県南の高校生・大学生たちは知っている、ちょっと秘密のパン屋さん 鈴家パン@茨城県土浦市 [ 茨城県]
この投稿をInstagramで見る
古いパン屋さんめぐり。今回も土浦市のパン屋さん。
しかもネット情報がほとんどないパン屋さんです。
お店の場所は、とても分かりにくいところにあります。
土浦駅の南で常磐線と国道125号が交差する狭くて低いガード。
そのすぐ西にある、ウソでしょ?と思うような小路を入ります。
土浦市街からだとガードの直前の左、小松坂下交差点からだとガードをくぐってすぐ右。「土浦温泉」の看板と反対側にある小路です。
すると突き当りに現れるのが・・・
「鈴家パン工場」。ここがそのパン屋さんです。
「鈴家パン」は、1931年(昭和6年)創業。太平洋戦争以前に創業したお店です。
創業当初はたぶん和菓子店で、パンの製造は太平洋戦争後と思います。
そんな古いパン屋さんです。
ここは土浦市やつくば市内の学校・企業の売店での販売がメインのパン屋さん。
高校・大学時代に鈴家のパンを食べた人が多いと思います。
市販はここだけ!10時に開店して売り切れると閉店しちゃいます。
そんなパン屋さんだから、ネット情報がほとんどないんですね。
正面にある建物は窓にカーテンがかかっていて、住宅かアパートみたい。
広い駐車場があるけど、お店はどこでしょうか?
敷地の奥の方に、シルバーのガルバニウム合板張りの四角い建物。
これが「鈴家パン」さんの店舗のようです。
店内は天井裏が露出した木造に白壁。とってもオシャレ。
白壁に開けたクボミにディスプレイされているのは・・・パンだ!
ここがパン屋さんみたいです。
とんちゃんが店内に入ると、来客を知らせるチャイムが鳴って、店の奥から店員さんが出て来ました。
パンの製造担当らしい白い作業着を着たおねえさんです。
パンを購入できるかどうか伺うと、OKですって。よかったぁ。(*´ο`*)=3
それでは店内を拝見しましょう。
あんぱんに生ブル。
「生ブル」って、生ブルーベリーホイップサンドのことらしい。知らなかったぁ。
総菜パンがいろいろあります。
チキントマトサンド、コッペパンの厚切り牛肉コロッケサンド。
エビステーキはパーカーハウスロール、チキンバーは丸いバンズ。
そしてジャーマンポテト。
ベーコンエッグ、フィッシュ、カレー(中辛)。
フィッシュはコッペパンですね。
ピーナツとチキン南蛮はコッペパン、フィッシュバーガーはバンズ。
チーズメンチはパーカーハウスロール、ゴマいっぱいのサルサ。
唐揚げパンはコッペパンだ。
200円以下のパンばかりで、とっても安いですよ。
なおレジ袋は有料です。
自宅に帰ってからいただきました。
厚切り牛肉コロッケ、チキン南蛮、サルサの3種類。
◆チキン南蛮
焼き面が白っぽい白コッペパンにチキン南蛮が挟んであるコッペパンサンド。
パンの大きさは、長さ16センチ、幅6.5センチ、高さ5.5センチ。
白コッペはしっとり柔らかい。
チキンにタルタルソースがかかっていて、美味しくガッツリいただけます。
◆厚切り牛肉コロッケ
牛肉やタマネギが入った立派なコロッケがしっかり入ったコッペパンサンド。
パンの大きさは長さ13センチ、幅8センチ、高さ5センチでちょっと小さめ。
※後でわかったんですけど、このパンはお店では「ドッグパン」なんです。
中には千切りキャベツも敷いてあって、ソースをまとったコロッケが旨いです。
◆サルサ
珍しいのと旨そうな感じがしたので購入。
大きな丸型パンに具を挟んで、ピザのように三角形に切ってあるみたい。
パンの表面には白と黒のゴマがいっぱい。
パンの中は、トマト、千切りキャベツなどにサルサソースがかかってる。
肉やハムはない、サルサ味の野菜サンドです。
サルサソースが旨いですね。
コッペパンは、柔らかいけど、フワフワじゃなくしっかりした噛み応えがあります。
サルサはちょっとピザっぽい感じがします。
学生向けに存在感のあるパンって感じで旨いです。
ごちそうさまでした。
コメント 0