平成の建物にある昭和の喫茶店でランチのひととき 多意夢(タイム)@茨城県龍ケ崎市 [ 龍ケ崎市]
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姿を消しつつある昭和の大衆食堂が愛しいとんちゃん。
食事を提供する昭和の喫茶店も同じように愛しい。
今回は、JR龍ケ崎市駅、かつての佐貫駅近くにある喫茶店でランチしました。
綺麗な3階建てのアパート。
1998年(平成10年)建築のアパートらしい。
奥にあるドアは、アパートの出入口。
喫茶店の玄関は右手です。
「多意夢」さんの行灯。これで「タイム」とお読みするんですね。
喫茶しながらひとときを過ごしてほしい、という思いなんでしょうね。
行灯の下には「TOA COFFEE」。これがコーヒーメーカーですね。
ママさん1人の喫茶店。
カウンター数席とテーブル席が5卓ほど。
窓には優雅にカーテンが架かっている。
建物は平成の建築ですけど、店内の雰囲気はまさに昭和の喫茶店ですよ。
別棟で多目的ホール=カラオケルームもあるそうです。
以前は息子さんが厨房係だったそうですが、いまはママさんが料理も担当されているそうで。
壁に掛かったソンブレロ(メキシカンハット)は旅行好きだった息子さんのお土産。
珈琲専門店なので、珈琲の種類がいろいろ。
食事は、トースト、サンドイッチ、ご飯類があります。
黒板にランチメニュー。
ピラフ、カレー、ハヤシライス、野菜サンド、ハムサンド、玉子サンドが、コーヒー・紅茶付きで800円。
焼肉定食、焼魚定食は700円、コーヒー・紅茶付きで1000円です。
うーん、何にするかな。ちょっと迷うところ。
むかし、喫茶店のランチというと、カレー、ナポリタン、ピラフが三大メニューだったなぁ。
ということで、ピラフにしてみました。
◆ピラフ
味噌汁とサラダがついています。
カトラリーは、箸ではなくスプーンとフォーク。
きちんと折った紙ナプキンの上に置かれています。
古式ゆかしき洋食屋や喫茶店の流儀ですね。懐かしい・・・。
まずはお味噌汁をひと口。
豆腐とワカメがしっかり入った、古典的味噌汁です。
サラダは、千切りキャベツ、キュウリ、トマト。
ドレッシングじゃなくマヨネーズです。昭和だなぁ。
そしてピラフ。
レンチンピラフじゃありません。
かといって、炒めた米を炊いた本来のピラフでもありません。
フライパンで炒めた洋風チャーハン。それが昭和の喫茶店のピラフです。
マッシュルームが入り、パプリカがかかっていて、洋風のビジュアルです。
炒めた卵も入っていて、いかにも洋風チャーハン。
バターとコンソメの香りがする洋風焼き飯。
こういうピラフもまた昭和の喫茶店の味です。
食後にはアイスコーヒーをいただきました。
コースターにはソンブレロ(メキシカンハット)を被った髭のオジサンの絵。
そして「World’s best coffee」「coffee for a coffee lover」のロゴ。
行灯にあった「TOA COFFEE」(トーアコーヒー)のコースターです。
新宿区百人町にある1958年のコーヒーメーカーです。
⇒TOA COFFEE HP:http://toacoffee-online.com/
外観からは気づかない昭和の喫茶店。
ごちそうさまでした。
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