屋台村でムーデンなるものをいただく ネオ屋台村・てふてふ@西新橋1丁目 [ 東京ランチ]
西新橋に屋台村が出現しています。
「ネオ屋台村」の幟。
この屋台村はワークストア・トウキョウドゥが運営していて、都内に数十ヶ所あります。
ここは「西新橋BRE村」:http://www.w-tokyodo.com/neostall/space/nishishimbashi-bre
森ビルを解体した後の更地が屋台村の会場。
屋台のお店はワゴン車で、曜日によって入れ替わるようです。
この日は美女を伴って6人でやって来ました。
金曜日は7つのお店があって、その中から選ばないといけない・・・これに迷いましたよ。
昨日はとんちゃんがチョイスした以外のお店をご紹介しました。
で、今回はとんちゃんがいただいた料理をご紹介します。
わたしが選んだお店はここ!
幟の「ムーデン」が店名かと思ったら、そっちは料理の名前。ムーデンってなに?
で、店名は「てふてふ」さん。
「てふてふ」って蝶々(ちょうちょ)のことだよ。変なお店だなぁ・・・というのが第一印象のお店。
このお店、NHKの「サラメシ」(2012年12月3日放送)にも出たそうです。
http://www.nhk.or.jp/salameshi/archives/a121203.html
【無料トッピング】5種類のトッピングがつきます、の立て看板。
タイカレーだ!おっと、パクチーがあるじゃないか!これいいかもよ。
【ムーデンのごはんはジャスミンライスを使用しております】
ぉぉぉおおお!ジャスミンライスだって!
そんなん使ってんのね!
ジャスミンライスは、ジャスミン茶で炊いたタイ米(インディカ米)で、とってもいい香りがするんですよ。
・・・・っていうのは、大ウソ!
「ジャスミンライス」は、炊き上がりに芳香りを発するからタイ語では「カォ・ホンマリ」(日本語で「香り米」)呼ばれるお米のことで、タイ米の中でも高級品。日本では5kgで3000円もするお米です。
そのお米を使っているんです。
タイカレー、パクチー、そしてジャスミンライスで、このお店で食べることに即断しました。
こうして並んではみたけれど・・・。
「ムーデン」ってどんな料理かさっぱりわからない。
丼にばら肉が載って、ソースがかけられた写真だけが頼りです。
メニューは、赤ムーデンと白ムーデン。ともにランチが600円、ビッグが700円。
「赤」は、トムヤムベースに鶏ガラと味噌を絶妙なバランスで加えた秘伝のソース。ナンプラーを加えて本格タイ料理感を出しているって。
「白」は、豆乳をベースにした女性に嬉しいヘルシーなソース。鶏がらや味噌をたっぷり使い、まろやかに仕上げました。
こっちは本格タイ料理じゃなくって、タイ風創作料理って感じだなぁ・・。
だから「赤」にする。
でも「ムーデン」がなにかは、やっぱりわかんないまま・・・。
だんだんと行列の前に進んで行って、2番目になるとオーダーを聞かれます。
「赤のランチで!」オーダーはシンプルです。
「トッピングは全部のせで大丈夫ですか?」
トッピングは、日替わりタイカレー、手作りビーフン、もやしのナムル(!)、煮卵、パクチー。
「だいじょうです!」(もちろんです!)
「パクチー多くしてもらえますか?」 と聞いてみました。
「抜くのはできますけど、増やすのはできないんです。ごめんなさい」
「そうですかぁ・・。じゃぁ、いいです。」残念。(*´ο`*)=3
「そちらの箸とスプーンを取ってお待ちください。」
割り箸と木製のスプーンを持って待ちます。
お兄さんが鉄板でバラ肉を焼いていて、ランチボックスに料理を入れ始めます。
「パクチー、気持ち多めにしましたね。」
「ありがとうございます!」やっぱり言ってみるもんですね。
紙製のランチボックスに入ってます。
◆赤ムーデン・全部のせ
蓋をあけると不思議な世界。
右に日替わりタイカレー、中央には焼いたバラ肉に赤、っていうかオレンジ色のソースがかかり、パクチーがトッピング。
左にもやしのナムル(これ韓国料理だよね!)、そして煮卵。
それなりにいっぱいのパクチー。これ大好きなんです。
肉の下にビーフンがあります。タイ風だね。
その下には長粒種のタイ米。 ジャスミンライスね!
このライスは、パサパサではなく、モッチリ感がありますよ。
ジャスミンライスは、冷えると固くなるアミロースが少ないのでモッチリ感があるらしい。コシヒカリ風のタイ米と言っていいでしょうか。
ただしこの状態では、香りはよくわかんない。芳香は炊きあがりだけなんでしょうね。
さて、この料理はどうやって食べたらいいんだろ・・・。
ライスと肉とビーフンをいっしょに食べるのかな?
うん、うまい。
ナムルもいっしょにマゼマゼして食べるのがいいのかな?
ビビンバみたいに、マゼマゼは旨い。
カレーもあるでよ。
本日のタイカレーはナスのグリーンカレー。でもそんなに辛くないです。
煮卵。これ日本の料理かな?
この青い野菜はなんだかわかんない。
マゼマゼ状態が激しくなると旨さも複雑になってきます。
これはかなり旨いです。
ところでさ、「ムーデン」ってなによ?
いまさらながらの疑問です。
冒頭に紹介したHPには、【自分の足で目で口でタイ屋台を食べ歩き、豚の三枚肉を豪快に焼いて吊るした屋台料理と出会った。タイ料理をもっと皆に食べてほしい。】と店主の思いが書かれています。
ここからだと「ムーデン」って、豚三枚肉を焼いたもの、という説明です。
ググってみました。
ムーデンって、「ムー(豚)・デーン(赤)」というタイ語の料理で、実は叉焼(チャーシュー)のことなんです。
本来の叉焼(焼豚)は、肉塊の表面を赤くしてあるんです。だから「赤い肉(ムーデーン)」なわけ。
その叉焼を屋台の店頭に吊るしているんですって。
そのムーデーンをご飯に載せたものが「カオ(ご飯)・ムーデーン」。
それには赤いタレがかかっていて、そのタレが甘いそうです。
「ムーデーンってチャーシュー?」
:http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Desert/2542/Gourmet/mudaen.htm
そしてカオムーデーンには、ゆで卵が添えられることも多いようで、このお店はそれを煮卵にしている。
さらにカレーやナムルを加えたタイ風創作料理になっています。
鶏をのせたカオマンガイは知っていましたけど、このカオムーデーンもいいですね。
ごちそうさまでした。
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