昔からの町の中華店でラーメンと手作り餃子 将来@つくば市 [ 愛しき食堂]
ソネブロのアクセスランキングが、なんと3位に!(2017年10月29日15時現在)
またも土浦魚市場の記事のアクセスが急増したためです。
⇒土曜日まぐろ食べ放題、それだけじゃないぞ
10月28日朝8時からのTBSテレビ「サタデープラス」で、ハマカーン浜谷さんが土浦魚市場で生中継でリポートしたそうです。
そのせいで土浦魚市場の記事へのアクセスが28日に、なんと6000を超えてしまった。
最大瞬間風速でこうなちゃった、という記録です。
週末は地元の食堂を巡ります。
この日は、食べログで口コミ・ゼロのお店へ。
地元店の口コミゼロ撲滅活動を展開中!ってところですかね。
場所は、つくば市南部、合併前の茎崎町、県道143号・谷田部牛久線沿いにあるお店。
「中華料理 将来」の看板が目印。
この看板は何十回も見ているんですよ、でも、ついぞ立ち寄ることがなかった。
この店構え。
かなり古くからここにあったんだろうな、という感じの店舗。
道路に向かった側のテント地の看板は、とうの昔に消滅しています。
残った赤いテントには「広東らーめん」と書いてありますよ。
入り口脇には、これまたずいぶんと古くから置かれているサンプルが並んでいます。
入るかどうしようか迷うお店です。
・・・っていうか実は一度、引き下がったんですよ。f(^^;)
でも今回は意を決して入ります!
店内はまさに古き食堂の雰囲気。(^^)
デコラのテーブルにパイプ椅子です。
フロアには高齢の奥様、厨房には黒いキャップをかぶったご主人がいらっしゃいます。
4人掛テーブルが3卓、小上がりに4人掛座卓が2卓。
そして奥には6畳2間の座敷があって、意外に大箱のお店です。
先客がテーブルに2人、小上がりに老ご夫妻がいました。
小上がりのご夫婦は、ラーメン類と炒飯、テーブルの客は定食をそれぞれ食べています。
地元の方々に古くから愛されているお店のようです。
「御献立表」には大衆的中華料理が並んでいます。
中華食堂と呼んでいいジャンルのお店です。
ラーメン430円、そして確かに「広東メン」がありますよ。
激辛じゃない「大辛」の「広東麺」や「もやしそば」にも惹かれます。
「五目焼きそば」に「五目かた焼きそば」の2種があるなんて、中華料理店らしい。
でもカレーライスがあるところが、食堂らしい。
「レバー炒め」に「ニラレバー炒め」があって、手書きで「ニライタメ」がある。
客のオーダーに応じてメニューが変化する発展性もある、ってことですね。
中華の一品料理やスープがあって、宴会もできる中華料理店です。
【当店のおすすめ】は、皮から自家製!の手作り餃子。
いつものように迷います・・・。
では広東めんにしましょうか。
いや、でも、やはりここはデフォルトの「ラーメン」にしましょう。
そしてお勧めの「餃子」もオーダーしましょうよ。
「ラーメンと餃子お願いします!」と奥様に伝えます。
オーダーした後に、なにやらご主人と奥様の話し声。
「チャーシューあったかしら・・・。」
おっとっと、チャーシューがもしやの品切れ?
いやいや、新しいのを切ろうか?ってことですよね。
料理を待っている間に、先客が次々に帰って行きます。
お客のオーダーは、それぞれ別に小さなメモ用紙に書かれています。
そのメモ用紙が・・・カレンダーの切れ端!
大きなカレンダーを細かく切ってオーダー票に使っています。
懐かしいなぁ・・・
こういう裏紙のメモ用紙とかって、とんちゃんが子どもの時にはよくありました。
新聞降り込みチラシを折って、裏紙のノートを作って、使いましたよ。
裏紙のオーダー票を見て、遠く目線になってしまいました。
真っ白い切り立ち丼で登場。
◆ラーメン
トッピングはメンマ、チャーシューにナルト、ワカメ、そしてネギが全体に散らされている。
レンゲが陶器ではなくステンレス製なところが珍しいですね。
醤油スープは、やや半透明で、油は浮かんでいません。
スープのベースは鶏ガラですけど、少し何かのコクがあり。
これ、なかなか美味しいです。
麺はストレートの細麺。
やはり柔らかめのゆで加減。
食堂の細麺は、こういう胃に優しい感じのラーメンが多いですね。
メンマは薄味で柔らかな食感。
肩ロースのチャーシューは、意外に厚さがありますよ。
薄味なんですけど、噛むと肉の味わいが浸み出てきて、これ旨いわ。
そして古典的なナルト。
昔懐かしいラーメン具材です。
◆餃子
こんがりと焼き色がついた餃子です。
餃子があると、やっぱり白飯がほしいです。
「小さいライスをください。」
「半ライスですね。」
少ない量を「半ライス」と呼ぶか「小ライス」と呼ぶかは、お店によって違います。
そして出てきたものは・・・
◆半ライス
おやまぁ、飯茶碗や丼ではなく、お皿に載って登場。
茶碗や丼に盛られると「ご飯」で、皿に盛られると「ライス」って定義もあるようですが、いまやどっちも「ライス」が一般的。しかし皿盛りライスは洋食店が普通で、中華店で「皿盛りライス」はかなりのレアものですよ。
しかも「半」にしては結構な量です。
では餃子をいただきましょう。
肉汁がほとばしる、ジューシーな餃子です。
皮は厚すぎず、ニンニクは控えめで、美味しい餃子です。
ジューシーな手作り餃子とシンプルなラーメンが美味しかったです。
次回は広東麺にしようかな。
ごちそうさまでした。
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