今日も居心地よく昼酒を 第三モッキリセンター@札幌市大通 [ 北海道]
札幌に帰省中のこと。
大通バスセンター近くに、昼から開いているいい居酒屋があることを知って、すっかり通っています。
「第三モッキリセンター」さん。
もっきりとは「盛り切り」のことで、升やグラスに日本酒を注いで、1杯ずつ売ること。
店名からして、いいじゃないですか。
しかも月~金曜日は14時から、土曜日は13時から飲めるという、嬉しいこと限りないお店です。
今回で3度目の来店です。
⇒昭和の大衆酒場で昼からもっきり酒を:http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2016-10-28
⇒呑兵衛のパラダイスで1杯:http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2016-12-01-1
店内は中央に長く大きなコの字型のカウンター。
左にテーブル席。奥には座敷もあるようです。
お店の作りいいですし、お店の方も実に感じがいいんです。
いつものように(と言っても今回で3回目)、カウンターに陣取って飲みましょう。
暑いので生ビールをオーダー。
◆生ビール
ビールはアサヒスーパードライです。
お盆期間中のお店のお休みは・・・8月11~16日はお休み、どうしてか12日(土)は営業です。
今日は10日で、もし明日来たらお休みだったのね。
開いててよかった!( ^∇^)
ここはお通しがないので、つまみを何かオーダーしないといけません。
柱に下げられた【本日のおすすめ】が、またいいんですよ。
おっと、棒鱈煮があるじゃないですか!これが旨いんですよ。
◆棒ダラ煮
「棒だら」をご存知でしょうか?
真鱈(マダラ)の干物のことです。
干して棒状になっているので、「棒鱈」と呼びます。
その棒鱈を一晩水につけて戻し、それを煮たのがこの料理。
意外に手間のかかる料理です。
・・・・ということを以前の記事に書きました。
こうして見ると、普通の煮魚に見えますけど、干し魚を戻したもの。
干して、戻して・・・このおかげで淡白な味のタラが、味が凝縮されて旨味が増している。
前回来訪したときにこれをいただいから旨くて、いたく感動したんです。
骨まで柔らかくて、実に旨い煮魚です。
こういう料理には、ビールではなく・・・日本酒ですよね。( ^∇^)
ここの日本酒は正1合が、普通酒230円、1級(!)300円という安さ。
にごり酒も1合230円という破格値。
でも、今日は是非とも飲んでみたいお酒があったんです。
それがこれ。
◆純米吟醸柴田
「千歳鶴」の銘柄を販売する札幌の蔵元・日本清酒(株)。
明治5年(1872年)、石川県能登から来道した柴田與次右衛門(しばた・よじうえもん)が、創成川河畔で開店した造り酒屋「柴田酒造店」が日本清酒の前身。
その創業者の名を冠したお酒です。
薄にごりのお酒。
ほんのり甘く、しっとりとした旨味。
酸味があって切れがあるけど、後を引く味わいです。
さすがに旨いです。
その後のお酒は・・・もう1つ気になっていたもの。
常連さんは焼酎をキープして飲んでいます。
大五郎、純、そして黒霧島がありますけど、基本は1本売り。
でも大五郎の1合売りがあるんです。
それをオーダーしてみようかな、と思うわけです。
◆大五郎1合
1合のグラスに注がれた焼酎1杯。
氷と水はサービスです。
左が焼酎の水割り。右は残りの焼酎です。
焼酎の水割りを飲みながら、つまみを追加するなら・・・
おしながきにあるものが、どれも酒の肴になるものばかり。
ちょっと珍しい、北海道的なつまみがあります。
◆雪印チーズ
チーズを切っただけのつまみが居酒屋にあるのが珍しい。
しかも「雪印」というのが、いかにも北海道ですね。
焼酎の水割り2杯目。
そして3杯目。
サクッとここらで〆ることにしました。
お代はとっても安い。
今日も楽しく飲むことができました。
ごちそうさまでした。
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