笠間でブラックラーメン 中華そば・かっちゃん@笠間市 [ 茨城県]
カミサンのアッシーとして笠間市に行きました。
笠間には旨い蕎麦屋がいっぱいあるようなので、お昼は一人で蕎麦でも食べようかな、と何店かピックアップしておきました。
市内を車で流していると、おや!と思う店を発見。
黒い看板になにやらゴチャゴチャ書いてあるお店。
ラーメン屋らしいのだが・・・。
【富山ブラック】と書かれた幟が目に入ったのです。
えっ!富山ブラックが笠間にあるの?!
つい先日、富山ブラックに酷似した高井田ラーメンを食べて感動した記憶が蘇ってきました。
蕎麦をやめて、今日はブラックラーメンだ!ランチの方針を急遽変更です。
幟にある【東京ラーメンショー5年連続売上No.1】って、どこのこと?
【麺家いろは】のことですって。
【麺家いろは 栗原清会長監修】とも書いてあります。
富山ブラックを売りにしている「麺家いろは」の本店は富山県射水市にあって、国内・海外に店舗展開し、東京ラーメンショーにも出店して好評を得ている。というのは後で知ったこと。
この店が、そことどういう関係にあるのか?
以前、テレビ東京系列でやっていた「愛の貧乏脱出大作戦」という番組がありましたよね。
2012年4月9日にその復活SPがあったんです。
そこにこの店のオーナーが出て、「麺家いろは」の店主・栗原清さんが達人として指導したんだそうです。
麺家いろはのHPで知りました。「愛の貧乏脱出大作戦」:http://www.menya-iroha.com/binbou/
そしてその1年後にまたテコ入れしたんだそうです。:http://www.menya-iroha.com/binbousonogo/
このお店の名は「かっちゃん」。
チャーシューやタレは自家製、麺は栗原氏監修だそうです。
富山ブラックに惹かれてお店に入りました。
休日の12時少し過ぎなので、店内はまだお客が少ない。
お店に入ってすぐ右にある券売機で食券を買います。
なんだか色々あるんですけど、デフォルトの「笠間の黒らーめん」にしました。
食券が出てくるとフロア係りのおばさんが、サッと食券をとって、厨房にオーダーを伝えます。
こういうシステムは初めて見ました。
富山ブラックだから、小ライスが必須と思って、小ライスの食券を買うと、それもおばさんがサッと取り上げてオーダーを伝えます。
時間の節約になるからありがたい、と言うべきか、せせこましいというべきか?(^_^)
1人なので、カウンターのどこかに座ろうかなと探したら・・・
「こちらにどうぞ」と、くだんのフロア係りのおばさんが指示します。
そこにはすでにお冷と紙お絞りがセットされている。
ぉぉぉおおお!オーダーだけでなく、席も客に先回りして用意してくれています。
席に着くと【ご優待券】をくれました。
トッピング1品無料!
カウンター席に座って、改めてメニューを拝見。
笠間の「黒ラーメン」が基本で、ネギ玉やチャーシューめんがあります。
完熟味噌らーめんのバリエーションもあって、つけめんもあります。
味噌ラーメンはどこの系統なんだろ・・・。
テーブルには富山ブラックらしく荒挽きの黒胡椒があります。
唐辛子は七味で、札幌味噌ラーメン系じゃないです。
◆笠間の黒らーめん
いい器に入っています。このお店のラーメン丼は笠間焼きを使っているんです。
ほほほほ!真っ黒!
スープはまさに真っ黒です。
メンマ、バラチャーシュー2枚、焼き海苔、ナルト、白ネギがトッピングされています。
スープは真っ黒いけど、そんなにしょっぱくないんです。これは富山ブラックの辛さではない。
しかし味としては旨い。
鶏と昆布や煮干の出汁なのでしょうか。しかも化調はほとんど感じません。
これが「麺家いろは」の監修なのでしょう。
麺は黄色い色をした少し縮れのある中太麺。
富山ブラックは極太麺のはずなので、これはかなり違います。
メンマ。
醤油で煮てあるからしょっぱい・・・と思ったら全然違った。
普通のメンマです。
大きなバラチャーシュー。しょっぱくないから厚切りです。
これはご飯といただきます。
スープは確かにブラックだけどしょっぱくない。
しかも麺が極太面じゃなく、メンマやチャーシューもしょっぱくない。
っていうのは本来の富山ブラックじゃない、ってことです。
しかし化調がほとんどないスープは、鶏のスープと醤油のうまみで、かなりいいです。
麺もチャーシューもメンマもそれぞれしっかり旨くて、満足です。
富山ブラックではなく、麺家いろは流のブラックラーメンとして旨いラーメンです。
これからもがんばってくださいね。
ごちそうさまでした。
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