新潟の定番・醤油味のタレかつ丼を東京で タレカツ@神保町 [ 東京ランチ]
新潟県での記事がいくつか連続しましたけど、今回も新潟ネタで。
新潟市には、地元では有名、でも全国的には余り知られていないB級グルメがあります。
その1つ「イタリアン」を記事にしました。
今日は、新潟市のもう1つのB級グルメを食べに行きました。
それは「かつどん」。
全国的には、「かつどん」というとトンカツを卵でとじたものですけど、それとは違うタイプのカツ丼があります。
その1つ「ソースかつ丼」が有名ですね。
ソースに漬けたり、ソースをかけたトンカツを丼飯にのせたもの。
長野県駒ヶ根市や福井市、福島県会津地方にソースかつ丼があります。
このソースかつ丼に似たカツ丼が新潟市にあるんです。
ソースではなく、醤油ベースのタレにくぐらせたかつ丼「タレかつ丼」です。
タレカツ丼のHPもありますよ。
うますぎタレかつ軍HP:http://blog.tarekatsu.com/
その「タレかつ丼」は弊ブログで過去に2度、登場しています。
1度は東京で、もう1度は越後湯沢で。
新潟名物「たれカツ丼」にめぐり合う幸運 えんかい@西新橋:http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2014-08-13
魚沼産の地産地消を居酒屋で 越後国天地豊作@越後湯沢駅:http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2014-08-25-5
新潟市発のB級グルメ「カレかつ丼」の専門店が東京にあるので、以前から行ってみたかったんです。
そして今回、そのお店に行ってみました。
場所は水道橋駅近くの小路。
【タレかつ丼】の行灯が目印。
【揚げたての和豚もちぶたを伝統の割り下ダレに潜らせて炊きたてのこしいぶきにのせた港町にいがたの伝統の丼】とあります。新潟オリジナルの丼飯なのです。
店名もそのものズバリ「タレカツ」さん。
ここ神保町店が本店です。
店の前にメニュー。
デフォルトの「かつ丼」と「ヒレかつ丼」。それぞれ「二段もり」があります。
お店は小さく、店内はカウンター席のみ。
デフォルトの「カツ丼」をオーダーです。
カウンターには、からし、山椒、七味、そして壺に甘酢漬けの白生姜(ガリ)が入っています。
◆カツ丼
ほどなくして、カツ丼が到着です。
タレカツ丼と味噌汁、漬物が黒いお盆に載っています。
まずは味噌汁から。
ナメコガ入っていたように思います。
タレかつ丼。
5枚のカツが丼飯の上にのっていますよ。
丼から盛り上がるようにカツが盛られている。
食べやすい大きさにカットされたとんかつ。
ひと口いただくと、醤油ベースの甘めのタレ。
甘辛い醤油味のタレにカツの油が混じり合っていて、ご飯が進む味です。
カツの肉は、普通のトンカツのように厚くはなく、薄くて生姜焼き程度の厚さ。
そこに衣が薄めについて、醤油ベースのタレが浸みこんでいる。
これはなかなかいい。ご飯にも合います。
ところで、このカツの薄さに「これはトンカツではない!」と怒ってはいけませんよ。
それはトンカツに対する無知です。
いまでは和食に分類される「豚カツ」は、洋食の「カツレツ」に由来します。
そのカツレツは、元々はフランス料理のコートレット(Cotelette)。
仔牛肉をスライスしたものに細かいパン粉をつけてフライパンなどで炒め焼きする料理で、肉は厚くないんです。
洋食のカツレツは肉が厚くないのです。
その本来のカツレツを丼にアレンジしたものそれがタレかつ丼なんだと思います。
カツにはタレのかかり方が少なめ。
丼のご飯にはあまりタレが滲みていません。
カレかつ用の「タレ」があります。
タレが足りないと思った場合は、このカレをかけましょう。
タレをさらにかけていただく。
薬味にガリをいただきます。
白菜の漬物。
トンカツのようなキャベツがなかったりして、やや野菜不足ですかね。
甘辛い醤油ダレが、ソースとは違った優しい味わいをトンカツに加えています。
機会があったら本場新潟で食べてみたいものです。
ごちそうさまでした。
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追加のタレがかけられるのは、いいですね~!
by コバヤン (2015-11-29 14:39)
> コバヤンさん
汁がしみたご飯がまた旨いもんで。
つゆだくの方がいいなぁ。
追加タレはうれしいです。(笑)
by とんちゃん (2015-11-29 15:23)