肉付き骨が山なす味噌ラーメン 白狼軒@札幌市琴似 [ 北海道]
ランチをいただこうと思い、JR琴似駅近くをブラブラ。
旭川ラーメンの「ななし」さんにしようかな・・・
すると、不思議なお店を発見。
なんだか派手で、奇妙な感じのお店です。
「白狼軒」と書いて「パイロウケン」さん。
【麺 餃子 肉】と書かれた白い暖簾。
なんだか変な店名だけど、ラーメン店みたいです。
壁にはイチオシらしい料理の絵が描かれているんだけど、それが変!
ラーメン、大餃子はいいとして、牛肉鉄板ジュージュー焼ステーキって、ここは鉄板焼き屋か?
そしてマウンテンカツカレーって、ここはデカ盛りカレー屋か?
しかもその絵が、実に素人っぽい。
デカ盛りをウリにしている店なんだろうか・・・。
それも面白いけど、正月明けは食い過ぎ気味だから、デカ盛りはパスしたい。
どうも違和感を感じるんですけど、入ってみることにしました。
(後で知ったことなんですけど、際コープレーションのお店だったんです。)
店内はウナギの寝床のように奥に長く延びていて、そこにL字のカウンター。
カウンターの中には若い男性。
メニューは・・・
【肉を食べよう!!】牛肉3種ジュージュー鉄板焼ステーキ。
牛の赤身。ハラミ・バラが300g!
いやちょっと、これはへーびーだ。
マウンテンチキンカツカリーライス。
【北海道現在ここだけです!】って、どういう意味?
北海道以外にはあるってこと?
(実は、本州にある際コーポレーションのお店にあるんです。)
カウンターの立ち上がり部分にマウンテンチキンカツカレーの写真入りメニューがあります。
そんなデカ盛りに見えないけど・・・やめておこう。
【つまみ】がいくつか。
ローストビーフがあるぞ。
【白狼軒の餃子】は種類が多い。
麻辣餃子、葱ポンズ餃子、羽根付餃子、名物大餃子、焼餃子に水餃子。
「フクモリ餃子」・・・はぁ?(⌒▽⌒;)
コンサドーレ札幌の福森選手の名を冠した餃子だって。
【コンサドーレ札幌野々村社長公認!】だって。
コンサドーレのチームカラーの赤と黒の餃子です。
なんだか妙なメニューがいっぱいで、困惑します。(*´ρ`*)
【ラーメンと担担麺】・・・やはりここかな。
ラーメンスープは、豚と鶏を長時間炊き上げた白湯スープだそうです。
でもトップは濃厚海老味噌ラーメン・・・流行の「海老」ですかぁ。
次のラーメンは・・・
牛ローストビーフラーメンに牛バラ厚切り煮ラーメン・・って、なんだこれ!
牛ローストビーフが丼にいっぱいねぇ。
普通にラーメン食べたい。
塩・醤油・味噌ラーメンも小さく書いてあります。
「白湯」だって。
これにするかな・・・
【白狼軒名物】骨肉山ラーメン。
「骨肉山」って、なんだ?!ヽ(*'0'*)ツ
【塩ゆで骨肉ドーンとのせ!】
「塩ゆで骨肉」のイメージが全然、想像できません。
ここはお店に人に聞くしかない。
「すみません!このホネニク山ラーメンって、どんなラーメンですか?」
「豚の背骨を塩ゆでしたものが山盛りに載ったラーメンですけど、骨肉は骨がいっぱいで、肉は1割くらいです。」
山盛り・・・ビジュアル的にはいいですよ。σ(゚ー^*)
でも肉は1割・・・食いきれそう。
悪くないじゃないですか。
「じゃぁ、それください!」
「味が、塩、味噌、醤油とオロチョンがあります。」
オロチョンって、辛いやつね。ならば・・
「オロチョンで!」
「オロチョンはかなり辛いですよ。辛いのは大丈夫ですか?」
「だいじょうぶです!」σ(゚ー^*)
そう答えたのに、お店の人は怪訝そうです。
そんなに辛いのかなぁ?
あんまり出したくないのかなぁ?
「じゃぁ、味噌で・・・」
引き下がっちゃいました。意外に気が弱いもんで。 (*'ρ'*)
ところで辛いラーメンを「オロチョン」って呼ぶようになったのはなぜなんでしょうね。
「オロチョンラーメン」は新宿歌舞伎町で1969年オープンのラーメン店「利しり」の看板メニュー。
サンヨー食品が1984年に「オロチョン」を登録商標にしました。
「利しり」は1992年に「オロチョンラーメン」を登録商標にしています。
お水はセルフ。
10分ほど待って、ラーメンの着丼です。
◆骨肉山ラーメン味噌
な、なんだーこりゃ!(*゚Д゚*)ェ…
味噌ラーメンの上に骨と肉のオブジェが立っているじゃないか!
これ、いったいどうやって食べたらいいんだ・・・
スープには油とコラーゲンが浮かんでいます。
して、そのスープの味は・・・コッテリしているけど、しつこくはありません。
生姜が効いているみたい。
チャーシューではなく豚肉がトッピング。
骨肉を少し皿に取って、麺をいただきます。
黄色い中太麺でウェーブが少し。普通のラーメンって感じです。
スープとの関係だともう少し太い麺の方がいいと思います。
麺をいただいたところで、さて、骨肉にトライです。
肉がついた背骨にしゃぶりつきます。
ラーメンを食べた後の肉しゃぶり。
しゃぶった骨が山をなしています。
肉付きの骨のを食べきるのには、かなりの時間がかかります。(*´ο`*)=3
時間に余裕のあるときにどうぞ。
ごちそうさまでした。
変わったメニューが多いお店でした。
後で調べたら「万豚記」や「紅虎餃子房」などを経営する際コーポレーションが2012年12月にオープンした店だそうです。
あんまり北海道的、札幌的な店じゃないなぁ・・と思ったら、そうだったのね。
大餃子は万豚記流ですね。
鉄板ジュージュー焼、マウンテンカツカレー、そして骨肉山ラーメンも富士山食堂で提供されているメニューだそうです。
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