こだわり食材の女化巻、甘い厚焼玉子と丸キュウリのコラボが美味しい みずほの村市場牛久店@茨城県牛久市 [ 牛久市]
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つくば市に「みずほの村市場」があります。
1990年10月に有限会社みずほが開設した農産物直売所で、美味しい農産物があるので有名です。
その支店が牛久市にもあります。
「みずほの村市場 牛久店」さん。2010年10月オープンの農産物直売所です。
つくば市のお店の支店ですけど、直営店ではなく、FC店(フランチャイズ店)です。
2006年5月、「みずほの村市場」の長谷川久夫社長が、直売所をフランチャイズ展開するために、外食、流通、建築、農業技術の専門家5名とともに農業法人みずほの村市場合同会社を設立。同社がFCの本部となっています。
2010年10月、初のFC店として、ここ「みずほの村市場 FC牛久店」がオープン。 運営者は、2010年当初は不明ですが、2015年に株式会社SKファーム(本社牛久市)、2020年3月にはその親会社の株式会社SKテック(本社東京都中央区)になっています。
イオンモールつくばにある農産物直売所「えるふ農国」と農家レストラン「夢想花」は、有限会社みずほが設立した別会社によるものです。
さて、ここは農産物の販売がメインですけど、テイクアウトできる食品が2つあります。
1つは、看板のところに幟が立っている女化巻。
もう1つはこれ。低温殺菌牛乳で作ったソフトクリーム。
今回は女化巻についてご紹介。ソフトクリームは明日の記事で。
レジの向かい側で販売しているのが女化巻。
土日限定販売の商品です。
冷蔵庫の中に製品が入っています。
厚焼き玉子とシイタケを油揚げで包んだもの、丸のままのキュウリ、それらをご飯と海苔で巻いた太巻きです。しかもそれぞれの材料にこだわりがある。
かすみがうら市のナカジマ農園の海藻卵で作った厚焼き玉子。
牛久市の山新豆腐店の手揚げ油揚げ。
つくば市のなかのきのこ園の原木しいたけ。
みずのほ村市場で販売している新鮮キュウリ。
そして龍ケ崎市 関口さんの無農薬栽培米を使用しています。
子供が好きなツナマヨとキュウリを玉子焼きで巻いた「女化巻ツナ」も誕生したそうです。
今回は、女化巻だけを購入しました。
◆女化巻
原材料の産地がそれぞれ書いてありますね。
海苔は兵庫県産ですって。国産海苔の産地は、第1位が佐賀県で、第2位は兵庫県なんですよ。播磨灘を中心に海苔が養殖されているんです。
女化巻の製造所は、みずほの村市場牛久店内の「SK Farmers Kitchen」。正確には 「SK Farmer's Kitchen」で、このことは明日の記事で触れます。
パックがいっぱいになるほどの大きな太巻きです。
黒々とした瀬戸内海産の海苔も美味しそうです。
甘い厚焼き玉子とシャキシャキしたキュウリの食感が特徴的な太巻きです。
女化巻。美味しくて、ボリュームもあって、なかなかいいですね。
ごちそうさまでした。
パッケージに巻いてあった紙に女化巻のことが履いてあります。
みずほの村市場牛久店と無農薬米の生産農家、龍ケ崎市の米農家関口夫妻のコラボで作ったものです。
「女化巻」の「女化」は、お店があるところの地名です。
その「女化」という名の由来が書いてあります。女が化けたのではなく、キツネが女に化けて恩返ししたという伝承にもとづくとか。でも実際のところはその逆で「女化」という地名から発想された伝承と思います。
「おなばけ」の原意はよくわかりませんが、「を」は小さい、「な」は場所、「はけ」は崖(崩・呆)で崩れやすいところ意味するのではないでしょうか。関東ローム層の崩れやすい小さな崖が多数広がっていたところということかな、と思います。
2022.11修正:「オネ」が「尾根」、「ハケ」が「崖」の意味。低地の中に崖に囲まれた尾根が続く地形に由来するのでしょう。現在、その小高い部分は林になっています。
参考:語源由来辞典「女川町」https://gogen-yurai.jp/onagawa-cho-miyagi/
目からウロコの地名由来「「女高」の地名由来」https://baba72885.exblog.jp/30434147/
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