2週間かけて作るデミソースの本格洋食店 レストラン馬酔木@茨城県土浦市 [ 茨城県]
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土浦市の本格洋食店へ行きました。
場所は、国道125号線の「総合公園入口」交差点。
目立つ看板がないので、注意しないとお店の前を通り過ぎてします。
目印は、不動産屋「すずなり」のオレンジ色の壁。
その右隣が、目指すお店です。
お店に近づくと小さな看板がありました。
「レストラン 馬酔木(あしび)」さん。
1980年創業の本格洋食店です。
「本格洋食」とは、どういう意味で使っているのかは後ほど・・。
駐車スペースは、不動産屋さんの下などに5台ほど。
さらに道路を挟んだ向かい側に20台分ほどの広い駐車場があります。
お店は階段を上がった中二階。
昭和レトロとはちょっと違う、昭和50年代モダン。
観葉植物がいくつも置かれた落ち着いた雰囲気です。
店内はL字のフロアになっていて、手前にテーブルが3卓。
奥に8人用のテーブルがあります。
以前は不動産屋の部分がパーティースペースだったようです。
厨房にはキャップを被ったご主人。フロア係りは奥様です。
定休日が変更になったようです。
グランドメニュー。
お店のオススメメニューは、ハヤシライス。
ベースのドミグラスソースは2週間かけてじっくり煮込んだものですって。
この本格ドミグラスソースがお店の自慢ですね。
「とんかつ」ではなく「ポークカツレツ」があります。
オムライスやポークカレーがあります。
ランチメニューは、ハンバーグステーキとチキンガーリック。
このお店を「本格洋食店」だと書きました。
「洋食」とは、フレンチでもイタリアンでもない、日本独自の料理です。
2016年に岩本忠氏が設立した一般社団法人 日本洋食協会は、「洋食とは米飯に合わせて食す、日本独自の進化を遂げた西洋料理」と定義しています。
カレー、コロッケ、トンカツなどが洋食の代表です。
このお店にもカレーやオムライス、ハヤシライスがあって、まさに「洋食店」です。
しかしデミグラスソースの本格さ、そしてトンカツではなくポークカツレツがあることからすると、西洋料理(フランス料理)にかなり近い。
それで「本格洋食店」と言ってみました。
ということなら、ハヤシライスをオーダーすればいいのですが・・・
ランチのハンバーグをオーダーしました。
まず、ナイフとフォークがテーブルに置かれます。
そしてスープ。
カップに入っているけど、ちゃんとスプーンが添えられています。
干シイタケが入ったちょっと和風のコンソメスープ。とても美味しスープです。
◆ハンバーグステーキ
ワンプレートにハンバーグとサラダ、そしてライス。
ハンバーグにはデミグラスソースがかかってる。
まずはサラダから。自家製のフレンチドレッシングがかかってる。
ミディトマトは、皮を湯剥きしている!
しっかり手間をかけてます。
デミグラスソースかけのハンバーグ。
ミンチ肉がしっかる詰まってる。
脂身が少なく、赤身肉の旨みを味わうハンバーグです。
2週間かけて作ったデミグラスソースは、苦味もしつこさもなく、芳香と凝縮された旨みがあります。
肉とソースの旨みでライスをいただきます。
食事が終わると食器を下げ、それからコーヒーを出してくれます。
ちゃんと美味しいコーヒーです。
1980年のオープン以来、変わっていない店内で、ご夫婦お変わりなく営業されてこられたそうです。
これからもお二人仲睦まじく、お元気で、続けていただきたいです。
ごちそうさまでした。
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