なんて美味しい喫茶店モーニング ミルリトン@茨城県土浦市 [ 茨城県]
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カミサンがいない日曜日の朝。
喫茶店のモーニングをいただきに出かけました。
場所は、土浦市中高津。ダイソーのすぐ南。
でも建物が奥まったところにあるし、看板もわかりにくい。
ネイルサロンの看板が目立っています。
目指すお店はその下の「ミルリトン」さん。
喫茶店だと思っていたら【Kitchen & Cafe】となっています。
「キッチン」を名乗るお店って、料理に自信がある洋風食堂なんですよ。
駐車場の奥にある3階建てのビル。
その1階がミルリトンさん。
看板も行灯もないので、お店の存在がわかりにくいです。
25年以上前にご夫婦で始められたお店だそうです。
気取ったご主人がコーヒーを淹れ、奥様が料理を作る、なんて感じのお店だったんでしょう。あくまでも想像ですけど。
ご主人が亡くなられ、いまでは、奥様と開業時に小学生だった息子さんが働かれています。
店名の「ミルリトン」とはフランスのお菓子。元々はノルマンディー地方の郷土菓子。
なぜそれを店名にしたのかは聞き漏らしました。
広くはない店内に4人掛けのテーブルが6卓。入ってすぐの席に座りました。
ステレオから流れる音楽は、入店時にはカントリーウエスタン調の曲でした。
コーヒーはサイフォンで淹れる本格派。
席に着くと、まずはお冷と紙ナプキン。
ブレンドコーヒーは350円。
モーニングセットは、ドリンク付きで500円。
トーストセット、トーストサンド3種類、シナモントースト、ピザトースト、、サンドイッチと種類が多い。
食パンを使った料理がいろいろ。
パスタもあります。
ランチメニューの紹介はパスします。
さて、モーニングのチョイスに迷いますよ。どれも美味しそうなんですもん。
でもデフォルトのトーストセットにしましょう。
◆トーストセット
バターが塗られたトースト、ハムエッグ、サラダのセットです。
カトラリーは、ナイフ、フォークに加えて箸もついていて、助かります。
サラダを食べるときって、箸の方が絶対に食べやすいもんね。
サラダにはトマトもついていて、意外にポーションが大きい。
トマトの赤色、レタスの緑色と紫色。そこに黄色いドレッシングがかかっている。
ドレッシングが、ほんのり甘くて美味しい。
これは自家製ですね!
伺ったら、コーン入りの自家製ドレッシングですって。
なるほど黄色と甘さはコーンですか、と納得。
ロースハムと目玉焼き。
赤いケチャップがチョコっと添えられているのが気配りです。
目玉焼きは、黄身の中央だけが半熟状態の「ミディアム」の焼き具合。
こいつはかなりのテクニックです。
そしてバターたっぷりのトースト。
薄い皮がこんがり、中がもっちりと柔らかい焼き上がり。
小麦の香りがいい、美味しいパンですね。
伺ったら、市内にあるコパンの食パンですって。へぇ。
サイフォンで淹れたコーヒー。
大き目のカップにたっぷり入っています。もちろん美味しい。
ミルクピッチャーに入っている生ミルクの量がかなり多いです。
シュガーポットにはコーヒーシュガー。
本格的な喫茶店に置いてある砂糖ですよ。
カラメル溶液(カラメル色素)を加えて茶色にした氷砂糖。
氷砂糖だから溶けにくく、初めはブラックみたいに苦く、徐々に甘くなる、という飲み方ができる独特の砂糖です。
デコレーションケーキみたいな可愛い容器にスティックシュガーもあります。
こっちの砂糖はすぐに溶けます。
お店では、ママさんが焼いたスイーツも販売しています。
スコーン。
奥にパウンドケーキ、手前にマフィン。
クッキー各種、手前はマドレーヌ。
予約すれば「ミルリトン」を購入することもできます。
一見、シンプルなトーストセットのモーニング。
しかし、サラダも目玉焼きもパンも、そしてコーヒーも、それぞれ拘っていて、そして美味しい。モーニングでここまで美味しいお店は稀有ですね。
他のモーニングもメニューも、さらにはランチも、きっと美味しいだろうと期待できるお店です。
ごちそうさまでした。
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