和風アッサリ系ラーメンが旨い のらや@茨城県土浦市 [ 茨城県]
土浦駅東口の南、桜川を渡って国道125号の手前に数年前からラーメン屋さんがありました。
「のらや」さん。
つけ麺の幟があったりして、コッテリ系のラーメンに違いない、ってことで避けていました。
しかし【和風らーめん】って書いてあって、実はアッサリ系のラーメンなんです。
深夜に訪問したので客はいません。
1階のカウンター席に座りました。
和風らーめん
普通750円(約130g)、大盛り800円(約195g)、特盛850円(約260g)。
1人前130gってのは、やや少なめの量ですね。
【煮干し・鰹節・鯖節・昆布・野菜などを豊富に使用して仕上げたスープは、あっさりしていてコクがある。
特別配合の中細麺が、スープとよく馴染んだ味わい深いラーメンです。】と書いてある。
麺の固さ・味の濃さ・油の量を好みで変えることができるそうです。
のらや流つけめん
普通850円(約200g)、大盛り900円(約270g)、特盛950円(約350g)。
ラーメンより値段が高くて、麺の量がグッと多い。
【麺に特製ダレで味付けたとろろを和えて食べる新感覚つけ麺!
和風ダシのスープととろろの相性は抜群で、特注中細麺にしっかりスープを絡ませます!!】
とろろ入りのつけ麺ですか。かなり変わっています。
さて、どっちにしようか?お店の人に聞いてみました。
「おすすめはどっちですか?」
「ラーメンの店ですから、やはりラーメンです。」
うむ、しごく当然の回答で、納得!
「じゃ、ラーメンお願いします。」
「のらや」の味の能書きが書いてあります。
スープに使用する大量の煮干しは九十九里、山口産等数種類をブレンドしている。
鰹節は薩摩枕崎産のカビ付き本節。
鯖節は枕崎産、宗田節は土佐産でスープと醤油ダレでカビ付きとカビ無しを使い分けている。
ちなみに、カビ付きのものが「枯節」という本来の鰹節で、カビ無しのものは「花かつお」の原料の「荒節」です。
昆布は羅臼昆布と真昆布をブレンド。
塩は沖縄栗国島産の自然海塩。
チャーシューは肩ロースを独自の調理法で柔らかくしっとりとした食感に仕上げている。
玉子は茨城県産「紅孔雀」を自家製タレに丸1日漬け込んでいる。
メンマは、乾燥メンマを戻してスープで煮込んでいる。
大変に勉強熱心なようです。
◆ラーメン
スープが透明で、なるほど中華そばのようです。そして油が薄く浮かんでいる。
トッピングは肩ロースの大きなチャーシューとメンマ、そして白ねぎ。
透明なスープは、アッサリしているけどコクがある。
鰹節や雑節に、鶏ではなく豚の拳骨が加わってやさしい濃厚さを出しているようです。
これは旨い。
そしてなんと柚子の香り。それが爽快感を出しています。
縮れのある中細麺。
アッサリ系のスープを絡めるために、細くて縮れ、加水率をやや低くしているようです。
「スープが薄いようでしたら、これで調節してください。」
と醤油差しに入った醤油ダレを出してくれました。
塩気はデフォルトで十分ですけど、タレを加えても旨いです。
麺の量が物足りない感じがしたので、ライスを追加オーダー。
◆小ライス
ご飯にスープを加えていただきました。
スープが旨いから、やさしい雑炊風になります。
とんちゃんの家族はアッサリ系ラーメンが好きなので、次回は家族で食べに来ようと思います。
ごちそうさまでした。
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