白飯と食べたい和風ラーメン ムーミン@茨城県龍ヶ崎市 [ 愛しき食堂]
週末の食堂巡り。この日は中華食堂へ行きました。
場所は、竜ケ崎ニュータウンのメインストリート・県道243号線と県道5号線(龍ヶ崎潮来線)との交差点。
中華料理店「さいらい亭 龍ヶ崎店」さんのすぐお隣。
⇒ジュウジュウ焼けてる五目鉄板焼きそば さいらい亭
:http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2015-01-25
ややひっそりと佇むお店。
右奥にチラッと見えるのが「さいらい亭」さんです。
【自家打麺】の「ムーミン」さん。
「ムーミン」って、あのムーミンでしょ?
中華料理店でムーミンって・・・馴染む?
それから「自家打麺」。
茨城県には「自家製麺」の看板を掲げる店がよくあるんだけど、本当にお店で製麺しているんじゃないところがよくあります。ここはホントはどうなんだろ・・・。
そんなわけで、わからないことがあるお店です。
でも入ってみなければどんなお店か、真実はわからない。
「虎穴に入らずんば虎児を得ず」です。(意味が違うか?)
中華店らしからぬ、落ち着いた感じのお店に入ってみました。
お店に入ってすぐに目の前に広がる世界は・・・ものがいっぱい。
いや、一応は整理されているけど、テーブル1つがカップ置き場になり、周りには段ボール。
カウンター席には雑誌などが置いてあって、座れません。
しかし散らかっているというわけではなく、整理はされています。
店内は、入り口すぐのところに4人掛けテーブルが1つ。
6人掛けの長椅子のテーブル席が4つ。奥には広い座敷があって、座敷に4人用が6卓あります。
とりあえず入り口近くのテーブル席に座りました。
フロア係のお母さんがやってきます。きっと厨房にはご主人がいらっしゃるんでしょう。
ご夫婦で経営されている中華店ですね。
カウンター席のところに短冊書きのメニュー。
カレーライスにカレーラーメン。ピータンにえび春巻きなんてある。
無添加自家製台湾ソーセージって、自家製の腸詰があるの?
意外にもちゃんとした中華店かも。
生ビールがサッポロってのもいいなぁ。
メニューブックをみてみましょう。
ラーメンは590円。安いですね。
黒ごま担担麺に白ごま担担麺もある。
一品料理がいろいろあるじゃない。
餃子350円も安い。
焼売にえび焼売、自家製ソーセージに自家製チャーシューもある。
油淋鶏、しろもつ醤油炒めにひな皮醤油炒めって、なんだか日本的だなぁ。
本格中華っぽいけど、かなり日本的なアレンジになっている。
さて、なににしよう。
【自家打麺】とあった、ラーメンにしましょうか。
そして炒飯、いやいや、そりゃ糖質が多いから、餃子にしましょう。
テーブル上には、定番の調味料たち。
油でベトベトということなく、きれいなボトルに入っています。
割り箸は、いかにも年季を感じさせる竹製風の箸立てに立っています。
意外に清潔なお店なんですね。
反高台丼に入ったラーメンが運ばれてきました。
◆ラーメン
チャーシュー、メンマ、ナルト、ホウレンソウに焼き海苔、そしてネギという古典的なトッピングのオンパレード。ゆで卵も半分ではなく、1個トッピングされています。
スープに浮かぶ油は少ない。
してスープのお味は・・・これ、うまいわ!
鶏ガラベースに豚も入っている?しかも煮干しか何か魚介系が入った、和風の味わいなのです。
油っぽくない和風テイストのスープです。
ツルツルした食感の細麺は、やや柔らかめに茹で上がってる。
細麺の中華そばって、だいたい柔らかめなんですよね。
年のせいか、最近は、こういうのもアリだなって、思うようになりました。
後でお聞きしたら、お店で麺を打っているそうです。
「自家打麺」は、本当だったんです。
ナルトってのが、古典的中華そば風ですね。
メンマはしっかりした味です
チャーシューも旨味がある。
旨みのある、このメンマとチャーシューは、ライスと一緒に食べたいなぁ。
ゆで玉子だと思った卵は、なんだかプヨプヨしている。
これ、もしかして半熟?
な、な、なんと、半熟卵だ!(*゚Д゚*)ェ…
ちょっとビックリです。
半熟卵なんだったら、なおさらライスといっしょに食べたいところです。
◆餃子
かなり厚みのある餃子ですよ。(*^^*)
酢醤油でいただきましょう。
ジューシーな餡は、でニンニク臭がなくて、美味しい餃子です。
和風テイストのラーメンにも合うように、ニンニク臭くない仕上げにしているのかな。
◆デザート
どうぞ、と出された秋の味覚カキ。甘くておいしいです。
たまたまのサービスなのか、いつもあるのか、わかりません。
会計のときに疑問を伺ってみました。
・ラーメンの麺は自家製なの?
麺は自家製で、スープは油が少ない和風仕立てだって。
で、もうひとつ。
・なんで「ムーミン」なの?
30年にここに店を開いたそうなんです。
それ以前は松戸でお店をしていたんですって。
その松戸の店を開くときに、送られた言葉があるんですって。
それが「(ご夫婦)仲睦まじく明るく」というもの。
それで「睦明」を店名にして、「ムーミン」にあやかったんだって。
レジのところに、今もその言葉をメモにして掲げてあります。
「(夫婦)仲睦まじく明るく」をモットーにしてお店を営んでいる、ということでしょう。
自家製麺の和風ラーメンは、しっかりした味のトッピングで、ライスを誘います。
次回はぜひ、ラーメンライスでいただきたい。
ごちそうさまでした。
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