ガチな四川料理と滷味の店 四川料理 麻辣十食@茨城県つくば市 [ 茨城県]
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つくば市にオープンした本場四川料理店へ行きました。
場所は、つくば市の歓楽街・天久保エリア。
「四川料理 麻辣十食」さん。
いかにも辛い四川料理がありそうな店名のお店。
赤と黄色の看板の感じは中国の街場の食堂みたいで雰囲気満点。
2022年7月にオープンしたのだろうか?(未確認)
中国料理専門サイト「80c」(ハオチー)で紹介されたガチ中華店です。⇒麻辣鶏で四川瀘州へ胃袋旅行に出かけよう
店主は、四川省南部にある瀘州市出身の孫麗さん。
孫さんご自身も中国料理人で、日本では麻布十番の高級店・石垣吉田などでも修行。
去年10月に瀘州のホテル料理長だった料理人が来て、四川料理店として本格稼働したそうです。
ランチ定食は、11時~14時L.O.。
無料駐車場については後ほどご紹介します。
1階の食事スペースにはテーブルが並び、2人用3卓、4人用4卓があります。2階が改装されて、客席と個室が出来るそうです。
1階に何人かの客がいますが、ほぼ全員中国人。たぶん筑波大の留学生でしょう。
お店の方は全員中国人。店内は中国語が飛び交い、雰囲気は中国の食堂。
中国人が客ってことは、本場の中国料理が食べられる、ということですね。
このお店、入店と同時にビックリします。
店内に入るとすぐに大きな冷蔵ケース。そこに並ぶ料理がすごい。
パックには「鴨」の字がいっぱい!
鴨=アヒルの料理ですね。
鴨舌(アヒルの舌)、鴨珍(アヒルの砂肝)、鴨脖(鴨の首肉・せせり)、鴨头(アヒルの頭)、鴨翅(アヒルの手羽先)。
その上には腸詰、風吹排骨(スパイシー蒸しスペアリブ)。
豚足、ハチノス、モミジ、などなど。
これらは鹵味(滷味、ルーウェイ)という料理。
香辛料入りの汁、鹵水(滷水)で食材を煮込んだものです。
このお店、四川料理専門店を開店する前には、テイクアウトの鹵味専門店だったそうです。
さて、カウンターに写真付きのメニューがいくつかあります。
青椒肉絲、炒河粉(ホフェン炒め)、梅菜扣肉(メイツァイコウロウ )。
炒河粉は幅広のビーフン炒め。粿条(クェティオ)とも言われ、それがタイに伝わってクイティアオ(米粉麺)になりました。
梅菜扣肉は豚バラ肉の醤油煮と梅菜というカラシナの漬物を蒸したもの。
お店の扉にあったメニュー。
回鍋肉、十食口水鶏(よだれ鶏)があります。
店内には、口水鶏(よだれ鶏)に麻辣鴨頸(麻辣卤味首選)。
鴨頸は、アヒルの首をタレに漬け込んだ滷味(ルーウェイ)です。
口水鶏は、冷凍じゃない「つくば鶏」を使っているって。
後で知ったのですが、回鍋肉の豚肉は沖縄から皮付き肉だとか、後ほど紹介する麻辣鶏は長野から絞めた翌日の地鶏を頭付きのままだとか、ウサギは秋田のジャンボ兎だとか、素材選びからガチです。
黒板には日替わ料理や期間限定料理。
オーダーはQRコードを読み込んで、スマホから行います。
多数あるメニューの全体は、最後に紹介します。
ランチメニュー。
辛いのは・・麻婆豆腐、麻婆茄子、口水鶏(よだれ鶏)、回鍋肉。
どれにしようか・・と迷った末に、口水鶏にしました。
スマホからオーダーした後で、フロア係りの人に「辛くできる?」って聞いてみた。
できるそうなので「じゃぁ、辛くして!」と追加オーダーしました。
◆口水鶏(よだれ鶏)定食
冷たい茹で鶏に香辛料と辣油がたっぷりかかってる。
冷たいけれど、タレの辣油の香りが立っています。
麻辣味のタレがからんだ茹で鶏が、ガチに旨い。
唐辛子の辛さに花椒の香りもいいですね。花椒は中国から仕入れているそうです。
おや?ちょっと待てよ。
この茹で鶏、鶏自体がかなり旨いよ。
お聞きしたら、茹でただけじゃなくて、鹵水(滷水)に一日漬け込んであるんだって。
鹵味(滷味、ルーウェイ)の鶏なんだ!そりゃ旨いわけだ!
器にたっぷり盛られた白飯。
鶏が旨辛だから、白飯がどんどん進む。
タレには香辛料など、いろんなものが入ってる。これがガチ旨い。
「辛くして!」とオーダーしたから、デフォルトより辛いはず。
そして旨いです。
鶏の下に茹でモヤシが敷いてある。
そのモヤシが麻辣のタレが絡んで、これまた超旨い。
途中でちょっとインターバル。
途中でスープをいただきました。
豆腐やモヤシが入った卵スープ。やっぱり出汁が美味しいですね。
◆ご飯お替り
ご飯がどんどん進んで、ご飯のお替り!もちろん無料です。
小皿に副菜の2品盛り。
湯葉とウズラの卵の鹵味(滷味)です。
タレが染み込んだ湯葉が美味しい。
ウズラの卵が、さらに美味しい。
甘酢漬けの漬物も口直しにいいですね。
食べ終わった皿には、辣油いっぱいの真っ赤なタレが残り、底には香辛料が沈んでいる。
いやぁ、旨かったぁ、辛かったぁ。
鶏肉が大量にあって、白飯をお替りしたから、お腹がかなりきつい。
後で知ったのですが、回鍋肉が辛いって、四川発祥の料理ですからね。
店主の故郷・瀘州古藺県の名物料理「麻辣鶏」は、他店では食べられないものですって。「anan」2022年11月号の「ガチ中華4選」に紹介されたそうです。
次回の課題がいっぱいですよ。
ごちそうさまでした。
無料駐車場について。
お店に向かって右手にある天久保細田駐車場。
かなり広い駐車場です。歓楽街天久保の夜の飲み客が車を停める駐車場だからね。
6時~20時は2時間100円、最大200円と安い。
ここの駐車券をお店で見せると・・・
2時間のサービス券がもらえます。
ランチ以外のメニューをご紹介。
ネットにあるお店のメニューをコピペしました。
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