札幌出身のあたしがイチオシ、味噌ラーメンが旨い 麺処 らーめん漢＠茨城県牛久市 [ 牛久市]
2013年3月にオープンしたラーメン店へ行きました。
場所は、龍ヶ崎の女化（おなばけ）街道と牛久市内を結ぶ道と通称カントリーロードの交差点近く。
百香亭の少し北にお店があります。
真っ赤な色の大きな看板が目印。
「らーめん漢」と書いて「ラーメンマン」と読ませます。
「漢」は、日本語だと「かん」、中国標準語では「はん」で、「まん」とは決して読まないけど、「男」という意味があるので、当て読みで「マン」としているのでしょう。
【浅草開花楼特製麺】とあります。浅草開花楼は、ラーメン屋じゃなくって製麺会社。
六厘舎の麺などを作っている。
【おすすめの味噌】【こだわりの辛味噌】とあって、味噌がイチオシらしい。
「味噌ラーメン」と聞くと札幌生まれ・札幌育ちのとんちゃんは、ムズムズして落ち着かないんです。
そこでついにやって来ました。
小さな一軒家。
お店に向かって左側に駐車場があります。
店内は比較的狭く、入ってすぐ左側にレジとウォーターサーバー、２人掛けテーブル２つがあって、Ｌ字のカウンターがテーブルを囲っている。
お好きな席へどうぞ、と女性に促されて、カウンター席に着きました。
フロア係りは女性、厨房には男性がいて、ご夫婦で経営されているようです。
出されたお水は紙コップに入っている。w(*ﾟoﾟ*)w
グラス洗浄の手間を減らすためだろうか・・・。
箸はリユースでエコなんですけどね。
メニューは「らーめん」と「つけめん」。
「らーめん」は、なんと500円！
醤油、味噌、辛味噌の３種類。以前は塩があったようですが、消えたみたいです。
「つけめん」は63０円で、上記３種に魚介が加わって４種類。
トッピングはバター、味付き玉子、メンマ、チャーシュー、もやし、のり、コーンが100円。
コーンは新しく加わったようです。
ラーメンは、当初は680円だったけど、500円に値下げしたようです。
それにあわせて内容も変ったのかな。
今回は、つけめんじゃなく、ラーメンにしましょう。
味は、お店イチオシは味噌なんだけど・・・はて・・・
とんちゃんが味噌をオーダーするかどうかの判断は、第１に、店に置いてある香辛料で判断します。
あらびき胡椒におろしニンニク。この２つはグッド！v(ﾟｰ^*)
しかし肝心のものがない・・・ あたりを見回してみると・・・ありました！
一味唐辛子です！
札幌流の味噌ラーメンには、この一味唐辛子が必須です。σ(ﾟｰ^*)
これがあるということは、札幌味噌ラーメンについて、一定程度の理解がある、ということです。
（ずいぶんと上から目線のコメントです。失礼いたしました。）
「味噌ラーメンお願いします。」
ちょっと安心してオーダーしました。
コーンやバターはトッピングしないのかって？
ご親切にありがとうございます。でもそれ、大きなお世話です。(^^)
札幌に行くとコーンバターラーメンがあるよ、なんて思うのは無知な旅行者だけ。
地元民はバターはトッピングしません。いやラーメンにバタートッピングはご法度です。
バター入れると、どんなスープも旨く感じてしまってスープ本来の味がわからなくなるからです、って弊ブログは再三指摘しています。
らーめんとつけめん以外のメニューもあります。
【数量限定メニュー】
冷やしざるらーめ、水菜と梅のシャキシャキらーめん、青ねぎらーめん。
青ねぎには惹かれます。
【土日祝日限定！】の炒め野菜たっぷり炒麺。
【ミニ丼シリーズ】豚丼130円とかです。
【タイムサービス】
平日のランチは餃子（ライス付き）300円が200円ｍに。
夜は、麺大盛り100円が無料に、100円トッピング２つで100円に。
モヤシなどの野菜はないのか？
もしかして茹でモヤシのトッピングとか？それは避けたいなぁ・・・。
7分ほどして、ご主人がラーメンを運んできました。
◆味噌らーめん
深くて小振りの黒い丼に入っている。
トッピングは、チャーシューがなくてひき肉がある、そしてメンマ、ホウレンソウ、焼き海苔、ねぎ。
値段を下げて、チャーシューをカットし、ひき肉にしたんでしょうか。
このひき肉は、甘辛のピリ辛なので、味噌や醤油には悪くない。
炒めたモヤシや野菜はトッピングされていません。
野菜を炒める音がしなかったから、やはり野菜なしなんですね。
でも水っぽい茹でモヤシのトッピングがあるよりは、無い方がいいです。
茹でモヤシを載せるとスープが薄くなりますから。
スープの色は赤っぽい茶色。赤味噌系のようです。
一口すすってみると・・・うんまい！ｏ(＞▽＜)ｏ
スープは濃厚だけど実にマイルドな口当たり。
塩分は低目で旨味があって、化調は少ない。
北海道以外の味噌ラーメンは、味噌汁のようなスープが多いんです。
味噌ラーメンの元ダレ（カエシ）は、数種類の味噌に摺り下ろした野菜や果実、ラードなどを混ぜて火にかけ、寝かせます。
そうしないで単に味噌をスープで溶かすだけだと、旨味もコクもない味噌汁になるんです。
しかしこのスープは違います。
後でネットでの自己紹介を見たら、【地元ヤマイチ味噌を使った、シンプルな味噌ラーメン・・・。丸く穏やかな味わいの味噌ラーメン・・・。こだわった味噌ダレは甘味を強めに、コクを出すことに注力。甘味を引き立てるために加えた赤味噌が隠し味・・・。】とありました。
ヤマイチ味噌は茨城県牛久市にある味噌屋さんです。
開化楼製の麺は、意外にも中細。やや加水率が高めでウェーブがある。
茹で加減もよく、モチモチ感がある麺です。
こんくらい力のあるスープなら、中太にしてもいいんじゃないかと思いますよ。
メンマは枕木メンマで、弾力がある。
さて、ちょっと薬味を入れましょうか。σ(ﾟｰ^*)
お店の自己紹介では【特製ニンニク】と書いてあって、味がついているのだろうか？
ニンニクと一味唐辛子を投入。
味と香りのガツン度が高まります。でもスープが濃厚なので、まだ負けている。
ニンニクと一味唐辛子を追加投入。
うん、うん、いい感じになってきたぞ！(*^^*)
麺を食べきると、旨いスープが丼にいっぱい。
このまますすってもいいんですが、ラーメンの量が多くないので、ちょっと物足りない胃袋に追加投入をしましょう。
◆ライス
いわゆる小ライスで、100円。
ここに味噌ラーメンのスープをかける。
丼の底にたまっているひき肉もしっかりかけましょう。
味噌ラーメンのスープを吸い込んだご飯・・・うんまい！o(*^▽^*)o
一味唐辛子をさらに追加。
強い味噌味スープは一味の辛さをふっとばしちゃうんですよね。
とってもうんまい！ｏ(＞▽＜)ｏ
ひさしぶりに旨い味噌ラーメンに出会うことができました。
ごちそうさまでした。
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