二八蕎麦にした、文句なく旨い 手打蕎麦いちむら@北海道倶知安町 [ 北海道]
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札幌へ帰省中に墓参り。倶知安町は、「くっちゃん」と読む難読地名の町です。
ランチはどこで食べようか?とカミサンに問うと「ニセコのT字路にある素敵な蕎麦屋さん」という回答。
このヒントで、あぁ、あそこね!とピン!と来ました。
倶知安町から蘭越町へ延びる道道343号(蘭越ニセコ倶知安線)が道道631号(ニセコ高原比羅夫線)とぶつかる交差点。ニセコじゃなく「ひらふ(比羅夫)」にあるお店です(正確には山田です)。
黒の板壁。そこに柱や破風の朱色の直線がアクセントを加える、という和モダンな建物。カミサンが一目惚れするはずです。
「手打蕎麦 いちむら」さん。
お店の前に広い駐車場がありますが、ほぼ満車。月曜日だというのにすごい人気です。
弊ブログでは初登場ですが、実は以前に家族で食事したことがあるんです。
営業時間は11時から15時までのランチタイムのみ、しかも売り切れ御免。手打ちですからね。
このお店の蕎麦は、契約農家で育てた玄蕎麦を毎日石臼挽きし、ニセコの天然水で手打ちしたというもの。
黒松内町にある専用畑で有機無農薬で栽培した玄蕎麦を石臼挽したそば粉は、単品販売もしています。
さて、そばのメニュー。
基本は二八蕎麦ですが、数量限定で十割蕎麦があって、それが大人気。
前回、とんちゃんは十割蕎麦、カミサンは二八蕎麦をいただきました。
でも今回は二八にします。
十割じゃなくても、十二分に美味しいからです。
とんちゃんは「せいろ」大盛り、息子はそれに小天丼つき。カミサンはお決まりの冷やしたぬき。
◆せいろ大盛り
丸いセイロに盛られた灰色の田舎蕎麦。
蕎麦の香りが立ち、甘さがあります。
弾力がある噛み応え、そしてのど越しが滑らか。
蕎麦だけで食べ続けられる美味しさです。
つけ汁は、鰹節の深みのある味わいに宗田節か鯖節の太い味と強い香りが加わっている。
辛めの味で醤油の角がない。
このつゆにつけると蕎麦の旨さが高まります。旨い。
食べ終わった後は蕎麦湯を注いで。
そば湯はトロミがあってそばの香りがいい。
そば湯だけでも美味しくて、2杯もいただきました。
◆小天丼
息子は、せいろ大盛りに小天丼をプラス。
「小」とはいえ、しっかり海老天も入っている、本格天丼です。
海老もいいけど、地元産の野菜天が美味しいですね。
薬味は七味、山椒、柚子胡椒があるのでお好みで。
◆冷やしたぬき
揚げ玉が細かくてキレイ!
ワカメ、キュウリ、カマボコ、大根おろしが載ってます。
蕎麦が美味しく、汁が旨いから、大満足です。
二八そば。これで十分に美味しいです。
だったら十割も食べたい、やっぱりそんな気がしちゃいます。
ごちそうさまでした。
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