帆立スープの手打ち・佐野ラーメン 中村屋@茨城県 [ 茨城県]
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地元では「ロッコク」と呼ぶ国道6号線沿い、荒川沖駅の500mほど南。
ずーっと前から気になっていたラーメン店に入店です。
【らーめん一筋 三十年】【佐野らーめん】の看板を掲げるラーメン店。
「佐野ラーメン」は栃木県佐野市のご当地ラーメン。
竹を使って麺を打つ「青竹打ち」の平麵が有名なラーメンで、アッサリで澄んだ醤油味が多い。
・・・ということですが、まだ食べたことがありません。
その佐野ラーメンお店が茨城にあるんですわ。
それが「中村屋」さん。
茨城県古河市駒羽根に本店があって、茨城県常総市石下、栃木県小山市、野木町に支店があるらしい。
看板には、まさに青竹打ちをしている姿が描かれています。
しかも【ホタテスープのあっさり】ですって。
以前はお店の入り口に「蔵」という大きな看板があったけど、無くなっています。
【餃子とらーめん専門店】ですって。
佐野ラーメンだけじゃなく、餃子もウリなんです。
入り口の右側に麺打ち部屋があります。
ここで青竹で麺を打っているんでしょうか。
まさに手打ちラーメンですね。
店内は厨房を囲んだL字のカウンター、そしてテーブル席。
1人のとんちゃんはカウンター席へ座りました。
メニューを拝見。
打ち立て佐野らーめん。
中村屋一番人気は、しょうがらーめん。
実は今回の訪問は2回目で、前回はこの「しょうがらーめん」をいただいたんです。
料理名のようにピシッとショウガが効いたラーメンでした。
でも今回は、デフォルトの「佐野らーめん」をいただきます。
そして名物ジャンボ餃子。
写真で見ても確かにジャンボそうな餃子です。
2個200円、3個300円、そして5個は450円とちょっと割引。
ということで、ラーメンと餃子3個をオーダーです。
赤いお皿に載った白い反高台で登場です。
◆佐野らーめん
透明な澄んだスープの塩ラーメン。
トッピングは、バラ肉ロールチャーシュー、メンマ、ナルト、ネギ。
実にシンプルなビジュアルです。
澄んだスープはやや黄色みががっていて、そこに油が浮いている。
スープの味は、アッサリ、スッキリした中に、柔らかなコクがあって、実に美味しい。
ホタテ出汁が、静かに、しかししっかりとスープの旨味を出している感じ。
ミネラル分が豊富な沖縄の塩のおかげで、塩化ナトリウムの尖った感じが全くない。
レンゲで何杯も啜ってしまうほど、美味しいスープです。
麵は、平打ちの縮れ麺。
噛むと、やや厚のワンタンの皮って感じのビロビロした食感。
ムニュっとした噛み応えで、腰はあるけど、柔らかめに茹でてあるようです。
これが佐野ラーメンのデフォルトらしい。
硬い麺が好きなお方は、麺硬め!とオーダーした方がいいですね。
とんちゃんも硬めの麺が好き。
でもこの柔らかめビロビロ麵もなかなかいい感じです。
大きなバラ肉ロールチャーシューは、柔らかな食感で、薄味。
メンマは太く短い形状で、味は薄くて柔らかい。
トッピングはいずれも薄味です。
帆立出汁・塩スープのスッキリした味を邪魔しないためですね。
◆ジャンボ餃子
確かにデカい!(◎_◎;)
割り箸の長さと比べてみてください。
その7割くらいの大きさがある餃子です。
いつものように酢胡椒でいただきます。
とてもひと口では食べきれないデカさ。
その中に餡がたっぷり。ニンニクはほとんどない。
これなら、人に会う前に食べても大丈夫です。
餡の味付は薄いので・・・
醤油と辣油を加えた、普通の餃子のタレの方が合っています。
ラーメンの麺量がやや多めのようです。
それにジャンボ餃子3個だと、しっかりお腹にたまります。
会計を済ますと100円のラーメン割引券をいただけます。
だから再訪時は、デフォルトラーメンが550円という安さ!
スープは塩味だけ。しかもそのスープが実に美味しい。
昨今の主流のコテコテスープ&太麺のラーメンとは全く違う、スッキリスープ&ビロビロ麺。
柔らかめのビロビロ麺の触感が記憶に残り、意外にヤミツキになります。
ごちそうさまでした。
麺が独特な感じですね(^^♪
これは旨そう。しかも次回から550円とか?
そりゃイカン、病みつきになる(笑)
by song4u (2020-03-20 09:42)
> song4uさん
塩味のスープがとっても美味しくて、好きなんです。
麺は柔らかくてビロビロで、喉越しがいいです。
次回は麺硬め!でいただきたいです。
by とんちゃん (2020-03-21 09:38)