」って、勾玉みたいな形がいくつか円を描くように並んだ紋のこと。
三つ巴が有名(?)だけど、二つ巴、四つ巴もある。
このお店の「巴丼」はもちろん三つ巴。

お茶はテーブルの上に置いてあるポットからセルフでいただきます。

料理が出来上がるまでの間、テーブルに置いてあるシートを眺めて楽しみましょう。

函館の旬の味覚が載っている。
イカは、1~5月はヤリイカ、6月~12月は真イカ(スルメイカ)。
アワビは6~8月、ホタテは11~3月。
ウニは11~2月と6~8月。10月はちょっと時期はずれかな?
ホッケは8~9月?そうとも言えないんだよ。(それはまた後ほど。)

「きくよ食堂まめ知識」
函館市のこと、サケや北海道の花について書いてある。

函館を舞台にした文学や函館ゆかりの有名人のリスト。
GLAYとか北島三郎とかとか・・。

おぉっt、ほとんど待たされずに料理が出てきました。

私の巴丼と味噌汁。

大粒の赤いイクラ、厚切りの白いホタテ、そしてオレンジ色のウニ。美しい・・・。

海鮮丼には食べ方があるだよ、ってお店の人がちゃんと教えてくれる。
イクラ、サケは、そのまま食べる。醤油漬けだから。
ウニ、カニは、わさびダレがかかっているから、これもそのまま食べる。
ホタテ、エビ、イカは、醤油をかけて食べる。

ということで、ワサビが載っているホタテに醤油をかけて・・・
あっ!ウニにも流れて行っちゃった!
でもまぁ、別に問題ないから、いいっしょ。

ではまずはウニからいただきまーす。
口の中に入れると、とろけて・・・ウニの濃厚な味、そして香りが広がる。
うんめぇ~!

ミョウバンの苦さはない。塩水浸けの塩水ウニだよ。
ということはとても新鮮なウニ、だからうまいのだね。

ホタテ。
柔らかいながらも貝柱の繊維が軽くシコシコ。
噛むほどにホタテ貝独特の旨みと香りが口の中に広がる。
うぅぅぅ、うまい!

箸ではちょっと取りにくいイクラ。
大粒でキラキラ光ったイクラを噛むと、歯の間でプチプチと1個づつはじける。
プチュっとイクラの濃厚なエキスがはじけ、漬けダレの味とともに口中を満たす。
う、う、うんまいぃぃぃ!

とっても旨くて、食べきるの惜しいくらいに。

味噌汁の具は、岩のりがたっぷりで、いい香り。

Yさんの3種丼は。オレンジのウニ、薄ピンクのホタテ、そして白いイカ。
イカも美味しいって。

値段は観光客価格だけど、しかしネタは間違いなく、いい。
昼から、いや遅い朝から贅沢しました。

ごちそうさまでした。

食べログ: きくよ食堂 本店




関連ランキング:丼もの(その他) | 函館駅函館駅前駅市役所前駅(函館)


 
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