木曜限定、揚げ立て熱々のコロッケ定食 まいんコロッケ@茨城県龍ケ崎市 [ 龍ケ崎市]
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コロッケでまちおこしをしている龍ケ崎市。
その龍ケ崎コロッケの「元祖」のお店で、ついにランチしました。
場所は、関東鉄道竜ヶ崎駅から東に約1.8kmもある本町商店街の中間あたり。
【元祖龍ケ崎コロッケ まいんコロッケ】の幟が目印。
【チャレンジ工房どらすて】という建物。
ここは 龍ケ崎市商工会が運営する交流施設でレンタルキッチンなどがあります。
現在は「龍ケ崎市コロッケ会館」という名称もついています。
その建物から出っ張ったここ!これが「まいんコロッケ」さん。
もうずーっと前から気になっていたんです。
先日、イベントでの出張販売でコロッケをテイクアウトしたので、ついにお店に来ました。
【第2回ご当地メシ決定戦2014 日本一「龍ケ崎コロッケ」】の看板。
ここは龍ケ崎コロッケの発祥なのです。そんな「まいんコロッケ」の歴史については最後にご紹介します。
お店の営業日は火水木曜日。土日祝日にも随時営業。
コロッケを作るのは木曜日。あとはその冷凍品を売っています。
毎月第1日曜日の「まいんバザール」(龍ヶ崎市八坂神社前のにぎわい広場)などにも出店しています。
そして揚げ立てコロッケの木曜日にレストランを営業。
というので、木曜日にやって来ました。
建物脇の狭い通路の奥に駐車場があります。
通路は小型車がやっと通れる狭さなので、ご注意を。
奥には7台分の駐車スペースがあります。
お店の脇にはレトロな赤ポストがある。しっかり現役。
店内はシンプルなワンフロア。
テーブル上に料理が並んでる。
赤飯やタケノコごはん。
これ何だと思います?ご飯の上にあんこが載ってる。
地元では「ぼたもち」と言ってます。
一般には茨城名物「ぼためし」と紹介されています。
うるち米ともち米を混ぜて炊いたご飯にこし餡がのってるもの。
地元ではごく普通のものなんですね。珍しがって写真を撮るとんちゃんに、お店のおばさんが不思議がってました。( ^∇^)
コロッケパンもあります。
カウンターには惣菜が並んでる。
ハンバーグや煮魚。
煮物や今が旬のタケノコ。
コロッケはオーダーすると揚げてもらえます。
コロッケのメニューはパンフレットに紹介されています。
さて、ランチのこと。
ランチセットは700円。
カキフライ、コロッケ定食。
おっと、カレーライスがあるぞ!
こういうところのカレーライスって、気になるなぁ・・・
焼肉定食もあるそうですが、もう売り切れだって。
今回は、お目当てのコロッケ定食をいただきます。
オーダーを受けてから厨房でコロッケを揚げはじめます。
◆コロッケ定食
メインのコロッケにご飯、味噌汁、お惣菜、漬物のセットです。
お味噌汁は、具材がいろいろ。
大根やレンコンも入ってます。
揚げ立て・アツアツのコロッケが2つ。
1つはポテトコロッケ。テッパン中のテッパン。
ローズポークの挽肉が入ったコロッケです。
ポテトのホクホク感がいいですね。
もうひとつはローズポークメンチ。
ローズポーク100%のメンチカツ。ジューシーで美味しい。
惣菜が2種。
1つはポテサラ!ポテトの塊も入っていて食感がいい。
そしてもう1つ、タケノコを焚いたもの。
今が旬のタケノコ、ウレシイですね。薄味で美味しいです。
よければ、これもどうぞ、とおばさんが持って来てくれたのは・・・
サービスの惣菜。
タケノコを甘辛く煮たもの。これも美味しい。
ご飯は丼飯。これで十分です。
たぶん大盛り無料だと思います。
揚げ立てのコロッケやメンチって、やっぱ美味しい。
次回は気になるカレーライスをいただこうかな。
ごちそうさまでした。
最後に「まいんコロッケ」の歴史について。
パンフレットにも紹介されています。
ここに載っていないことも含めてご紹介します。
(参考:黄天楽ほか「龍ケ崎コロッケにみる開発型B級グルメによるまちおこしの取り組み」など。)
2000年6月、龍ケ崎市が常陽銀行跡地に市街地活力センターの公立まんが図書館「まいん」を開設(場所:龍ケ崎市4264-1)。まんがの「ま」とインターネットの「いん」で「まいん」。約2万冊のまんがや絵本が自由に閲覧できました。
※まんが図書館「まいん」はその後、2018年9月30日に閉館し、2020年2月7日に「まいん「健幸」サポートセンター」にリニューアルされました。
「まいん」にやって来る子どもたちの思い出に残るものを、という願いで、龍ケ崎市商工会の女性部の女性たちが、「まいん」の駐車場でコロッケを販売しました。 地元の提携農家や精肉店などの協力で作ったコロッケは1個50円。
2001年7月、八坂神社向かいの公園を会場に「第1回まいんバザール」を開催。1日で3,000個が完売するほどの人気のコロッケとなりました。
2003年1月に市内25軒が集まって「コロッケクラブ龍ケ崎」を結成し、「龍ケ崎コロッケ」をブランド名にしました。
「コロッケクラブ龍ケ崎」の幟。
2005年4月1日、チャレンジ工房「どらすて」がオープン。「どらすて」は、龍ヶ崎の「ドラゴン」と、駅の「ステーション」から作ったことば。
その建物の前に張ったテントで「まいんコロッケ」を販売しました。
そして2013年に「どらすて」がリニューアル。
現在の「まいんコロッケ」の店舗はこのときに増設したものです。
2013年11月3日に「第1回全国コロッケフェスティバルin龍ケ崎」を開催。
2014年、「第2回 yahoo! japan ご当地メシ決定戦2014」で龍ケ崎コロッケがグランプリを獲得。出展作品は「米粉のクリームコロッケ」。地元コシヒカリの米粉と茨城県産のレンコンを使ったコロッケです。
新型コロナ禍で、イベントの中止・自粛、予約キャンセルが相次ぎ、まって「コロッケクラブ龍ケ崎」加盟店の多くが開店・休業に追い込まれました。
そうした中で、「龍ケ崎をコロッケで元気に実行委員会」がクラウドファンディングを実施。
2020年5月6日(コロッケの日)、5時6分から56日間で、100万円を目標に実施されました。
⇒クラウドファンディングHP
リターンは「一生コロッケを食べられる券」、通称「ころパス」。
クラウドファンディング参加店舗ごとに、1日1個のコロッケが一生食べられる、というもの。
ここ「まいんコロッケ」でも使えます。
「ころパス」が使えるお店は、「まいんコロッケ」さん以外には、「髙橋肉店」、「しゃんしゃん龍」、「saloon bar TABIDO」、「平野精肉店」、そして「Ryu's Kitchen MINT TREE」です。
龍ケ崎コロッケ誕生20年記念の紅白コロッケなんてのもあるそうです。
2001年の「第1回まいんバザール」での販売が「龍ケ崎コロッケ」としての発祥ってこと。
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