イタリアンラーメン江戸支店のオリジナルは鴨肉チャーシュー使用の日本風 ラーメン・ドゥエ・エド・ジャパン(Ramen Due Edo Japan)@内幸町 [ 東京ランチ]
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メトロ霞ヶ関駅に直結する日比谷パークフロント地階の日比谷グルメリウムでランチ。
同行した若者が選んだお店は、オシャレなラーメン店。
「RAMEN DUE EDO JAPAN」さん。
元イタリアンシェフが経営する「Due Italian」が2017年6月にオープンしたお店。
「Due」はイタリア語で「2」のこと。
イタリアンとラーメン2つの顔を持つという意味が込められているそうです。
(第二の人生という意味は後で思いついた、とオーナーシェフがブログで語っています。)
しかしこの支店名には「Itarian」の文字がない。なぜだろう?
お店の前にメニューが掲げられています。
「らぁ麺生ハムフロマージュ」が最初に目に入ります。いかにもイタリアンですね。
同行した若者は迷わすこれをチョイス。
左上は「京都九条ねぎと生醤油の鶏そば」という、もろ和風のメニューです。
左上はトップの座、このメニューにしましょう。料金も安いしね。
後で知ったのですが、このメニューはDue Italianの他の支店にはないものです。
券売機で食券を買って店内へ。
店内はカウンター席のみ。
一見、木の床に見えるのが、実はカウンター。
正面の壁にも無垢材が並ぶ。しかも新木ではなく、使用感のある木々たち。
時が刻まれた無垢材に囲まれ、まるで祠みたいな空間にいるようです。
しかもカウンターの両端には鏡が置かれているので、無限に延長された木の空間にいるようです。
お冷は緑ガラスのボトルに入っていて、イタリアンレストランみたいです。
白い皿に載ったボール状の白い丼が登場しました。
◆京都九条ねぎと生醤油の鶏そば
Due Itarian の丼に盛られたラーメン。
おや?箸もレンゲもないぞ。
カウンターの下にある引き出しの中に、箸やレンゲ、コショウ、ティッシュが収納されています。
割り箸を取り出して・・・では、いただきます!(合掌)
透明なスープ、たっぷり盛られた緑色の九条ネギ。実にシンプルなビジュアルです。
スープの表面には大きな油玉がいっぱい浮かんでいる。鶏油のいい香りがします。
醤油の色が非常に薄い。醤油ダレに薄口しょうゆを使っているんでしょうか。
鶏ガラベースに昆布やホタテが加わったというスープはコクがある。でも後味がいい。
キリリとした醤油ダレが味を引き締め、鶏油が豊かな旨味を加えている。
とても美味しいスープです。
中細ストレート麺はモッチリした食感があって、旨いスープを絡めとります。
スープに沈んでいたのは豚のシャーシューならぬ、鶏、いや鴨肉チャーシューです。
旨味が強い。
麺を食べ進むと、麺の下から別の鴨肉が出てきました。
これは煮込まれて肉の繊維がほぐれています。
ランチサービスの「ミニご飯」が出されました。
雑穀ご飯の上にシラスが少しトッピングされています。
残しておいたスープと鴨肉をぶっかけます。
ラーメンスープリゾット。
スープを吸い込んだライスは、麺よりうまし、です。
イタリアンの域に入ってしまったラーメンではなく、日本風の域に留まっているラーメンでした。そして旨かった。
この支店の店名には「Itarianの文字がない」と冒頭に書きました。
「イタリアンに縛られず、自由な食材でラーメンを作りたい」
そんなシェフの考えかららしい。
その意味では、他の支店にはないこのメニューは、この店らしいラーメンだったようです。だからこそ、メニュー左上のトップの位置にあるんですね。
ごちそうさまでした。
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