一見昔風カレー、実は野菜が作る不思議な甘さが魅了する 手作りカレーの店みやざわ＠西新橋２丁目 [ 東京ランチ]
ブログの本題は、昨日に引き続きカレーの２題目です。
ずいぶん前から気になっているカレー屋さんへ行きました。
どう気になるのかというと、グッド！という評価とＮＧ！という評価が真っ二つだからです。
場所は虎ノ門ヒルズの東側。歩道橋を渡ったところにあるお店。
黄色い壁のお店。いかにもカレー屋さんです。
「手作りカレーのお店 みやざわ」さん。
【たっぷりの野菜をグツグツ煮込んで小麦粉を一切使わず、おいしいカレーに仕上げました。
特製手作りカレーの味を堪能してください。】
と壁に書いてあります。
新橋にある「スマトラ」系のお店、と言えば、分かる人にはすっかり分かる。
分からない人には、まったく意味不明（とんちゃんもそう）のお店です。
西新橋1丁目交差点近くの「ル・グラン・カフェ・トーキョー」がある場所にスマトラの支店があったようで、独立してここでスマトラ系カレーを提供しているということらしい。
誤解のないように説明しておきましょう。
神保町に「共栄堂」というスマトラ島のカレーをアレンジした「スマトラカレー」を出すお店があります。
しかし新橋のスマトラカレーは「スマトラ」という店が出す、全く別のカレーです。
ややこしい・・・。
入り口脇にメニューが張り出されています。
料理は「特製カレー」１品のみ！（￣□￣；）！！
デフォルトの「特製カレー」が600円。
ミニ450円、大盛り750円、そしてルー増し150円。
トッピングがいろいろあって、ハンバーグ、大ハンバーグ、コロッケ、ロースカツ、ハーフカツ、玉子（生・ゆで・温玉）、キャベツサラダ、ミニキャベツサラダ、甘らっきょう、チーズ。
店内はカウンターのみ。
入口を入ってすぐ右にある券売機で食券を買います。
食券を渡し順番にカレーをもらい、水をセルフでコップに入れて、席を探します。
他のお客さんを見ると、キャベツサラダを食べている人がかなりいます。
◆特製カレー
社食にあるようなプラスチック製のトレイにカレーとセルフの水。
紙ナプキンを巻いたスプーンです。
ライスにたっぷりかかったカレーは黄色っぽい。
子供のときに食べたハウス印度カレーとかＳ＆Ｂのカレーパウダーとかの色です。
食べてみると、ザラっとした食感。
野菜が溶け込んだ、というか、ジャガイモが溶けた感じ。
むかしお袋が作ったカレーは翌日にはジャガイモが溶けて、こんな食管になっていた。
でも小麦粉が入っていないので、小麦粉由来のトロミはない。
味はスパイシーさはあまりないけど、意外にも後から辛さが追ってくる。
野菜の甘さが、辛さの感じ方をマイルドにしているのでしょう。
そして独特のハーブの香り。オレガノが入っているのかな。
小さな豚肉も入っています。
薬味に福神漬けとそれを刻んだものが置かれている。
刻み福神漬けを皿にとりました。
この薬味といっしょにカレーを食べると、それもまた一興です。
デフォルトでもライスの量がしっかりあって、満足感が得られます。
しかもカレーが十分にあって、カレ節約気味に食べると、カレーが余ってしまうほど。
カレーを大胆に食べたほうがいいようです。
いろんなな評価があるようですけど、一見、お袋カレー翌朝バージョン風に、あまりにも平凡なカレーでありながら、お袋の愛情とは別に、カレーのベース作りに実は手が込んでいるというさりげなさ。
とんちゃんは気に入りました。
次回は、ガラムマサラを持参して食べてみようかなと思います。
ごちそうさまでした。
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