通常メニューがオススメか チャイナクック酔仙楼@土浦市 [ 茨城県]
ずいぶん前、って10年以上前から気になっていたお店にランチで行ってみました。
ひたち野うしく駅から国道6号線を荒川沖方向へ少し行ったところにあるお店。
「チャイナクック酔仙楼」さん。
店名から察するに、先日ランチで伺った「酔仙楼岡見店」の姉妹店ですね。
「酔仙楼」の店名については、最後にちょっとコメントします。
実はこの「営業中」の行灯があるが・・・
いつもひっそりとしていて、閉店しているように見えるから、いつも素通りしていたんです。
今回は、もしかしたら開いているのかもしれない、と思って、恐る恐る様子を伺ってみました。
入口までのアプローチの照明が点灯しているから、営業しているようです。
【本日のランチ シーフードチャーハン・半ラーメン付 730円】の張り紙。
営業している・・・・みたい。
店内は、入口を入って右に座敷がある。
左側がテーブル席。
窓が大きくて開放的な感じの店内です。
席に着くと、おじさんが温かいおしぼりとお冷を置いてくれます。
いちおうメニューを確認。
セットメニューは、四川セット、北京セット、広東セット。
中国4大料理のうち上海料理以外がそろっているじゃないですか!(^∇^)
どれも1000円越えの金額です。
五目ラーメン(広東麺)670円、五目チャーハン670円など。
一品料理がいろいろ。本格的ですね。
当店おすすめ料理のメニュー。
コース料理もあります。
ちゃんとした中華料理店なんですね。
入口にあった「本日のランチ」をオーダーしました。
料理が出てくるまでにしばらく時間がかかります。
テーブルの上にある香辛料を見ると・・・シロップ入れに使う小さな容器に辣油が入っている。変ってますね。
醤油、酢、コショウは、容器がカラになっている?
いや、底の方に少しだけ入っています。
ここだけかと思ったら、ほかのテーブルも同じようで、変質しないように少しだけうれているのかも・・。
◆シーフードチャーハン・半ラーメン付
お盆に載ってやって来ました。
チャーハン、半ラーメン、サラダ、漬物、バナナです。
まずはサラダから。和風ドレッシングがかかったサラダが少し。
半ラーメン。
延びないうちにラーメンから。
澄んだスープにワカメと刻みネギがトッピング。
チャーシューもメンマもない、素ラーメンと言ってもいい至ってシンプルなラーメンです。
澄んだスープは、中華料理店のスープの味。
レンゲにも店名が入っている。
麺は少し縮れのある細麺。
中華料理店流にやや柔らかめです。
シーフードチャーハン。
アサリやイカ、エビが入って、確かにシーフードチャーハンです。
パラリ系のチャーハンで、塩だけじゃない何かの味がついていて、不思議に旨いです。
大根の漬物がサッパリしていて、口直しにいいですね。
デザートにかわいいバナナ。
バナナがデザートって、古典的な感じがします。
皮をむいていただく。
バナナを食べるなんて久しぶりかもしれません。
食事が終わると温かい烏龍茶を運んできてくれました。
料理は美味しくいただきました。
ただチャーハンと素ラーメンをいただいた感じで、炭水化物に偏ったランチだったかな。
五目ラーメンとかの方がよかったかもしれません。
ごちそうさまでした。
「酔仙楼」という店名の由来について。
1957~1959年に香港の雑誌に発表された金庸の武俠小説『射鵰英雄伝』に登場する名で、丘処機と江南七怪(7人の侠客集団)とが狂気の飲み比べ合戦をする場所ですって。
浙江省嘉興市にある南湖の南端にある庭園「会景園」には小説に因んで「酔仙楼酒店」というレストランがあるそうです。
なお、岩手県陸前高田市に本社がある酔仙酒造の「酔仙」は、この小説とは関係ありません。
会社名も銘柄も、以前は気仙郡に因んで「気仙」だったんですけど、地元出身の画家・佐藤華岳斎が「気仙」をこよなく愛して、「酔うて仙境に入るが如し」と讃え、銘柄を「気仙」から「酔仙」へ改めるよう勧めたことが酒名の由来とか。
「酔仙楼」の「酔仙」も、「酔うて仙境に入るが如し」が由来であることには変わりないでしょうけどね。
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