スパイシーなチキンカレー、副菜がいっぱいだ トゥリトゥリカレー@茨城県牛久市 [ 牛久市]
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牛久駅西入口交差点から100mほど西にエスニックなお店がある。
新型コロナ禍が始まったころ、その存在に気付いたんですが、先日、やっと行きました。
いまだ食べログではロロノア・初老さんのレビューが1件のみ。googleでも4件だけ。
ビルの1階にある、一見すると静かな佇まいのお店。
ドアに掛かったパッチワークのカーテンや手書きの看板など、手作り感いっぱいのお店。
「トゥリトゥリカレー」さんです。
多種類の香辛料をバックにしたモアイ像の行列という奇妙な看板が目を引きます。
この怪しげな看板を見て、入店を躊躇する人がいるかも。
そもそも呪文のような「トゥリトゥリ」とは、いったい何なんだ?
「モアイ像」があるのは、太平洋上にあるチリ領イースター島。
数あるモアイ像の中に、正座しているモアイ像があるそうです。
それがモアイ・トゥリトゥリだそうです。
ランチのみ営業するスパイスチキンカレーのお店。
ここのママさんは、アジアン居酒屋「オリエンタル食堂 ちゃいばば」を20年も経営していた。去年から、それと並行して、ここでランチだけ営業していました。
でも両方の営業は大変だし、新型コロナ禍もあって、7月から、チャイババを閉めて、ここで昼と夜の営業。
昼は「トゥリトゥリカレー」、夜は「トゥリトゥリバル」という名で、営業しています。
だから怪しげなお店じゃ、あーりません。
ということは、入店後にママさんとお話しして、知りました。
店内はカウンター4席、小上がりに2卓と言う、小さなお店。
ママさん1人で営業しています。
居酒屋を20年も経営していたママさんだから、ご年配の方かと思ったら、とてもお若いのでビックリ。
気さくで、いやし系のママさんです。
先客は、小上がりに年配の男性、カウンターに小洒落た男性。どちらも常連さんみたい。
写真に写っているカウンターの男性は、話し声が俳優の木下ほうかさんにとってもよく似ていました。
ランチのメニューは4品のみ。
看板メニューのチキンカレー。そしてカレーうどん、タコライス、ナシゴレン。
ここはやっぱり、イチオシのチキンカレーですね。
ドリンクが数種類から選べます。
甘いのが苦手なとんちゃんは、アイスコーヒーをチョイス。
サワーも作れるドリンクマシーンから、サーブされます。
昼夜ともにママさんだけのワンオペですから、こういうマシンは重宝ですね。
◆アイスコーヒー
大きなグラスで出てきました。味は安定のBOSSです。
でも食前よりも食後の方がいいな。次回は「食後に」とお願いしようっと。
お冷はセルフです。
サーバーから、冷えたお水をセルフでいただきましょう。
しばらくしてママさんが料理を運んできました。
◆チキンカレー
ワンプレートに、カレー&ライス、煮卵、さらに青菜やサラダなどが色々と盛られています。
色々あった方が楽しいでしょう、とママさん。
そんな女性らしい思いやりから、盛りだくさんカレープレートに仕上がっています。
では、いただきます!(合掌)
サラダはレタスとミニトマト。
ミニトマトには、十字に包丁を入て、皮を湯むきしてありますよ。
その方が食べやすいでしょう、とママさん。
いやぁ、細かなところまでひと手間入れた、丁寧なお仕事ですね。感動です。
カレーの中に鶏の手羽元が2つ、そして煮卵と青菜がトッピングされています。
確認しなかったけど、煮卵はインドネシア流かな。
カレーは玉ねぎが溶けた甘さにスパイスが効いています。でも辛さはかなり控えめ。
青菜は、ホウレンソウとオクラ。
ネバネバ系のオクラが意外にカレーに合います。
鶏手羽元はじゅっくり煮込まれていて柔らかく崩れます。
箸でつまんでしゃぶりつきました。
カレーはスパイシーだけど、辛さはかなり控えめ。
辛さを求めるお方は、自分で調節します。
そのための武器がいっぱいあるゾ!ヽ(^◇^*)/
唐辛子、タバスコ、ハウスのカレーホット、S&Bのカレープラス・エクストラスパイシーソース、グリーンハバネロソース、デスソースなど。
メーカー:ハウス | メーカー: エスビー食品 |
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デスソースは、三ツ星のアフターデスソース・ジョロキアもあるけど、黄色いラベルの。デスソースの中では辛くない方のヤツだけど。
- ショップ: Sマート 楽天市場店
- 価格: 544 円
これをササっとカレーに振りかけると・・・
あ゛ッ!w(*゚o゚*)w
ドバっと出てきちゃった。
ついタバスコの感じで振りかけたのが間違いでした。
でもまぁ、問題なくいただけました。
白いのは、ポテサラじゃなく、マッシュポテト。
そして薄茶色の四角い物体は、厚揚げ?いやいや、違います。
厚揚げは、中心部が豆腐のままのもの。
しかしこれは、中までしっかり揚がった「分厚いお揚げ」です。
こんな分厚い揚げは、日本広しとはいえ、ほんのいくつかしかありません。
新潟県長岡市の「栃尾の揚げ」、仙台定義山の「三角揚げ」、福井県の「油揚げ」。
で、これは、栃尾の揚げでは?
ママさんに、伺ったら、やっぱり「栃尾の油揚げ」でした。
よくご存じですね!とママさんに驚かれたけど、驚いたのはとんちゃんの方。
この珍しい栃尾揚げ、いったいどこで入手できるんですか?
荒川沖の「スーパーまるも」にあるんだって。(「まりやま店」です)
へぇーっ!今度行ってみようっと。
その「栃尾の揚げ」に醤油を塗ってオーブントースターで炙ってある。
醤油の香りも美味しいお揚げです。
これをつまみに酒を飲む、ってのもいいですね。
インドカレーに入っているパニールというチーズの代わりに「厚揚げ」を使うという技があるのは知っていました。でもここは、厚揚げじゃなく、栃尾の揚げでした。
カレーに栃尾の揚げというのは、珍しい。ママさんオリジナルかと思ったら・・。
銀座の「はるかなるカレー」に倣ったそうです。そこのママが長岡市出身で、カレーに栃尾の揚げをトッピングしているんですって。へぇーっ!
冷蔵庫の上にモアイトゥリトゥリが鎮座しています。ぐい飲みの帽子までかぶっている。
その脇には小さなモアイたち。
お店を出るときには、敬意を表してトゥリトゥリにご挨拶してから帰しましょう。
さすれば、いいことがあるかもしれません。
ドアの脇に「トゥリトゥリバル」の看板。
夜の営業時にはこの看板に差し替えるそうです。
またどうぞ、と名刺をいただいてお店を出ました。
ごちそうさまでした。
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