定型を無視したおかず色々の「のり弁当」 はましん@茨城県龍ケ崎市 [ 龍ケ崎市]
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「のり弁」めぐりの記事を続けます。
コンビニにもある「のり弁」。
当然、持ち帰り弁当店はどの店にも「のり弁」があると思ったら、実は違った。
「のり弁」がないお店もかなりあるんです。
だから「のり弁」がある弁当店を探して行脚します。
この日は、龍ケ崎市にある弁当店へ。
場所は、丸亀製麺さんの向かい、ラーメン店「喜元門」さんのお隣です。
「はましん」さん。
去年1月に閉鎖された「ショッピングセンターリブラ」にもお店があったようですが、いまはここ久保台店のみです。
リブラの閉鎖⇒昭和のショッピングセンターが閉店
この「はましん」さんには、今回で2度目の訪問です。
前回⇒テイクアウトには具だくさん味噌汁付きの手づくり弁当 はましん
いろんなロケ弁で使われているようです。
でも、食べログではとんちゃんの投稿のみ、googleの記事書き込みも1件のみ。
いまだに隠れたお店、ネット上で置き去りにされている弁当屋さんです。
扉を開けるとすぐに注文カウンター。
メニューに「のり弁」ありますよ、420円です。
オススメの、からあげ弁当、チキンカツ弁当、日替り弁当も気になるんだけど・・・。
今回は、それらを横目に「のり弁」をオーダーです。
◆のり弁当
テイクアウトの弁当には、もれなくお味噌汁がついていてきます。
温かい味噌汁。胃袋と心に浸みます。
今日はタケノコが入っています。旬ですね。
地元には竹林が多いから、ジモピーにとってタケノコは買うものじゃなくもらうもの。
さて、本体ののり弁。
おや?えっ!( ̄□ ̄;)!!
白身魚フライ&チクワ天がない!(*゚Д゚*)ェ…
その替りに、普通におかずが並んでいます。
じっくり拝見しましょう。
のり弁のメイン、海苔ごはん。
海苔は一枚物じゃなく、小さな5枚の海苔を並べてある。
これは非常に都合がいいですよ。
一枚物の海苔だと、なかなか切れずに、ベロンと全部はがれちゃう。
だからチェーン店の「ほっかほっか亭」や「ホットモット」ではミシン目状の切込みの入った特注品の海苔を使っています。
そんな特注品を使わずとも、こうして小さな切り海苔を何枚も敷き詰めればいいんです。
工夫されてますね。
その海苔の下には醤油をかけた花かつお。
細かい砕片じゃなく、薄削りの花かつおです。
これは、のりご飯の原型でしょうね。
しかも醤油がしっかりかかっていて、白飯にも醤油が浸みている。
ご飯にカツオ節を載せて醤油をかけた「ネコまんま」みたいで、これはこれで嬉しい。
おかずの1つは、野菜のかき揚げ。
その下にキャベツがあって、かき揚げ用の「大根おろしつゆ」がある。
かき揚げをキャベツの上にもどして、大根おろし入りつゆをかけます。
冷えているけど、かき揚げが美味しい。
春雨サラダと鶏の唐揚げ。デザートのオレンジもある。
春雨サラダは、ピリ辛の中華風。
鶏唐揚げは、お店イチオシだもんね。
「のり弁には白身魚フライとチクワ天」という定型を全く無視ししたのり弁。
いや、そもそも「のり弁」とは、ご飯の上に海苔が載っているもの。だからおかずは何でもいい。逆に、「白身魚フライ+チクワ天」は、ほか弁が作り出した独自の型なのです。
ほか弁の類型とは異なる、独自型、独自解釈ののり弁当がここにありました。
「のり弁」といえども、いろいろあって面白いなぁ。と、勝手に感動。
ごちそうさまでした。
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