割烹居酒屋の小粋なランチはリーズナブルな懐石風弁当 季節料理 たえ@茨城県阿見町 [ 茨城県]
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阿見町に美味しいランチのお店がある、というので向かいました。
場所は寺子十字路の交差点。
「季節料理 たえ」さんの看板。
【活魚、うなぎ、天ぷら】と書いてあって、ちょと高級なお店みたい。
立派な和風建築のお店。割烹風だなぁ。
ランチタイムは11:30~13:30と短いので、要注意です。
かなり年季の入った藍色の暖簾をくぐって店内へ。
左手には広い座敷があって、法要などによく使われるそう。大箱のお店です。
右手にはカウンター8席と小上がりに2卓。カウンターの上にはネタケースがあって、新鮮な魚介を使って、客の前で料理をつくる、そんなお店ですね。
とんちゃんは1人なので、カウンター席へ案内されました。
席に着くとフロア係りのおねえさんが温かいお茶と温かいおしぼりを置いてくれます。
黄色い短冊に書かれたメニューがいっぱい。全部「お勧め品」ですって。
純和風の魚介料理を提供するっていう、割烹風の品ぞろえですね。
黒板にあるのはやや簡単な料理のメニュー。
おっと、すっぽん料理まであるんですか!
お昼の定食もすごい。
うなぎ、刺身、天ぷらがトップです。海鮮丼に特大海老フライ、アジフライはどれも1000円以上の料金です。最後にある「たえ御膳」がフラッグシップかな。
ランチの御膳。
「たえ弁当」があるぞ。1300円でちょいとお高いけど、たえ御膳の略式版か?
松花堂弁当の向こうを張って「弁当」としているのかな?
ご主人にお聞きすると、お盆にいろいろ載っているとのこと。
よし、そんじゃ「たえ弁当」にしましょう。
料理が出てくるまでの間、周囲を見回すと・・・
カウンターの上に石原裕次郎の若い時の写真を発見!(*゚Д゚*)ェ…
ん?なんだこれ?
石原裕次郎が好きだった「ゲノック」というカリフォルニアワインが入っているって。
1999年に裕次郎の13回忌を記念して宝酒造から発売された「石原裕次郎メモリアルBOX」で、松竹梅生酒720mlとゲノック750mlの2本が入ったもの。この箱の裏には後年の裕次郎の写真も写っているようです。
1999年に行われた「石原裕次郎13回忌法要」の参列者の先着5万人に記念品としても配られたものを、後日、市販したものがこれです。
石原裕次郎は、宝酒造が製造する松竹梅のCMに1977~1987年の間、出演していたそうです。この売上げの一部は、(株)石原プロモーションを通じて、(社)日本水難救済会と(財)日本海洋レジャー安全振興協会に寄付したそうです。
◆たえ弁当
お盆に料理がいっぱい載っている!w(*゚o゚*)w
黒い半月盆に煮物、焼き物、お造り、茶碗蒸し、デザートが小粋に並んだ懐石風です。
店名入りの箸袋に入った竹製の割り箸を取り出して、いただきます!(合掌)
まずは味噌汁を一口。豆腐とワカメのお味噌汁。
カツオ出汁のお汁が美味しい。
焼物、煮物、漬物、酢の物が並んでいます。
おや、大根おろしにイクラが載ってる。
お醤油を少し垂らしていただきます。イクラって、こんな数粒でも高級感がありますね。
メカブの上にあるピンク色のものは、な、なんとマグロのたたき!
マグロを包丁で細かく砕いたもののようです。
意外なところでマグロに出会って、プチ感動です。
お刺身をいただきます。
寒ブリはは天然ものです。脂がのっていて、美味しいですね。
そして中トロ。これまた脂がのっている。
どちらも美味しいお刺身です。
煮物がいろいろ。
出汁で炊いたオクラが上品です。
シイタケ、ちゃんと面取りした里芋、高野豆腐、つみれ、そしてがんもどき。
それぞれの具材の旨さに出汁の旨さが重なっています。いい仕事してますね。
焼物は銀だらの西京焼。ご飯のおかずには最強の焼き魚だなぁ。
ご飯は丼に沢山入っている。お替わりOKみたいです。
お漬物は自家製。こういうところまで手が行き届いているのは良いお店の証です。
茶碗蒸しは、提供されたらすぐに、熱いうちにいただく、という方も多いでしょうね。
でもとんちゃんはたいてい最後に食べてます。猫舌のせいではありません。
デザートにイチゴとオレンジ。
イチゴが大きい。それがわかるようにスプーンを置いてみました。
大きなイチゴです。
食事を終えるとコーヒーを出してくれました。
ちょっと苦めのコーヒー。
お茶を追加していただいて、食事終了。
全般的にやや高めの料金設定ですけど、素材の良さと仕事の丁寧さからすると納得。
いいお店です。
ごちそうさまでした。
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