【イーグルアイ・インターナショナル モニター】世界一高価なシベットコーヒー [うまい食品]
世界一高価なコーヒーをいただきました。
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◆エクーア・シベットコーヒー
このコーヒーのお値段は・・・
250gで7,970円
100gで3,564円
50gで2,235円
驚きの値段!( ̄□ ̄;)!!
まさに一桁違うお値段!
このコーヒーは世界一高価なコーヒーとして映画にも登場します。
2008年に公開された映画「最高の人生の見つけ方」。
ジャックニ・コルソン演じる大金持ちの実業家エドワードお気に入りのコーヒーがシベットコーヒーです。
映画の中ではインドネシア語の「コピ・ルアク」という名で登場します。
大金持ちが飲むコーヒーですから、とっても高価なコーヒー。
でも、なんでそんなに高いの?
そもそもシベット(civet)とは・・・
ジャコウネコの尾の近くから出る分泌物のことで霊猫香(れいびょうこう)とも呼ばれる。
そのシベットは香水の原料に使われます。
しかしジャコウネコ1匹から10日ごとに約10gしか採取出来ないため、非常に希少価値が高い。
パッケージにはジャコウネコがしっかり登場しています。
で、シベットコーヒー(Civet coffee)とは・・・その香りをつけたコーヒー?
いえいえ、そうじゃありません。
ジャコウネコの体内で発酵させたコーヒー豆のことですって!
ジャコウネコの体内で発酵って、どういうこと?
これは最後にご紹介することにして・・・
ともあれ、コーヒーをいただきましょう。
フィリピン産のシベットコーヒーが50g。
エクーアは現地のメーカー、イーグルアイ・インターナショナルは輸入業者です。
パッケージをあけると、穏やかなコーヒーの香り・・しかも甘い香りです。
いつものコーヒーの香りとは全然違う。
粒ぞろいのコーヒー豆が中くらいに煎ってあります。
手動のミルで粗挽きにして・・・
コーヒープレスに入れます。
このコーヒープレスについては、過去の記事をご覧ください。
⇒カミサンからのクリスマスプレゼント (;△;)
お湯を入れてしばらく待ちます。
プランジャーを押し下げて、コーヒーを注ぎます。
カップに注いだコーヒーは、まるでチョコレートのような甘い香り。
口に含むと・・・
コーヒーの苦さがほとんどなく、甘い香りが口の中に広がる。
普通のコーヒーとは違う美味しさです。
そうか、こういうことなんだぁ・・・
コーヒーをいただいてよくわかりました。
高いお金を出しても飲みたくなるコーヒーなんだと。
さて、シベットコーヒーについて。
映画「最高の人生の見つけ方」に登場したこのコーヒー。
「余命半年」を宣告された(エドワードジャックニ・コルソン)とカーター(モーガン・フリーマン)の2人。
死期がおとずれたカーターの病院にエドワードが駆け込む。
そこでカーターは、エドワードに、彼が愛用する最高級のコーヒー・シベットコーヒーがどのように作られているかを得意のウンチクで披露し、エドワードを大いに驚かせ、大笑いさせる。
いったい何を大笑いするのか?
実はシベットコーヒーは1995年に、イグノーベル賞の栄養学賞を受賞しています。
「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられるイグノーベル賞を。
なんで人を笑わせるコーヒーなのか?
だってその授賞理由がすごい。
世界で最も高価なコーヒー「ルアク・コーヒー」に対して。
インドシナに生息する山猫に似た動物「ルアク」(マレージャコウネコ)が消化し、排泄したコーヒー豆から作られる。
ええーっ、排泄!( ̄□ ̄;)!!
野生のジャコウネコがコーヒー豆を餌として食べるのです。
果肉は栄養源となるが、種子であるコーヒー豆は消化されずにそのまま排泄される。
現地の農民はその糞の中からコーヒー豆を取り出し、きれいに洗浄して乾燥させて焙煎する。
これがシベットコーヒーの由来なのです。
それを世界に広めたジョン・マルチネス氏が表彰されたようです。
ジャコウネコは熟した美味しいコーヒー豆しか食べない。
だから自然の本能による選別を経たコーヒー豆です。
粒が揃っているのは当然です。
しかもジャコウネコの体内で特有のアロマを身に着ける。
大量生産できないから高価な値段がつくわけです。
ところが、その値に目をつけて、えげつなく儲けようとする輩も出てくる。
ケージに入れたジャコウネコに無理やりコーヒーの実を食べさせるコーヒー農園もあるようです。
しかもインスタントコーヒーに使われる安いロブスタ種を使って。
今回いただいたエクーアが提携しているコーヒー農園では、壮大な敷地の中でジャコウネコを放し飼いにしてストレスが無いように生育しているそうです。
そしてジャコウネコが食べるコーヒーの実はレギュラーコーヒーにするアラビカ種。
本物のシベットコーヒーですね。
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