居心地の良い店でサク飲み 文六＠神戸市

神戸での夜。三宮駅の高架下あたりで飲み歩いてから、ホテル近くの駅へ向かいました。
最寄駅は神戸高速駅。駅から西に行くと・・・

通りの入り口に「福原柳筋」のネオン。
賑やかですねぇ、と思ったら、なんとソープランドがいっぱい！w(*ﾟoﾟ*)w
とんちゃんとは縁のない世界。客引きのおにいさんを素通りして店を探します。

おっと、なにやらいい感じの店構えのお店です。
焼き杉を立て板張りしてあったりして、かなり趣がある。

【食べ処・呑み処】の「文六」さん。
文六ってえと、やっぱり獅子文六に因んでいるんでしょうねぇ。

では、と藍染の暖簾をくぐりました。 

お店はご主人と女将さんの２人。
カウンター席に座わってメニューを眺めていると、なんとなく居心地の良さを感じる。
やや暗めの照明や女将さんたちの距離感がそんな雰囲気をかもし出しているようです。

まずは飲み物。芋焼酎のロックにしましょうか。

◆黒霧島ロック
外れなしに黒霧島。

つまみは何に・・・
お通しを待ちながら、多彩な料理が並ぶメニューを眺めてみます。

焼き物、天ぷら、炒め物

一品料理に串かつ

 

食事、野菜、おでん

オーダーは、お通しをつまんでから・・・と思ったんですけど、お通しが出てきません。
お通し無し、っていうシステムのお店がけっこうあるんですね。
その方が分かりやすくていいです。

 

壁にもいろいろメニュー。
「はも皮の酢の物」っていいんじゃない？

ホワイトボードにあるのは、本日のお勧めってところかな。
ハモ皮酢は「阿南」ですって。徳島の阿南はハモの産地なんですね。

◆はも皮の酢の物
筒状に巻いて味付けされた鱧の皮を輪切りにして、キュウリといっしょに酢の物にしている。
独特の食感と香ばしさが旨いです。 二倍酢っていうのかな、酢の加減もいいですね。
ちょっと日本酒がほしくなったりしますけど、まぁまぁ、と気持ちを抑える。

箸袋に【楠六の文六】って書いてあります。
楠六とは楠六丁目のこと。楠町の町名は、楠木正成を祭神として祭る湊川神社に由来するとか。
その文六から移転して来たんでしょうか、あるいは橘通だとソープのイメージだからかな？

ここもほんとにチャチャ飲みですけど、居心地の良いお店。
たったこれだけなんだけど、ここの料理は旨そうです。
もう少し腰を落ち着けてのみたいところです。

ごちそうさまでした。

食べログ：　文六
夜総合点★★★★☆ 4.0

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コメント 2

はもの皮の酢の物は初めてですね。
最初に見たとき「氷頭なます」かと思いました。
しわしわのお品書きがそそられますな（笑）

by 式守錦太夫 (2014-05-26 01:13) 

> 式守錦太夫さん
魚の皮系は旨いですね。
なるほど「氷頭なます」に見えなくもないです。
シワシワがお店の雰囲気を伝えています。（笑）
by とんちゃん (2014-05-26 12:26)