豚の背骨のエキスたっぷりのカムジャタン 金大来@茨城県阿見町 [ 茨城県]
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昨日の韓国料理に続いて、今日も韓国料理の記事。
辛い料理がすきなもんで。(^∇^)
場所は、土浦稲敷線の阿見住吉交差点から東に200m、ダイソーやオリーブの丘(以前の華屋与兵衛)があるところ。
「金大来(キンタイライ)」さん。
もとは、つくば市天久保で「韓国料理 辛」という店名から「金達菜(キンタツライ)」に。そして2017年9月にここ荒川沖に移転して現在の店名になったようです。
ランチセットメニューは、ライス、キムチ、ナムル、果物付き。
トップは「カムジャタンセット」。
当店オリジナルの味!油ゼロ、コラーゲンたっぷり。スープが癖になると評価されている、って。
「カムジャタン」がどんな料理が何かは、またのちほど。
その下に、石焼ビビンパ、ヤンニョンチキン、ユッケジャンのセット。
単品メニューのカムジャタンには、奥深い名物料理で、仕込みに36時間かけている、と書いてあります。
そのほかのメニューは最後に掲げます。
チゲにしようと思ったんですけど、お店イチオシの「カムジャタン」をオーダーすることに決めました。
◆チジミ
サービスです、と出されました。
キムチがあまり入っていなくて、辛くないチジミです。
これをつまみにビールを飲みたいところですが・・・そこはがまんして、本命の料理を待ちましょう。
◆カムジャタンセット
一人用のチゲ鍋に入ったカムジャタン。
肉のようなものがゴロゴロ入っています。
そいつらは肉じゃなくって、豚の背骨。
豚の背骨をトロトロと36時間も煮込んであるんです。
その豚の背骨についたわずかな肉をしゃぶります。
背骨って、ほとんどが骨なので、過食部分はわずかです。
トロトロになった軟骨部分もあります。これは旨い。
ジャガイモが少し、そして辛さの素・キムチが入っています。
食べられる具材部分は少ない。
背骨の旨味が溶け出したスープをいただく料理です。
美味しいスープと少ない具材で白飯をいただきます。
あまり辛くないキムチとモヤシのナムルが付け合わせ。
デザートにオレンジが少し。
さてカムジャタンとはいったい何だったのか。
「カムジャタン」を漢字で書くと「甘藷湯」。
サツマイモのスープ?
いえいえ、韓国では「カムジャ」はジャガイモのこと。
なので「カムジャタン」は「ジャガイモスープ」と直訳できちゃいます。
確かにジャガイモが入っていましたけど、その訳は間違い。
正しくは「豚の背骨スープ」です。
それがなんで「カムジャタン」という名になったのかについては、諸説あるようです。
背骨を煮込むという非常に手間のかかる料理。それを廉価でいただけるのがありがたい。
韓国の「タン」=スープの定食は、スープとご飯という組み合わせなので、固形物が少なくて、ちょっともの足りない感があります。足りない場合んは、さらに料理をプラスするものなんでしょうね。
お店についてfacedbookなどでは、中国東北部(旧満州)の郷土料理「延辺料理」の専門店だと自己紹介しています。
北朝鮮と国境を接する地に住む朝鮮族の「延辺朝鮮族自治州」での料理で、羊肉串などが有名らしい。でもメニューにはそんな料理が見当たらない。
機会があったら、その辺のことを確かめてみたいです。
ごちそうさまでした。
最後にランチ以外のメニューを掲げます。
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